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英語初心者からTOEIC600点超えを目指す勉強法(完全主観)

こんにちは、TOEIC905点のまっちゃんです。
今回はご要望を頂きまして、TOEICの勉強法について記事にしました。

ターゲットはこれくらいのレベルの人です。

・中学高校では人並み前後の成績だった。
・英語にやや苦手意識がある
・学校卒業後は英語に触れていない

最後の項目に書いてあるとおり「自分がTOEICで高得点を取るために使った方法」というよりかは「自分が初学者のときを思い返しながら考えた方法」ですので、実際に役に立つかどうかは使ってみないとわかりません。それでもよろしければ最後までお付き合いいただけると幸いです。

一応証拠画像です。自慢はあまり好きではないのですが、信頼性担保のためです。ごめんなさい。
目次

【最重要は単語】

このレベルで重要なのが単語と文法、特に単語を暗記することです。

なぜ単語が重要かと言うと、単語を”知らなければ”、どれだけ頭が良くても文章を読むことはできないからです。

最悪の場合文法がわからなくても単語をつなぎ合わせていけば読み取れることもあり、熟語がわからなくても単語の意味から推測できる可能性もあります。しかし単語は違います。知らない単語は絶対に読めませんし、聞き取れません

この段階での英語の勉強はとにかく単語をひたすら暗記していく必要があります。
英語の勉強は序盤が1番辛いです。詰め込み式の勉強になるのでここは気合で頑張ってください。

英単語帳は「出る単特急 銀のフレーズ」が人気です。より人気が高いのは同じ出版社の「金のフレーズ」の方ですが、600点を目指す段階であれば基本的な単語から学んでいくことができる「銀のフレーズ」の方が適しています。
参考:http://toiguide.jp/kinfureginfure/

ただ実はこの「◯のフレーズ」の単語帳、左ページが穴開き、右ページが英単語とその意味、となっていて、赤シートを使って勉強しようとすると英語の綴りを当てる必要が出てくるんですよね…(添付画像)

画像は金のフレーズ


個人的には「英単語はずっと見れて、赤シートで日本語の意味を隠せてそれを当てることで覚える」タイプの方が好きなので、大学受験用に買った単語帳の方をよく使っていました。(捨ててしまったので名前は思い出せないです。すみません…)

書店に趣き、「自分のレベルに丁度よい、レイアウトが見やすい」と思ったものを買われるのも良いでしょう。
(TOEICでは一般の語以外にビジネスの場特有の英単語も出るため)600点を目指すのであればTOEICに特化した単語帳が必要ですが、もし英語に苦手意識があるなら自分にとって読みやすい単語帳から初めたほうが地力がつくと思います。

勉強方法は自由です。おすすめは「単語の読みとその意味を10回ずつ声に出して読むこと」です。カタカナ英語でも自分で発音しておくことでリスニングで聞き取りやすくなります。数ページ終わったら赤シートで(可能なら意味の方を)隠して、自分が意味を覚えられたか確認します。わからなかった単語にはチェックを入れておくと後で復習し易いです。

【フィーリングより理屈派なら文法書も】

私は文法に関しては実際に英語を読んでいくことで感覚で覚えて行きました。もしフィーリングで覚えるほうが得意なのであればTOEICの模試などで英文に触れていくことで正解を覚えていくのも一つの手です。

逆に、理屈で覚えていくほうが得意なのであれば文法の参考書もあったほうが良いでしょう。
文法書の選び方についてはこちらのサイトがわかりやすかったです。イメージか理詰めか、細かく解説かざっくり解説か、の4分割でおすすめ英文法帳を分類しており、ご自身に合う文法帳を探せることと思います。

参考までに、私が大学受験の時に(高校の指定で)購入した参考書は「英文法・語法Vintage」です。分厚いですがこの1冊で必要な文法のほぼすべてを網羅していると思います。

【熟語の優先度はそれほど高くない】

個人的には熟語の優先度はそれほど高くないと思っています。必要なものは単語帳に乗っているものが多く、また単語から推測できるものもありますし、自ら勉強しなくとも「直訳すると意味が通らない」文章に出会った時に、毎回インターネットで検索することで少しずつ潰して行けるからです。

体系的に勉強する方が好みであったり、なるべく隙を減らしてから受験したいなど、余力が有る場合は熟語用の参考書を買うのもよい選択だと思います。

【模試を使って苦手分野を潰す】

何かしらの英単語帳を一通り読み終わったら、一度模試に挑戦してみましょう。使った単語帳はTOEIC用でなくても構いません。

模試といっても試験場に行く必要はなく、書店かオンラインで一般販売されている「TOEIC公式問題集」という本を購入すると、それにTOEICの試験と同じ構成のテストが収録されており、記載されている指示に従うことで自宅でTOEICと同形式の模試を受けることが可能です。CDも付属しており、リスニングテストも本番と同じ45分間受けることができます。(リーディングは75分です。自分でタイマーをかけましょう)

終わったら答え合わせと、見直しをします。付属の解説を見て、リスニングパートであれば「ここはこの文章を喋っていたのか」リーディングパートであれば「この文章はこういう意味だったのか」とテストの内容を理解し直しましょう。

初回はテストの形式に戸惑うことで実力より低い得点が出ると思います。公式問題集はちょうど2回分のテストが収録されているので、もう1回分も受講しましょう。

※TOEICのテスト及び模試は1回2時間、答え合わせと見直しを含めると4時間はかかるので、複数日かかって大丈夫です。忙しい場合は「リスニングパートだけやる日」と「リーディングパートだけやる日」を分けることも一つの手です。ただしその場合も答え合わせと見直しは同日に行うほうが記憶が定着するためおすすめします。

【自分の弱点に対応した学習をする】

模試を2回行い、答え合わせと見直しを行うと、自分が問題を間違える理由がわかってくると思います。

そもそも設問、問題文、回答の英語が読めない場合は、単語力が不足しているので単語帳をやり直します。「何がわからないのかわからない」という問題も語彙力を増やすことで軽減可能です。ここから先はTOEIC用の単語帳を使うと良いかもしれません。

読むスピードが足りないのであれば模試をたくさん解くことによって速読に慣れましょう。TOEICのテストは形式がほとんど変わらないので、速読力を鍛える以外にもテストの型に慣れることでもスピードアップできます。

語彙、文法問題が解けないのであれば文法書を読み直すのも良いですが、それらが出るパート5の対策に特化した問題集を買うことも手です。(※青文字のリンク先は問題集が色々ありますが、可能なら書店で立ち読みして自分に会うものを探すと良いと思います。)

リスニングが解けない場合、その原因が「英語が聞き取れていないから」「そもそも知らない単語が多いから」なのかで対策が変わります。

知っている英単語以外は聞き取れませんので、もし後者の場合は単語力を強化します。この場合はリーディングでもわからない単語が多いでしょうから、そこでわかると思います。

単語は知っているのに英語が聞き取れない場合は書店かオンラインでリスニング対策の問題集を購入します。インターネットで探す場合は「TOEIC リスニング対策 問題集」で検索するとよいでしょう。
可能であれば「洋楽」「洋画」「Youtube」などで英語の音声に日常的に触れられると耳が英語に慣れてきます。何か一つ楽しんで聞けるものがあるとやりやすいです。

※公式模試は1~10まであります。数字が大きいものの方が最新の模試に近い作りとなっています。長期間の勉強で複数模試をやる余裕があるのであれば、少なくとも10は最後の確認にとっておき、数字の小さいものから買うのをおすすめします

TOEIC公式問題集:「」「」「」「」「」「」「」「」「」「10

(例えば2ヶ月の勉強なら8週間あります。1週間に1回模試をやるとして、1問題集に2テスト分入っているので4冊としたいところですが、同じテストを復習するのも勉強になります。2冊(4テスト分)買って2回ずつ繰り返すなら2冊で十分です。この場合なら新しい方から順に「9」と「10」を買うのが良さそうですね。)

※2024/6現在の情報です。今後もTOEICの公式問題集は新しいものが発売されていくと思います。

【テスト1ヶ月前からは模試を重視しよう】

先ほども少し書きましたが、TOEICのテスト形式は基本的にほとんど変わらないものです。(時代に合わせて多少変化することはあります。)

ある程度の単語力があることが前提ですが、模試をやることでテストのパターンがつかめてきます。自分の単語力や読解力といったスキルはそのままでも、テストの形式に頭が順応することで取れる点数が高まるのです。

その上模試ではリスニングや長文読解に触れることになるため、答え合わせをするだけでなくちゃんと解説をよく読み、理解していけばそれらの能力も向上していきます。知らなかった単語をノートにまとめておけば単語力の養成にもなるでしょう。

リスニングに関しては可能なら解説を読む時、読んでいる部分の音声をもう一度再生し、(解説に書いてあるのを読みながらでも良いので)聞き取れるようになるまで練習することをおすすめします

さて、ここで小見出しのタイトルについて。

もちろんテスト本番まで日にちがある場合でも、定期的に模試をやることで自分のレベルアップの度合いを確認できるので、それは是非行ってください

ですが先述の通り模試には試験に体を慣らすことで本番に強くしてくれる効果もあるため、特にテストまで残り日数が少ないときは模試の頻度を増やすことでより本番で高得点を取りやすくなることでしょう。TOEICだけに全力を注げるのであれば2~3日に1回は模試をやれると良いですが、そうでなくとも1週間に1回は模試をできると感覚が抜ける前に次の模試に触れられて良いのではないかと思います。

【私のやり方】(600~700点から900点を目指す人へのアドバイス)

私は大学受験の時にすでに700点レベルまで基礎固めをしてあり、TOEIC用に行ったのはむしろ試験の形式に体を適応させることでした。

勉強期間は1ヶ月です。「公式TOEIC問題集10」と、「でる模試600問」の模試を計2回ずつ繰り返して行いました。前者は模試2回分、後者は模試3回分が収録されているので計10回ですね。計算上3~4日に1回は模試を受けていたと思います。ほかは金のフレーズを少し読んだくらいです。

結局TOEICは聞き取れて読めれば点が取れるので、「覚えている単語を増やすこと」「問題の形式に慣れること」の2点が最後まで大事だと思いました。

最後に、これはある程度得点が取れる(600点~700点台)状態からかなり点が取れる(900点台)ようになるときのアドバイスであり、最初から役に立つかどうかはわからないですが…(また短期的なものではなく長期的な成長法ですが)

・日常的に英語に触れること
・わからない単語が出てきたらすぐ調べること

この2点を徹底すると、努力してる感をあまり感じずに自然とレベルアップすることができます。

動画、Webサイト、音楽などで英語を読んだり聞いたりすることを日常的に行うと、自然とリーディング力もリスニング力も上がってきます。
そこでわからない単語が出てきたらすぐに調べて復唱することで、知らない単語を1つずつ潰していくことも可能です。

後はテストが近くなったらそれに合わせた模試で体を慣らしたら(TOEICしか試していないので確証はできませんが)地力によって良い点が取れるはずです。

ただこの方法をやるにはどのコンテンツに触れるにしても「知らない単語より知ってる単語の方が多い」状態に持っていく必要があるので、結局できたら700点、最低でも600点レベルくらいまでは地道に英単語の勉強を行っていく必要があります…

その壁を超えたら情報収集や趣味に英語を実用できるようになり、英語そのものが楽しくなります
また机に向かって勉強するときも間違いより正解の方が多くなって、丸付け後の復習の時間が減るためより加速度的に上昇できるはずです。

※「出る模試600問」はかなり難しかったです。800~900点台を目指す人向けだと思います。最初は実際と同じレベルの問題が出る公式模試をおすすめします。

※2019年に公式模試の「3」、2022年に公式模試の「6」を使いました。どちらも今やっても勉強になると思います。

※公式問題集以外の模試はモノによって難易度にバラツキがあります。購入前にインターネットで「(問題集の名前) 難易度」で検索することをおすすめします。

最後に余談ですがTOEIC900点の実力についてはこのサイトに書いてある内容に全く同意します。実はそんなにすごくない。けれど英語を話すうえでTOEICの基礎力は大事になる。そんな感じです。

実際英語は読むことと聞くことができるだけで情報収集やエンタメを楽しむことに実用できるようになります。自分の場合はゲーム情報を収集する時やYoutubeで面白い動画を見る時ですね。

おわりに

最初が1番辛いと思いますが、受験者さんを応援しています。頑張ってください。

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