こんにちは、まっちゃんです。皆さんはエイム練習ゲームをしてみようと思ったことはありますか?
FPSやTPSで遊ぼうと思っても撃ち合いに勝てないと一方的にやられて悔しいし楽しくないですよね。
僕は今友人の間で流行っているAPEX LEGENDSで全く戦力外なのが悔しくてエイム練習をしました。
エイム練習で調べるとKovaakというエイム練習ソフトが良く、その中でもAscendedTrackingという練習モード(シナリオ)が優れているという情報がありました。
セールで860円で買えたこともあり早速買ってプレイしてみました。
初めてKovaakのAscendedTrackingをやった時は難しすぎて「こんなのできるようになるはずがない」と思いましたが、一か月間毎日10分ずつ練習するうちに間違いなく、少しずつ上達していきました。
まだ上手いと言えるレベルには到達できていませんが、少なくともデータ上の過半数を超えることはできたので感想と、成長によってどれくらいAPEXで戦えるようになったかを書いていこうと思いました。
※あくまでもエンジョイ勢の意見です。ほとんど主観なので間違っている部分も多々あると思いますがご了承ください。
何点あれば戦える?
まずは自分がAscendedTrackingのスコアの段階ごとに、APEX LEGENDSのカジュアルアリーナで体感どれくらい戦えたかを書いていきます。
あくまで自分の主観であり、しかもアリーナのカジュアルなのであまり参考にはならないかもしれません。また索敵能力や身を隠す能力によっても違いが出ると思います。
結論から書くと、連射武器で楽しく遊ぶ(たまに撃ち合いに勝てる)のが目的なら最大スコア5000点、タイマンでの勝利が普通に得られる状態が目的なら最大スコア7000点あれば楽しめると感じました。
以下で、各点数でのAPEXアリーナを遊んだ感想を詳しく見ていきましょう。
※1日の平均得点で見ています。
3000~4500点:一方的に負ける
僕が初めてプレイした時は得点が3300点、正確さが30.2%でした。この段階だと味方が最大限削った後の一発以外でのキルはほとんどありません。正面での打ち合いはほぼ100%敗北します。
あまりに負けるのでこの時正直APEXはメンタルトレーニング用のゲームだと思っていました(苦笑)
全く何もできずに、酷いときは一発も当てられずに死亡することが多かったです。
自分の場合敵を追い続けるのが苦手で、単発撃ちはわずかに当てられたのでこの時はウイングマンにハマっていました。もし追いエイムが苦手なだけで他のシューティングゲームはそれなりに遊べたと言う方はこの段階では単発銃がおすすめかもしれません。(過去記事参照)

4500点~5500点:戦いになる
数日練習して、平均点は4000点代が多いですが、調子が良いと5000点代に届くようになりました。こうなってくるととりあえず戦いの体をなすことができるようになります。
撃ち負けることがほとんどですが、敵のアーマーを削り切るくらいはできるようになり、一方的に撃たれるのではなく「撃ち合い」になるので”戦いっぽく”なるようにはなります。
完全に蹂躙されるのではなくある程度のダメージを与えて負けられるようになるというわけですね。
味方がアーマー全部と体力少しを削ってくれていればキルを取ることもできるかもしれません。まだ楽しく遊ぶには程遠いですが、連射武器でもゲームとして”遊ぶ”ことができるようになります。
5500点~6000点:停滞(たまに勝てる)
12月11日から19日の1週間ちょいは「マグレで6000点に届くことがまれにあるけど基本5000点代後半」という停滞期でした。
この段階からは“戦いっぽい敗北”ではなく”戦い”ができるようになります。負けの方が多いですが味方と協力することでキルを取ったり、運や調子が良ければ1vs1の撃ち合いでも勝てる兆しが見えたりするようになります。
AscendedTrackingの練習スコアこそ伸び悩んだものの、APEX自体はかなり楽しんで遊べるようになっていたので良かったです。
人によって時期は違いますが停滞するときがあると思います。それでも続けていたら一気に成長が見えるブレイクスルーが来たので良かったです。
5500~7000点:実力でのキルができるようになる(カジュアルアリーナ)
しばらく停滞していたのですが、ある日突然スコアが上昇しました(12/20から)。大抵の場合6000点を超えるようになり、調子が良いと8000点に届くこともあります。
AscendedTrackingの平均得点(全プレイヤーの最高得点の平均点)が大体6200点ちょいなのですが、それを日常的に超えられるようになります。
実際負けより勝ちの割合の方が高くなり、ついにはアリーナのシーズンキルレートが1を超えました。(凄いことではありませんが基本エンジョイ勢の自分としては珍しいことでした)
かなり楽しく対戦ができるようになり、チーム全員のピンチを自分一人でひっくり返すこともありました。
仲間と遊んでいるときもお荷物になっている感じを味わわずに思いっきり戦うことができるようになります(仲間のレベルにもよるかもしれませんが…)
結論の繰り返しになりますが、平均6000点、最大得点7000点を超えてくると遊びの世界が変わってきます。単純に負けより勝ちが多くなるので楽しく感じるというのもあるかもしれませんが、考えなくてもエイムが吸い付いていくような感覚を味わえるようになります。
「マウスで的を追い続ける」という動作を脳が学習して、あまり意識しなくてもできるようになったのでしょう。この感覚を味わうのもかなり楽しいです。
(1か月プレイ後の追記集は長くなったので一番後ろに移しました。)
遊んでみた感想
ここからはKovaak’sを実際に遊んでいって思った感想や嬉しかったことです。何気にエイム練習ツールとしてだけでなくゲームとしても楽しませてくれました。
成長を実感できる
とにかく自分の成長を実感できます。練習の結果は毎回グラフで表示され、前回との点数比較や、スコア以外の命中率や1キルの平均時間なども確認できます。その場のブレで上がったり下がったりすることはありますが、基本的に日ごと週ごとで見ていくと時間が経つたび、練習を重ねるたびにグラフが上がっていくのを見ることができます。
積み上げてきたものが視覚的にわかるのでモチベーションが非常に湧きやすいです。少なくとも自分はとてもやる気が出ました。
もし今勉強が嫌いな人がいたら、テストの点数を毎回記録してグラフにしてみたらやる気が出るかもしれませんね(笑)
また数値はただの飾りではなく、ちゃんと自分の追いエイムのスキルを反映しているので、数値が上がるたびにAPEXでも撃ち合いに勝てるようになっていくのを実感できます。実際に他人と対戦するときにも練習の成果を感じられるのは嬉しいです。
ゲーム性がある
このゲームのBOTの動きはワンパターンではありません。左右に大きく動くこともあれば、小刻みに揺れることもあり、あるいはジャンプすることもあります。これは実際のFPSの相手の動きに似ていて練習になるほか、ひたすら弾を当てることだけに集中して楽しむことができます。
APEXのエイム練習と言えばリコイル制御を学べることもあり射撃訓練場がおすすめされますが、的は動きが規則的で、パスファインダーで動かすBOTは撃たれるのを気にしないといけません。先述した通り得点が記録されることも含めてゲームとしては射撃訓練場で練習するよりAscendedTrackingで練習した方が僕は楽しく感じました。
もちろんプロの方々やうまい人が言うことは間違いないので、強くなりたい人はひたすらエイム練習ソフトをやるより射撃訓練場を活用した方が良いでしょう。
僕は練習も含めて楽しく遊ぶことを重視するので、自分が楽しいと思った練習をしています。
習慣化のコツをつかんだ
僕はこれまで強制されてきたこと以外で毎日の習慣を付けられたことはありませんでした。大体最初はやる気があってもすぐに辞めてしまうか、断続的になります。自炊もランニングも筋トレもTwitterも英語とプログラミング学習も何もかもそうでした。実際このブログも最初は毎日更新を目指していましたが、現在はネタが思いついたときの不定期更新です。
しかしKovaakのAscendedTrackingは一プレイが1分半と短いこともあり手軽に取り組み始めることができます。そのおかげか忙しかった27日以外毎日欠かさず続けることができました。
遊びのための練習なのでそんなに褒められた習慣ではないかもしれませんが、それでも“毎日”の習慣を身に着けることができたのは自分にとって大きな一歩でした。
何事も続かない、3日坊主の人こそこのゲームを試してみて欲しいです。何かきっかけがつかめるかもしれません。
追記:自分は習慣化について「毎日5分から、10分からなら続けられる」というよくある手法を試しては失敗していたので、そういう人はこのゲームのように“1分半から”初めてみたら、ひょっとしたらうまくいくかもしれないですね。
AimLabよりKovaak’sの方がおすすめな理由
話は変わりますが、僕はKovaak’sを始める前にAimLabをそこそこ遊んでいました。
AimLabは無料で遊べるので選んでいました。結論としては、フリックエイムを鍛えるには有効かもしれないけれど、追いエイムを鍛えるなら断然Kovaak’sの方が良いと感じます。(フリックエイム=瞬発的に敵を狙う能力、追いエイム=照準を敵に合わせ続ける能力)
練習メニューの選びやすさはAimLabの方が上です。文字だけのKovaakとは違いAimLabではイラストがついており、またAIがおすすめのメニューを教えてくれます。メニューに関してもそれなりの量があります。
しかしAimLabは追いエイムに関しては弱いです。種類は色々ありますが、大体球体が同じスピードで動くもので実戦に即しておりません。
確かにKovaakはメニュー選択が少し複雑ですが、一つのメニューを遊び続けるだけでも実際のゲームでの成長を感じられるので問題ないです。
自分はAscendedTrackingの他にもたまにプレイリスト(一連の練習メニュー。複数種の練習を連続して行う)のBasicやAPEXを遊ぶのですが、AscendedTracking以外の練習メニューでもKovaakの方が実戦のどの場面で役立つかをより想像できる練習メニューが多く感じます。
初めてのパソコンを買ったばっかりなどで、まだ3D画面でのマウスの操作自体おぼつかないというのであればAimLabも良い練習になりますが、FPSの勝率を上げたいのであれば、1000円(セール時ならもっと安い)を投資してKovaakを入手するのが良いのではないかと思います。
おわりに
エイム練習ソフトについては賛否両論ありますが、少なくとも自分はKovaakを遊ぶことで勝ったり負けたりするレベルまで楽しみながら上達することができたので感謝しています。
アリーナではある程度戦えるようになりましたが、バトロワだとまだまだ完膚なきまでにやられます。友人と遊ぶのはバトロワの方が多いので、こっちを楽しむには索敵や射線管理を練習する必要がありそうです。
FPS、特にバトロワではエイムだけが大事なわけではないですが、エイム練習をすることで自分のゲーム体験が以前と比べて非常に楽しいものになったのは間違いないです。
↓Kovaak’sのSteamのリンク
https://store.steampowered.com/app/824270/KovaaKs/
追記:
あまり関係ないですが、エイム練習をしてから近接FPSのMORDHAUでも敵を画面の中心にとどめておくのが非常に楽になりました。銃のFPSほどグッと勝率が上がるわけではありませんが、近接系FPSプレイヤーにもエイム練習はおすすめです。
https://store.steampowered.com/app/629760/MORDHAU/
↑MORDHAU面白いからAPEX民も遊ぼう!(ダイマ)
一か月記録後の追記
※1週間やってなくてもそこまで成績は落ち込まない(2022/1/3)
平均7000点より先の世界にはまだたどり着いていません。ネットを見ていると10000点から伸び悩むという人が多そうなので、そこまで行ったらエンジョイで遊ぶ分にはかなり快適そうかもしれませんね。
ここから先頑張るかは不明です。冬休みでしばらくAPEXもKovaakも触ってなかったのでガクッと落ちてて元に戻すのが大変かもしれないので…

追記:意外と大丈夫でした。部活動などでよく言う「一日休んだら3日分衰える」と言うのは少なくともエイム練習には当てはまらないのかもしれません。ただエイムがガクガクして狙いづらかったです。確実にうまくなりたい方は少しずつでもいいので毎日練習した方が良いでしょう。
今後もそれなりに取り組んでいこうと思うのでまた進展があったら書き足していくかもしれません。
2022/2/8追記:平均7000以上が安定化 正直プレイ感は変わらない

最近やっと平均7000、最大8000が安定して出せるようになってきました。
12/26から2/2まで1か月ちょいほぼずっと6000点代で伸び悩んでいましたがここ数日成長できています。やはり伸び悩みの時期とブレイクスルーの時期が交互にやってくるので忍耐力は必要ですね。とはいえ1月は数日に一回のペースでしか遊んでいなかったので成長スピードが遅いのも致し方なしでしょう。やってなくてもそこまで能力が失われることはありませんが、伸びるスピードが格段に落ちるのかもしれませんね。早く上手くなりたい場合は毎日練習した方が良さそうです。
ちなみに大事なAPEXを遊んだ感覚ですが、正直あんまり変化を感じないです。敵に吸い付かせるエイムはそれなりにできている感覚があるし、強い人には負けるし弱い人には勝ちます。ひょっとしたらAPEXを遊ぶにはKovaakのAscendedTrackingで6000点もあれば十分で、残りは立ち回りやキャラコンの方が重要なのかもしれませんね…
よくAPEX好きな友達が「APEXはエイムより立ち回り」と言っているのですが、ひょっとすると遊んでいたら自然と6000点レべルのエイム能力が身について後は立ち回りを学ぶだけという人も多いのかもしれません。
2022/2/10追記:平均8000超え 謎の急成長

驚くべき急成長。7000代が安定してきたと思ったら昨日今日で飛び級して8000代にたどり着いてしまいました。最大スコアも9000を超えて、目標の10000点越えが近づいてきましたね。やはり何事もブレイクスルーの時期が一番楽しいです。
2022/5/18 三か月振りにプレイした結果

ブームが落ち着いたのか、身内でAPEXをやる機会が減ったので自然とKovaakで練習する機会も減りました。3か月ぶりにプレイしたところ9000点近くまで上昇していたのが7500点ほどと、1月の停滞期と2月の急成長の中間くらいのスコアに収まっていますね。
一人で遊ぶ分にはバトルフィールドなどの数発で倒せるゲームや、最近はVRのFPS(これも数発でキル可能)をプレイすることが多いので今後AscendedTrackingの調査を続けるかは身内のAPEXブーム次第でしょう。
(AscendedTrackingを久しぶりに遊んだら開始直後に自キャラが少し跳ねるようになったのはこの3か月で変化があったのか、あるいは元からでしょうか…視点がブレてやや遊びにくかったです。)
ちなみにAPEXのカジュアルアリーナでの戦績ですが(シーズン12終わり際)、これも久しぶりに遊んだ結果キルレートはシーズン11でちょうど1だったのが0.42まで減少しました。それでも30-30リピーターなどはやはりよく使えたので、追いエイムの練習とリコイルコントロールが大切なのでしょうね。
APEXは普段自分が遊ぶゲームと比べて遮蔽が少ないので常に射線を考える必要があるのと、味方の状況把握が必要なのが独特なので遊ぶときは意識する必要がありそうです。
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