こんにちは、まっちゃんです。PCゲームプレイヤーならSteamは勿論ご存じだと思います。
SteamはPCゲームを安く簡単に買えるゲーム販売サービスです。
今日は自分がSteamで買って値段以上に満足できたゲームを紹介していきます。
2022年10月:プレイ時間が結構変動したので書き換えてます。記録日時のないものは2022年2月のものです。
2023年1月:2本追加しました。
2023年10月:大幅にプレイ時間の伸びたMordhauとRimworldに少々追記。
2024年3月:Dayzを追記
Skyrim
プレイ時間:201時間(VR版含めると257時間)(2022年10月現在)
雪国の大地を冒険するアクションRPGです。このゲームはかなり有名なので一度は名前を聞いたことがあるかもしれません。
とにかくボリュームが多いです。おそらく数千時間遊んでも遊びきることはできないでしょう。
ロールプレイングゲームを完全に自分目線で遊べる非常に没入感のあるゲームです。自由度も高く、見えるところはどこへでも行けるし、正義の味方として生きても悪の殺人者や盗賊として生きても良く、なんならメインストーリーを全く進めずに放浪することもできます。
一人用で長く遊べるゲームを買いたいなら間違いなく一番おすすめなSteamのゲームです。
elonaにハマった人なら絶対ハマる
よくグラセフが3D版elonaに例えられますが、個人的にはSkyrimこそ3D版elonaのように感じますね。
- 若干荒れたファンタジー風世界観
- とてつもない自由度
- 好き放題ロールプレイできる
- 特殊な効果のある武器を色々試せる
- 無数のダンジョン
elonaを冒険ゲームとして遊んでいた人は絶対ハマると思います。
elonaは2Dなので想像力が必要な代わりに武器もダンジョンもランダム生成なため無限に種類があります。Skyrimはイベントやダンジョンの数自体は開発者が作った分のみで有限ですが、数百時間遊んでもほんの少ししか味わえないくらいのボリュームがあります。どちらも現実的な時間の単位では無限に遊ぶことができるゲームと言えるでしょう。
PC版のSkyrimなら非公式のMODを入れれば武器、イベント、シナリオ、土地などを無数に増やすことができるので、それも含めれば本当に無限に遊ぶことができますね。
Skyrimには無印とSpecial Edition、Anniversary Editionの三種類があります。Special Editionを選んでおけば間違いありません。(無印がMODは一番多いがパッケージ版のみで画質等も古め、アニバーサリーエディションはできたばかりで対応MODが少ない)
Dayz
プレイ時間:110時間(2024年3月現在)
とにかくリアルなゾンビアポカリプスPvPvEオープンワールドサバイバルFPSです。
寒ければ風邪を引きます。生水を飲めばコレラにかかります。銃で戦おうものなら街中からゾンビが集まってきて食い殺されます。…クソゲーっぽいですよね?でもそこがおもしろいんです。
このゲームは慣れないうちは最初の1日を生き延びるのも大変です。初期装備の服はとても寒く生きているだけで体温が奪われますし、運が悪ければ民家を漁っても缶詰1つ手に入らないこともあります。突然雨が降ってきて更に体温が奪われることもありますし、ちょっとした物音に反応したゾンビ達に囲まれ、なすすべなく死んでしまうこともあります。
このゲームは基本オンライン専用で、サーバーに入って遊ぶことになります。当然他のプレイヤーと会うこともあるのですが、彼らが必ずしも友好的とは限りません。問答無用で撃ってくる人もいますし、ボイスチャットやテキストチャットで友好的なふりをして、こちらが油断したときに背後から攻撃を仕掛ける人もいます。中には平和的な人も存在しますが、多くの場合は敵対的です。
なにより、この世界にはチュートリアルなどというものはありません。ゲームを始めれば身の着のまま世界に放り出され、自力で生存しなければなりません。生き残るには適切な情報が必要です。日本語Wikiで大まかな情報は知ることができますが、10年以上アプデの続いているこのゲームでは古い情報も多く、細かいことを知るには英語のWikiを翻訳しながら遊ぶか、新しめの実況動画等を参考にして生き残るために必要な情報を集めていく必要があることでしょう。
そんな過酷な世界の中で、狩った野生動物を串に刺して焼いたり、街中で出会った他のプレイヤーとコミュニケーションを取ったり、焚き火のそばで荷物整理をしたりしていると、まるで自分が実際にゾンビアポカリプスの世界でサバイバル生活を成し遂げているかのような錯覚に陥ります。
ゾンビのはびこる世紀末の世界で、どう生きるか。村の民家で食料を漁って生き延びるもよし、山奥で自給自足するもよし、街に出向いて他の生存者から略奪するも、あえて友好的に話しかけてみるもよし。”RPG”でこそありませんが、”ロールプレイング”ゲーム、つまり世界に没入し、操作キャラになりきって遊ぶゲームとして、僕はこのDayzは最も優れたゲームの1つだと思っています。
最後にSteamレビューで上位表示されている、5000時間以上遊んだ方のこの一文がとても好きなので引用させていただきます。
「今日は何人殺したぜ!」ではなく「ああ今日も生きてログアウトできてよかった」そういうとてつもなく地味なゲームです
Craftopia
プレイ時間:140時間(2022年10月現在)
あらゆるゲームの要素を詰め込んだようなゲームです。アクションRPGとしても楽しめるし建築ゲームとしても楽しめます。
紹介記事も書いているのでよかったら見てみてください。ちなみに今も開発が進んでいるアーリーアクセスのゲームで、結構前の記事なのでこれ以降にも銃の追加であったり魔法効果の変動であったりと毎月のようにアップデートされています。
自分はひたすら冒険して武器を集めたり体力を増やしたりして自らを強くし、畑や発電所を拡張して生活を豊かにしていくような冒険系ハクスラゲームのような遊び方をしていましたが、クリエイティブな感性があれば色々作って遊ぶこともできます。
1枚目が弟の作った集落で2枚目が自分の使っている拠点。一言で建築と言ってもプレイヤーごとに個性が出て面白い。
Sid Meier’s Civilization® VI
プレイ時間:119時間(2023年1月現在)
シヴィライゼーション6、略してCiv6です。時間が溶けるゲームで、購入してからジャスト一か月で51時間もプレイしています。
自分は頭を使って遊ぶゲームは苦手だと思い込んでいたのですが、普通にハマっています。と言っても普通のプレイヤーと比べるとあまり考えていないと思いますが…兵隊を作りまくってコンピューターの敵国に攻め込むのが楽しいです。
このゲームは自分の国を発展させて何らかの分野で世界一位になることを目指すゲームです。軍事力で世界を制覇するか、科学力をもって宇宙開発を制するか、文化力を高め世界一位の観光名所を目指すか…あなたの判断によってどんな国ができるかが決まります。バランスよく、かつ特化して文明を成長させないといけないため考えることは多いですが、その分作戦が成功した時はとても達成感があります。
長期間ちまちま遊んでいるというよりかは遊ぶ日に一気に何時間~十何時間と遊んでいる感じです。止め時が難しいという意味ではクラフトピアにも似ていますね。
普段は7000円と高めなので、セール時を狙うのがおすすめです。DLCはたくさんありますが、なくても十分大ボリュームなので最初は本体のみで良いでしょう。
ストア画面右側、少し下に行ったところにひっそりとデモ版が置いてあります。(Windowsのみ)動くか心配な人はまず試してみても良いかもしれません。
Mordhau
プレイ時間:178時間(2023年10月現在)
中世ヨーロッパの世界観で、剣や槍を使って大人数で対戦できるFPS・TPSです。
超おすすめです。とにかく面白いので一度遊んでみてください。
武器はロングソードやハルバード、シミターなどRPGゲームで名前を見るような武器から、バルディーチェやアーミングソードなど日本では聞きなじみのない武器まで全て3Dのリアルな姿で見られ、そして使うことが可能です。
操作の自由度も高くマウスの入力に合わせて7方向の斬撃+突きが出せ、思った通りに操作できる感覚が非常に強いゲームになっています。
集団戦がメインなので、初心者でもスピアなどの長物で文字通り横やりを入れるようにすればある程度活躍できるでしょう。味方を回復できるメディバッグやエイムを活かせる弓もおすすめですね。
中世の武器が好きな人、リアルな近接武器格闘ゲームがしたい人、一風変わったFPSがしたい人など様々な人におすすめです。
一応補足しておくとデフォルトだとゴア表現(グロ)がだいぶあるので苦手な人は設定でオフにしておくのがおすすめです。
一番におすすめしているにも関わらず文章が以下で紹介しているものと比べて少ないですが、実際に遊んでみないとこのゲームの楽しさは表せないとも言えます。本当にうまく文章に表せないですがとにかく楽しいので買って遊んでみてください。
Rimworld
プレイ時間:184時間(2023年10月現在)
時間の溶けるゲームです。このゲームの1番の欠点はやめ時が見つからないこと。
コロニー運営シミュレーションゲームです。惑星に不時着した数人の入植者に指示を出し、寝床、畑、調理場など生きるのに必要な設備を建築し、土嚢やタレットを設置して時々攻めてくる蛮族から身を守りましょう。
最初は狩猟採集の原始的な生活を強いられますが、地道にプレイしていくことで大規模な農場を作ったり、各入植者に個室を与えたり、テレビや望遠鏡などの娯楽を提供したりと少しずつ生活を豊かにしていけるのが楽しく、達成感があります。
蛮族の襲撃や熱波・寒波、仲間候補との出会いなどのゲーム中に起こるイベントは一見ランダムに起こっているように見えますが、実はAIによって制御されています。イベントはある程度の周期で、一番盛り上がるタイミングで起こるため(悪いイベントを連続で畳みかけてきたりと厳しい一面もありますが)拠点の拡張と問題への対処をちょうどよいスパンで繰り返すことができ常にワクワクするプレイ体験を楽しめます。
見下ろし型の2Dゲームで軽量なため、グラフィックボードのないノートPCでも十分遊ぶことができます。Steamのクラウドセーブにも対応しており、出先でも続きから遊べるのがうれしいですね。
実はこのゲームの名前自体は数年前から知っていたのですが、ゲームの見た目で創造力がないと遊べないタイプのサンドボックス系ゲームかと思って敬遠していました。しかし実際には【サバイバルするというわかりやすい目標がある】【ただ拠点を拡張するだけでも楽しい】【プレイするうちに入植者達に愛着がわく】といった理由から、クリエイティビティあふれる拠点建築や効率的な資源管理ができなくても、ただひたすらより大きい、過ごしやすい良い拠点を作ったり、タレットを並べて防衛を強化したりと脳筋で創造力を使わない遊び方でも十二分に楽しめるゲームでした。(もちろん自分が低難易度で遊んでいる影響もあると思いますが)
このゲームはゲームが苦手な人や初心者にも優しい設定が用意されています。先述のゲーム内でイベントを発生させている”AIストーリーテラー”は3人おり、完全ランダムのランディ、徐々に手ごわくなるカサンドラの他に、ゆったりと拠点を建設する猶予をくれるフェーベがいます。難易度は6段階から選べ、通常未満の難易度でもEasyとPeacefulの2種類から選べます。(ちなみに筆者は現在フェーベ×Easyで遊んでいます。)また、チュートリアルがしっかりしているので何をすればいいかわからなくなることも少ないでしょう。
MODも充実しているので、文字通り無限に楽しめるゲームだと思います。
(2023/10追記)前回追記時(2023/1)が70時間ほどだったので、約1年で100時間ほど遊びました。入植者たちの生活を想像して眺めたり、過ごしやすそうな拠点を作ってあげるのが楽しいです。仕事をしたり、戦闘をしたり、時には喧嘩したりする入植者たちの生活を見ていると、キャラに愛着が湧いてきます。SkyrimやElonaが自分のキャラにロールプレイさせる1人称視点のRPGなら、Rimworldは入植者たちの個性を想像して遊ぶ、真の意味での三人称視点のRPGだと感じています。もちろん低難易度で遊んでいるから妄想メインで遊べているわけですが、難易度を上げればシビアな資源管理ゲームとしても遊べると思うとまだまだ先は長そうです。
Mount and Blade2
プレイ時間:57時間
序盤と中盤以降でプレイ感の変わる不思議なゲームです。
中世ヨーロッパ風のストラテジー・アクションRPGです。数か国が覇権を競い合う群雄割拠の世界で、どこかの国に所属し、もしくは自分の国を建国して世界の統一を目指すゲームです。
序盤はアクションRPGの要素が強いのですが、軍隊を率いるようになる中盤以降はストラテジー、RTS要素の強いゲームになっていきます。
最初は数人の仲間とともに1兵士として盗賊との小競り合いから始まります。アクションの操作感はMordhauに似ていて、マウスで剣を振ったり、弓で敵を射ったりして敵兵士を倒すことができます。
このゲームはとにかく数です。各ユニットの強さよりもユニットの数が多い方が基本的に勝ちます。強い兵士も囲まれるとアッサリ死んでしまうのです。序盤の数人~数十人同士が争う戦いでは戦闘アクションのプレイヤースキルが高ければ1.5倍~2倍程度の敵ならなんとかならないこともないです。しかし数百人~数千人規模の軍隊同士の戦闘になってくるといくらプレイヤー一人で数十人~百人程度倒したところで基本的に数の多い敵には勝つことができず、それを覆すには部隊の指揮能力や、有利な地形に誘導してから戦う、籠城する、そもそも戦わない判断をするなど戦略的な能力の方が求められるようになっていきます。
国を建国後は自国の運営も行っていくことになります。政策の制定、各地の拠点の設備強化、他クランの勧誘など組織運営ゲームとしての側面も持っているゲームです。特に政策は名声値、ゴールド、影響力などの各種資源を天秤にかけるシステムになっており、リソース管理が求められます。
部隊や国のトップとなる後半戦では、選挙に勝てないと城を攻め落としても土地がもらえないから独立するべきかまだ国の1クランとして雌伏するか、自分以外のキャラのスキル振り分け、部隊の賃金で赤字な資金をどう運営するか、僻地の自拠点を防衛するべきか敵の拠点を落とすべきか、など考えることが多くなって脳筋プレイヤーにとってはやや大変ですが、それでも大規模な軍隊を率いて行う攻城戦は楽しいですし、少しずつ大きくなっていく自国の地図を見ると達成感が沸きます。
難易度はかなり高いです。自分は最低難易度でヒーコラ言いながら遊んでいます。最低難易度なうえ、戦闘開始→プレイヤー一人で突撃し数十人倒して味方の犠牲が出る前に即撤退(数回繰り返し)→戦力を減らしてから本戦闘 の本来勝てない数の相手に勝つ裏技も使いまくっています。
KovaaK’s
プレイ時間:31時間
ゲームというよりはエイム練習ツールです。PCゲームを始めたけれど、銃や弓を使う時に敵に当てられないという人はこのゲームを遊んでみるとよいでしょう。
練習メニュー(シナリオと呼ぶ)を選んで練習するゲームで、ネットで「Kovaak シナリオ おすすめ」と検索すれば色々出てくるのでおすすめです。
the Hunter : Call of the Wind
プレイ時間:28時間(2022/10現在)
そこまでやりこんでいるわけではないけれど時たま無性に遊びたくなるゲームです。
なかなか変わったゲームで、リアルな狩りを体験できます。銃(クロスボウや弓もある)を使って動物をハントするのですが、動物に見つからないように接近する必要があります。
足跡や糞から動物の痕跡を追い、匂いで気づかれないように風下から近づき、姿で見つからないようにかがんで近づき、確実に当てられるまで接近してやっと銃で撃ちます。
それでも意外と動物は頑丈で、首や胸以外に当たった場合は半死の動物を追いかけ止めをさす必要もあります。
30分遊んで一匹も狩れないということもありますが狩りが成功した時の達成感はひとしおです。
有料DLCにはなりますが、気楽に狩りを成功させたいときはサバンナの追加マップがおすすめです。ここではそこまで頑張って追跡しなくても、開けていて見晴らしがよいので平原や水辺に動物を見つけることができます。Steamのコメント欄を見ると良いマップが分かるので、セール時に良さげなマップを本体以外にもいくつか買っておくと良いでしょう。
購入ページにDLCをあらかじめいくつか含んだバンドル版があり、少しお得に購入できます。自分は2019エディションで購入しました。(シルバーバンドルと中身は同じ)バンドル内の少なくともサバンナとバギーは入手しておいて良かったと思います。パーフェクトエディションなら最初からすべて入った状態で購入することも可能です。もちろん後で単体で買うこともできるのでお財布と相談して決めましょう。
Undertale
プレイ時間:57時間
言わずと知れた名作RPG。
世界観に非常に深くはまり込める奥の深いゲームです。色々あって考察をかなり見てから遊び始めてしまったけれどそれでも数年単位でハマっていました。
今の所まだNルートとPルートしか遊んでいませんがそれでも物凄いボリュームです。隠しをすべて見つけるのは不可能なほど要素があります。
非常に多くのセリフや文章があり読んでて楽しいです。さらに非公式翻訳パッチを当てて厨二でカッコいい雰囲気にして楽しむこともできるし、原文の英語のまま読んで日本語とのダジャレの比較をしたり英語の勉強に活かしたりすることもできます。
非常に人気なゲームでイラストや二次創作の動画などゲームの外でも多くの楽しみを見つけられ、長く楽しい時間を過ごせるでしょう。
前情報が少なければ少ないほど驚きも大きいと思うので、思い立ったら何もググらずすぐ買ってみてください。
以下おまけ
以下はおまけです。
短編おすすめゲーム
別記事にしようかと思ったらSteamであんまり短編ゲームを遊んでいなかったのでここで紹介することにしました。
ジラフとアンニカ
プレイ時間:6.4時間
3Dのアクションアドベンチャー系ゲーム(とボス戦だけ音ゲー)ですが難易度は低いです。
どちらかというとアクションと言うよりストーリーや世界観を味わうタイプのゲームです。優しく温かい雰囲気で絵本を読んでいるような気持ちになります。
癒し系のゲームを遊びたい人におすすめです。ボリュームは少な目だけど結構おすすめ。
One Shot
プレイ時間:8.6時間
メタ要素のある2Dの探索RPGです。
真面目にSteamにレビューを書いてみたら予想外に高評価をもらえて嬉しかったのでそのまま貼り付けてみます。
一個だけ追加で書いておくと(以下反転)
プレイ途中パソコンのデスクトップ背景が永久に失われるのでもう入手できないものを背景にしている人は以下のリンクの方法で背景画像を確保しておくこと。
のめりこまずに遊んでも並の探索RPGと同じくらいには楽しめるので気になったら買ってみるのもアリです。
Portal
プレイ時間:2.6時間
MinecraftのMODで長年名前だけは知っていたポータルをプレイしました。プレイ時間は短いですがクリアをしています。
その名の通り2つの平面をつなぐポータルを使って問題をクリアしていくパズルゲームです。
「思いつく→試す→成功する」の繰り返しを短いスパンで経験でき、パズルゲームではありますが爽快感があります。ちょっとしたアクション要素もあるのでそれも楽しいです。
気軽に遊べますが、一度遊びだすとどんどん先が見たくなる良いゲームです。
おすすめだけど難ありなゲーム
以降、おすすめ度の低いゲームも紹介していますが、向き不向きがあるだけでゲームとして面白いのは間違いないです。(どれもSteamレビューは高め)僕はハマらなかっただけであなたにはピッタリなゲームがあるかもしれません。ゲーム名を知ることができれば後はネットで検索すればいくらでも情報が集められるので活用してください。
Fallout4
プレイ時間:25時間
ゲーム自体はかなり面白いです。核戦争後の世紀末な世界を冒険することができます。武器はパイプピストルのようないかにも世紀末な銃からレーザーライフルのように少しSF風な銃まで色々あり、ロケーションも工場や崩れた都市、ロボだけの農場、廃材で作ったような街など様々で探検のしがいがあります。
ただロードがものすごく長いです。建物に出入りするたびに1分以上のロードを挟みます。あまりにロードが長いので気づいたらそんなに遊ばなくなっていました。
ゲームはSSDに入れており、ロード短縮MODを入れてこの有様です。雰囲気やゲーム体験などそれ以外の部分は非常に好きなので、本当にロードさえ短ければ神ゲーだと思います。
後はグロ要素は結構強めです。四肢や頭は余裕で吹っ飛ぶし、リアルなコックローチ(ゴ〇ブリ)や巨大昆虫、フェラルグール(ゾンビのようなもの)が画面外から急に出てきて驚かされることも多いです。楽しいですが疲れもするので長時間続けてのプレイにはあまり向かないと感じました。
The Outer World
プレイ時間:31時間
一人用のFPSです。SF風の世界観で、冷凍保存のまま放棄された仲間達を助けるために宇宙を奔走します。
面白かったのですが難点がサブイベントのワンパターンさです。だいたい会話開始→困りごとがある→現地に行って敵を倒す→お金をもらう、のパターンがほとんどです。スカイリムみたいに特殊な武器をもらえたり困りごとの解決方法がイベントごとに変わっていたりしたらサブイベントのやりがいがあったと思いますがそうではなかったので途中からはメインストーリーだけを進めていました。
どちらかというとアクションや銃撃戦目当てで買うより、NPCとの会話を楽しむ目的で遊んだら楽しいと思います。
Valheim
プレイ時間:5時間→21.7時間(2022/10)
2022/10追記:ザ・作業ゲーです。何をするにもひたすら素材集めです。作業が好きな人には向いているかもしれません。自分のように作業が苦手な人にとっては複数人で遊べるなら楽しいゲームです。ソロなら大変な素材集めも複数人で協力すれば結構サクサク集まります。ボスも一人だとかなり厳しいですが数人がかりで挑めばほかの人が狙われている間に攻撃を繰り返すことで戦うことができるちょうどよいバランスです。火打石や肉など一個ずつ集めないといけないアイテムには根気がいるのは変わりませんが、青銅の斧を作るところまで遊べば常に足りずストレスになりがちな木材もそれなりにサクサク集められるようになります。
下に書いているスキルに関してはレベル上昇による変化は割と緩やかなのでそんなに気張ってレベリングする必要はありません。わざわざ上げるというよりは普通に過ごしていてたまに上がるのを見て「あー結構この行動をとったんだな~」と振り返って楽しむ程度で良いでしょう。
画質はそこまで良いとは言い切れませんが、場の空気感や雰囲気はしっかりしています。長時間遊んでいればそのうち気にならなくなると思います。夜もある程度遊ぶと松明を持たなくても周囲を把握できるようになりますが、霧の日は視界がかなり悪いので遠出しないのが賢明です。
総評としてはマルチプレイできる人か、青銅のツールを手に入れるところまでは頑張れる根気のある人にはおすすめです。
根気のいるゲームだなー、という感想です。オープンワールドサンドボックスは好きなジャンルですがハマりませんでした。
先に進めるまでが長いです。おそらくガンガン装備をアップグレードしていくタイプのゲームデザインではないのだと思いますが、ツールを作るにしろ作業台をアップグレードするにしろ結構頑張って素材を集める必要があります。
スキルのレベル上昇も結構ゆっくりなので装備にしろスキルにしろ何を強くするにしても根性は必要だと感じました。
また雰囲気が暗めで夜になると真っ暗になります。さらにボクセル系でもないのにローポリなので雰囲気に関しては人を選びそうです。
※ボクセル(マイクラなどのように立方体で世界が表現されていること)
※ローポリ(ローポリゴンの略。カクカクしていてキャラやオブジェクトが昔っぽい。)
創造力が有ったら楽しいゲーム
他の人の実況動画などを見て面白そうで買ってみたけれど、創造力が足りなさ過ぎて遊べなかったゲーム達です。自分の場合実利しか考えられないせいかとりあえずある程度の規模まで発展させたら大抵そこで飽きてしまいました。
もしもこんな街があったら…もしもこんな牢屋があったら…と考える力があったらとても楽しめると思います。
Cities: Skyrines
プレイ時間:10時間
経済、エネルギー、住民、環境等の一通り整った街を作ったら満足しました。創造力があれば間違いなく長く遊べるゲームだと思います。
Kerbal Space Program
プレイ時間:3時間
宇宙に到達したらそこで満足しました。適当にパーツをくっつけてくだけでは大抵うまくいかないので、目標を立て続ける力、根気、勉強する力が必要です。
Prison Architect
プレイ時間:1時間
ほとんどチュートリアルしかやっていないような気がする…
自分だけの牢獄を作るシミュレーションゲームです。シティーズ同様、これも創造力があったら楽しめそうです。
マジで難しいゲーム
Kingdom Come: Deliverance
プレイ時間:34時間
マジで難しいです。ほんとマジで。
ネットの評判は大抵大げさめなことが多いですが、これに関しては本当に難しいです。というかレビューを鵜呑みにしていいゲームです。読めばどんなゲームかわかると思います。(購入ページの下の方にあります)
Mordhauと操作が似ている一人用RPGと聞いて遊んでみましたが、肝心の戦闘面についてもぜんぜん別物でした。思い通りにキャラを動かすタイプのゲームと思って遊ぶと痛い目に遭います。
ちなみに筆者は最初の村で動物を狩りまくってスピードと力と剣術を最大まで伸ばしてからなら逃走イベントで敵兵士を全滅できるのではないかと思って試してみましたが、最初の一人を倒すので精一杯で残りの数人は無理でした。
プレイ時間は34時間と長めですがそのうち20時間くらいは村で羊と牛を狩っていました(笑)本来の遊び方とは違いますが好奇心を満たすという意味ではゲーム体験を楽しめました。
超過酷でリアルな中世ヨーロッパを体験したい人、にはお勧めしますが、”ゲーム”を”遊び”たい人にはおすすめしません。
遊んでるときは楽しいんだけどなぜかハマらなかったゲーム
Terraria
プレイ時間:43時間
オンラインプレイのホストために何日か夜放置で開けっ放しにしていたので実際のプレイ時間はもう少し少なめです。
マインクラフトとよく似たゲーム性と聞いて遊んでみましたがかなり違います。おそらく慣れの問題ですがマイクラの感覚で遊んでしまうと気になるのは以下の点です。
- 原則敵の湧きつぶしが不可能(人数に限りのあるのNPCを近くに置くか、頑張って壁を張る必要あり)
- 音楽が穏やかでない(ドキドキワクワクな感じでスローライフっぽさはない)
- ピッケルの進化が遅い
- 武器の扱いにコツがいる
クラフトピアしかりelonaしかり自由度の高いゲームを遊ぶと大体自分は冒険して武具を漁り、自身を強化していくハック&スラッシュな遊び方をしてしまうのですが、例によってこのゲームもそう遊んでいました。それでもハマらなかった理由は長い時間遊んでも良い装備が手に入らないことが多いからだと予想します。プレイ感自体は面白いですが、宝箱自体が滅多になく、見つけても良い感じの武器が入っているとは限りません。得られる装備の強さが運に左右されがちで長いこと地下に潜っても大したものが得られないことが多いので飽きてしまったのではないかと考察しました。
また序盤のピッケルのアップグレードにも時間がかかります。鉄又は鉛を見つけられればピッケルを初期段階からアップグレードできますが、これも運が悪いと全然見つかりません。最初の鉛ピッケルを作るのに体感マイクラのダイヤピッケルの作成と同じくらいの労力と時間をかけたように思えます。銀/タングステン以上のピッケルを一度作ってしまえば比較的快適に採掘できるのでそれ以降はストレスフリーなんですけどね…
更に良いアイテムを作ったり入手したりしても、これも運が悪いとマイナス効果のコンディション(マイクラで言うエンチャント)がついていることがあります。せっかく苦労して上のグレードのピッケルを作っても、いざ作ってみたら良いコンディションの付いた前のピッケルの方が強いということもあったので残念でした。
総合としてゲーム運が悪いと楽しみにくいと感じます。またマインクラフトの先入観がなければもっと楽しめたかもしれませんね。
ふと気づいた事
この項目について記事を書いていて自分のゲームの趣向について、労力と成果が比例以上に進むインフレ気味に自分を強くできるゲームが好きなんだなーと気づきました。書いてみないと自覚できないものですね。
ゲーム内で作業をやっているとき自体は好きですが、ふと振り返った時に「え、これだけ?」と成果について気になってしまうと飽きてしまうようです。
逆にひたすら作業をしてひと段落した時に「おぉ~、かなり進んだな…」と思えると楽しく思えるみたいですね。今回紹介したゲームの中だとクラフトピアとKovaakがそれに当たりそうです。
この辺の作業と成果についての価値観でも好きなゲームが変わってきて面白そうです。以上、余談でした。
Ark: Survival Evolved(番外)
プレイ時間:12時間
迷っていましたが無料配布の時に入手しました。モバイル版とちがって一回殴った時の資源の採取量やスタミナの減り具合、テイムにかかる時間などを自分で設定できるので一気に長時間遊べないときでも遊べて楽しいです。容量に関しては予想通り大きいです。マップDLCを2種入れた状態で188GBあります。ちなみにこれはEpicGames版もありますがネット通信に不具合があるのでSteam版を強くおすすめします。
絶対に面白いのは分かっているけれど買うか迷っているゲームです。結構前にスマホ版のArk mobileで友人とかなり長期間遊んでいました。恐竜のテイムや恐竜同士の戦闘がメインですが、人間のみでのサバイバルゲームとしても十分面白いです。自分は動画広告で入手した超強力な銃を使って恐竜と戦って遊んでいました。いかだを拡張して船型の拠点を作り世界を旅するのも楽しかったし、プテラノドンなどの翼竜を使ってすばやく移動するのも楽しかったですね。資材や経験値も割と気前よく手に入るので飽きずに遊べていた気がします。購入を迷っている理由は2つあり、1つは既にスマホ版で十分すぎるくらいにゲーム体験を味わえてしまっているということと、もう1つはゲーム容量が非常に大きい(200~300GBあるらしい)ことです。ある程度良いスマホをお持ちでしたらまずモバイル版から遊んでみるのもおすすめです。少なくとも2019年当時にiPhone6sでも動きました。
APPストア:https://apps.apple.com/jp/app/ark-survival-evolved/id1280480538
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.studiowildcard.wardrumstudios.ark&hl=ja&gl=US
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