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正式リリースされたVRFPS「Zero Caliber」をプレイした感想レビュー(超辛口)

2023/7/31に正式リリースされたVRFPSの新作(アーリーアクセスは2018年から)「Zero Caliber」をプレイした感想のレビューです。

先に結論を書いてしまうと、

ソロ・協力プレイで現代ミリタリー風キャンペーンを遊べるゲームとしては唯一無二!!

一方で、一人で銃を触ったり改造したりするソロFPSとしてはH3VR、カジュアルな対人戦FPSとしてはPavlov・Contractorsに見劣りする…

というのが正直な感想です。

「現実的でミリタリーな雰囲気で、ちゃんとボリュームのあるキャンペーンモードを一人で(もしくはフレンドと)遊びたい!」という人にはドンピシャで刺さるゲームだと思います。

注意点:数時間しか遊んでいない人のレビューなのであまり参考にしないでください。しかもほとんどフィーリングで書いています。さらにだいぶネガティブ気味です。

↓参考:プレイ動画

正式リリースされた新作VRFPS「Zero Caliber」の辛口プレイレビュー(の動画版(の一部))正式リリースされた新作VRFPS「Zero Caliber」の辛口プレイレビュー(の動画版(の一部))
目次

良い点:ミリタリー系でボリュームのあるキャンペーンモード(ストーリーモード)が遊べる!

(見逃しているゲームもあるかもしれませんが)、現状VRFPSでガッツリ現代ミリタリー系の雰囲気で、軍事もののストーリーのあるキャンペーンモードを遊べるのはこれだけです。

有名所で言うとPavlovやOnward、Contractorsはストーリーモードがないですし、Half-Lifeシリーズ(Alyxだけでなく1,2もMODでVR化可能)やBoneworksはSF風のストーリーで、謎解き要素もあり、Alyxに至っては架空銃です。H3VRは一人用FPSとしては最高の出来ですが、ストーリーモードはなく敵にいたっては人ではなくソーセージです。

そんな中このゲームは軍服を着て、実銃を持ち、テロリスト集団と戦うことができます。(現状日本語化がなくリスニング力か素早いリーディング力がいるので把握していませんが)、ストーリーも現実的なミリタリーもので、最初から最後まで繋がりのあるものです。

たまにオブジェクトを触ることはありますが基本的に謎解きはない(毎回行くべき場所にピンが刺さる)ため、ひたすら「戦って→移動して→戦って…」のループを楽しむことができ、謎を解くより戦いたい人にはぴったりです。

ちょうどCoDやBFのストーリーモードのように、ストーリーの主役として入り込んで遊ぶことができます。

正直な話各項目で比べると他にもっと優れたゲームがあったり、細かい点で気になる点がいっぱいあったりはするのですが、しっかりと雰囲気のあるキャンペーンモードを遊べるというだけで買う価値のあるゲームです。

このゲームがおすすめな人

というわけでこのあとではこのゲームの気になる点や困った点をつらつらと書き進めていくわけですが、その前にこのゲームがおすすめな人を。

現状色々な選択肢がある中であえてこのゲームをおすすめするとしたら、その対象は2パターンあります。1つ目は「友人と一緒にミリタリー系VRのFPSを始めてみたい人」です。実際にやったことはないのですが、キャンペーンモードはCOOP(協力プレイ)もすることができ、フレンドと一緒に遊ぶことができます。

他の複数人で遊べるVRFPSは対人戦メインなことが多く(協力プレイするならPavlovはゾンビ戦かBOTとの対戦。Contractorsはミッションモード的なものがあるけどボリュームは少なめ、OnwardはCoopが人気だけども難易度が高い)(VR版バトロワなPopulation Oneは3人までパーティを組めるけど建築したり飛んだりとややファンタジー気味)対人戦でチームを組むと通話している分有利になってしまい(チーミング)、対戦形式にすれば戦力に差があるとつまらなくなったり、ガチになりすぎて喧嘩になってしまうかもしれません。

その点Zero Caliberならステージ攻略型のキャンペーンモードで、リアルな武器、リアルな装備のミリタリー系の雰囲気で、サクサク敵を倒しながら進めるカジュアルなゲーム性で遊べるため、いい感じに協力プレイを遊びたいという人にはちょうどよいのではないでしょうか。

もう一つは「しっかりミリタリー風味なキャンペーンモードのあるゲームをソロで遊びたい人」です。先程も書いたようにこのゲームは一人用VRFPSでは珍しく、実銃モデルの銃で、軍隊風の服を着てひたすら戦闘するストーリーモードを楽しめます。ミリタリー系でキャンペーンが遊べる唯一無二なゲームなので、普通に一人でミリタリー系のストーリーモード遊びたい人にもおすすめです。

キャンペーンモードに関してもう少し詳しく

キャンペーンモードでは一人の兵士として戦場を進んでいくことになります。基本的な流れは敵を殲滅する→敵を倒しながら次の拠点に進む→攻めてくる敵を殲滅してまた進む→の繰り返しです。

敵を倒しつつ進む場面。今回の場合黄色の四角のところについたらそこを防衛する。

H3VRのTake&Holdに似ていますが、敵がわらわら出てきます。

敵が多く、またエイムもかなりよく、主人公の体力も低めなため仲間をオフにしていると最低難易度でも気を抜くと結構死にます。(H3VRをやってないと参考になりませんが)Take&HoldでいうとAI Difficulty「Standard [+3×]」くらいの難易度に感じます。

敵の武器は鹵獲可能で、そのまま運用したり、アタッチメントだけ奪って自分の武器につけることもできます(つける方はまだ試していませんが…)

武器のカスタマイズ要素

このゲームでは武器をカスタマイズすることが可能で、照準器はもちろん、レーザーサイトやグリップ、サイレンサーなどアタッチメントを色々付け替えることができます。カスタマイズした銃はキャンペーンやPVPに持ち込み可能で、自分の好きな武器で戦うことができます。

地下室で武器をカスタマイズできる。黄色はゲーム内のお金を払えばアンロック可能(支払いは初回のみ)。赤はレベルが足りず購入不可。

難点としては武器やアタッチメントの解禁にレベル上げが必要で、レベルを上げるまでは少ないアイテムしか使えないということです。VRは長時間連続して遊ぶのが難しいので正直うまく噛み合っていないような気がしますが(というか個人的には最初から全部使わせてほしい派)、人によってはモチベーションになるかもしれません。

2023/8/29追記:今日発売された新作のストーリーモードメインなVRFPS「Crossfire: Sierra Squad」について。

「軍事系キャンペーンモードが遊べる唯一のVRFPS」と書いたところ、早速競合しそうなVRFPSが発売されたので軽く紹介しておきます。結論から書くとおすすめできません。

CrossfireはZeroCaliberと比較して何十倍もカジュアルになってしまっているゲームです。ライフル等の長物も基本片手エイム、自動リロードと、せっかくのVRFPSの良さが台無しになってしまっています。普通のアーケードゲームを遊ぶ感覚で遊べるので複雑な操作がない方が嬉しいVRFPS完全初心者にはおすすめできるかもしれませんが、少しでも「銃を自分で構えて撃ったり、自分でリロードしてみたい」と思う人には全くおすすめできません。

この記事の最後の方にZero Caliberの操作感についてやや悪く書いていますが、Crossfireはそれを圧倒的に上回る操作感の悪さです。何しろトリガーを引く以外の操作はすべて自動アニメーションで、マガジンの抜き差しやコッキングすら自分でできないので…

レビューを書いておいたので読んでもらえれば大体わかるかと思います。正直ネガティブ一辺倒になってしまうので記事にはしません。

相対的に自分の中でのZero Caliberの評価がかなり高まりました。このゲームはある程度快適な操作感でキャンペーンモードを遊ばせてくれる良いゲームです。VRでキャンペーンモードの軍事モノFPSをやりたい人は是非Zero Caliberを購入しましょう。

正直一人での銃をいじりたい人にはH3VRのほうがおすすめ

そんなわけでキャンペーンモードのあるVRFPSとしては唯一無二なのですが、正直な話、敵がソーセージなのを気にしなければ、一人で銃をいじるゲームとしてはH3VRのほうがおすすめです。

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銃のシミュレーションゲームと思われがちですが、実際にはTake&Holdというゲームモードならひたすら敵と戦えますし、このゲーム以上に銃が多くバニラ(MODなし)の時点で500種類ほどの武器があります。
↓敵と戦うのがメインのゲームモードの遊び方紹介。

H3VR日本語チュートリアル②-A:Take&Hold編1≪全体の流れ≫【生声&ゆっくりハイブリッド】H3VR日本語チュートリアル②-A:Take&Hold編1≪全体の流れ≫【生声&ゆっくりハイブリッド】

Zero Caliberのウリであるカスタマイズについても、H3VRでは現実にあるアタッチメントが250種類もあり、古い銃には対応するものを、新しい銃にはピカティニーレールでほとんどのものを取り付けることができます。

更にレールの方向や角度を変えるレールや、レール付きバレルエクステンダーもあり、メチャクチャな改造も可能です。

H3VRで作った魔改造M1A1トンプソン。レール付きバレルと拡張レールを使って本来つかないピカティニーレール用のアタッチメントをつけている。手前についているのはアンダーバレルハンドガンのZip22。専用のキャンデットサイトに見えるものは斜め付けのレールに普通のドットサイトをつけただけであり、好きなものをつけられる。

H3VRでは銃声、銃の見た目のクオリティ、銃を発射したときの煙、落ちた薬莢の音や転がりなどグラフィックやサウンドのクオリティが高いだけでなく、ホールドオープンの有無やオープンボルト・クローズドボルトの別、共有規格によるマガジンや弾薬の共有、曳光弾やAP弾など弾薬の変更、マガジンへの1発ずつの弾込めなど、再現度が銃へのこだわりが非常に強いです。

サイトやスコープはもちろん、レーザーサイト、バイポッド、銃剣、サプレッサー、延長バレル、アンダーバレルウェポンが付け替えできるのはもちろん、Zero Caliberでしかできなさそうなストックの取り外しに関しても、Modular系のMODを入れれば可能です(代表的なのはAKAR)自分はそこまで遊んでいないのですが、Modularシリーズなら一般的なアタッチメントのみならず、ハンドガードやグリップ、ストックなど機関部以外のあらゆるパーツを組み換え可能です。

銃の操作が難しそうに見えますが、極論を言えば全部マガジンをさしてコッキングしてセフティを外せば撃てます。

H3VR日本語チュートリアル①:銃の撃ち方(ゆっくり実況)H3VR日本語チュートリアル①:銃の撃ち方(ゆっくり実況)

現代の武器はもちろん、ウィンチェスターのレバーアクション、トラップドア式の後装銃、フリントロックのマスケット銃など昔の銃も撃てます。敵が人間型でなくていいなら個人的には間違いなくH3VRがおすすめです。

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H3VRと比較してZero Caliberのほうがいい点(人間の敵と戦いたい人やストーリーモードが必要な人はこっちがおすすめかも)

逆にZero Caliberの方が良い点も挙げてみます。

マルチCOOPができる!

H3VRでもマルチプレイ可能なMODがありますが、これはポート開放やVPNの使用をしなければ通信することができずカジュアルに使えるものではありません。Zero Caliberでは公式機能でキャンペーンモードをマルチプレイで遊ぶことができます。

人間の敵と戦える!

H3VRでは敵はソーセージで、(ソースがどこかわかりませんが)開発者が人形の敵を出す気はないと公言しています。一方でZero Caliberでは人間の敵が相手です。

Zero CaliberではキャンペーンでもPVPでも敵は人間。

ストーリーがある

Zero Caliberではキャンペーンモードがメインであり、ストーリーを楽しみながら遊ぶことができます。MODマップがあるとはいえH3VRではTake&Holdは基本的に同じマップを繰り返し遊ぶことになるのでロケーションが変わらないと飽きてしまう人もいるかもしれません、一方Zero Caliberではたくさんのステージで遊ぶことができます。

またH3VRのTake&Holdではストーリーはなく淡々と探索→防衛の繰り返しですが、Zero Caliberではひと繋ぎの物語があり、部隊の一人として(味方AIをオフにすれば単身で)敵地に乗り込んでいく様子を楽しめます。

自分の手/体が表示できる

H3VRでは自分のコントローラーだけが見える形になっていますが、Zero Caliberでは自分の手や体を表示できます。しかも、手のみを表示するか、それともアバターの体全体を表示するかを選択可能です。体があったほうが没入感が上がる人にはかなり嬉しい点かもしれません。

その他のおすすめ1人用FPS

キャンペーンモードのメインな一人用FPSだと、Half-Life:AlyxやBoneworksが挙げられます。Half-Life:Alyxはガッツリストーリーがあり、日本語訳もあり、銃撃戦もあります。ただし銃は架空銃で、謎解きが多く(個人的にはかなり難しい)、銃撃戦よりも探索・謎解きが多めで、SF系のストーリーです。
Boneworksは謎解きと銃撃戦が体感1対1くらいの割合であり、銃もリアルです。ただしストーリーはあるものの落ちている紙から推測できる程度でミリタリー系ではありません。

Half-Life1,2は古いゲームですが公式MODでVR化が可能です。1は未プレイですが、2は現実の銃が使えて、謎解きの比重が高くなく銃撃戦も多いです。ただAlyx同様ストーリーはミリタリーというよりSF系です。BonelabはBoneworksの続編ですが、サンドボックス的要素が強くキャンペーンは短めです。またキャンペーンも前作よりアトラクション寄りになっており(パルクールやレース、低重力など)、銃撃戦の量は前作のほうが多いです。

Tactical AssaultはVR版Ready or Not的な感じの特殊部隊員としてテロリストの占拠する建物に潜入して奪回するゲームで、ミリタリー風で協力プレイもできますが、数発食らうと死ぬハードな作りで初心者向けではありません。またホルスターの判定が狭く強制バーチャルストックで操作感に難があり、総じてハードコアなゲームと言えるでしょう。

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どれも面白いですが、ミリタリー系で長尺のストーリーモードのあるゲームとなるとやはりZero Caliberは優秀ですね。

Zero Caliberのいいところ:カジュアルで親切!

このゲーム、見た目に反して結構カジュアルです。主人公の体力は低めですが、物陰に隠れていれば自動回復します。また、リロード時など、操作する必要があるときはそこが光ります。ストーリーモードでは行くべき場所に毎回ピンが刺さるため迷いやすい自分でも全く迷わずに遊ぶことができます。基本的に弾薬が無限なのでケチケチしなくていいのも嬉しい点です。

↑コッキングが必要なのを光って教えてくれている。マガジンにしろフォアグリップにしろ沢れる部分は手を近づけると青丸が出現するため銃に慣れていなくてもわかりやすい。

PVPに関して

まず大前提として、アメリカ鯖にしか人がいない上にラグがひどいです。ラグはこんな感じです。

アジア:Ping40ほど
アメリカ:Ping250ほど
ヨーロッパ:Ping350ほど
オーストラリア:接続不能

平日の朝4時と夕方5時に確認したところ、アメリカはサーバーが結構立っていましたが、ヨーロッパは午後に2つ、アジアはどちらも0でした。(休日や夜中であれば人がいるかもしれませんが)人口はだいぶ少なそうです。SteamChartsで確認したところ人口は5~50を推移しているようです。
(同日夜7時に再確認したところ、アメリカはサーバー1つ、ヨーロッパは3つ、アジアは0つ、オーストラリアは相変わらず接続不能でした)
→夜10時前でもアジアサーバーはなかったのでひょっとするとアジアは平日ほとんど人口いないかもしれません。

一番人数が多いチームデスマッチでも4VS4の8人対戦で、マップは小規模、交戦距離も狭めです。TTK、BTKも普通でリスポーン待機時間も5秒と普通、リコイルも普通で、対人FPSとしてみたら本当にごくごく普通のVRFPSといった感じです。

ゲームモードは以下の4種類です。

デスマッチ:最大8人、個人戦、一定数キルした人が勝ち
チームデスマッチ:最大4VS4のチーム戦。一定時間でキル数の多いチームが勝ち。
Seige:1つの拠点を占拠し、(おそらく)ゲージが溜まっている方か溜めきったほうが勝ち(拠点に自軍人数が多いときゲージが貯まる)
ガンゲーム:最大8人の個人戦で、キルするたびに武器がかわり、一定数キルでより扱いの難しいジャンルの武器になっていき、最後にナイフで1キルした人が勝ち。

ただ、はっきり書くと狭い箱庭で撃ち合う古いFPSみたいな感じで、正直カジュアルなPVPのFPSをやるために買うならこれよりもPavlovかContractorsをおすすめするかな~といった感じです。

まずいちばん大事な点として人口です。PavlovやContractorsはアメリカサーバーが普通に遊べるくらいのラグで、アジアサーバーにも人口があります。(2023/6時点だとPavlovはアジアオセアニアサーバーよりアメリカサーバーのほうがラグが少なかったですが今どうかはわかりません。)

そしてグラフィックです。Zero Caliberも悪いわけではないのですが、銃のグラフィックはContractors、マップのグラフィックはPavlovが飛び抜けて綺麗です。

最後に交戦距離について、全般的にPavlovと同じくらい近接戦がメインですが、Pavlovと比べるとマップが狭めです。カスタマイズが豊富なゲームでスコープも結構な数がありますが、スコープを有効に使える場面はあまりありませんでした。

PVPマップの一例。場合によっては遠距離戦もあるけれど基本は近距離戦。

カジュアルなチームデスマッチを遊べるゲームとしてはPavlovかContractorsのどちらかがおすすめです。以下は紹介記事です。ContractorsはQuest版を遊んだ時点での感想ですが、PC版を遊んだ現在も概ね同じ意見です。

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ただしMODの対応が開始されており、(まだ始まったばかりで現状なにもないですが)今後はMODによってより面白いマップやゲームモードが増えていくかもしれません。

またBOTのエイム力が結構良いので、BOTと遊んでいてもそれなりに楽しいです。(ただし、エイムは良いですが反応速度は遅いので、キルするときは一方的にキルでき、キルされるのは横や背後から先撃ちされたときにになります)

PVP/キャンペーンの両方で気になる点

重箱の隅を突くタイプだと結構気になるかもしれません。ほとんど細部のことです。

銃細部の作り込み

銃の見た目のクオリティが銃によってまちまちです。例えば低レベルで手に入るものだと、AKMやM4A1は割りと見た目が良いのですが、Mk18やAK47、MP5なんかはかなりチープで、プラスチックのおもちゃみたいな見た目をしています。(全体的にのっぺりしており2010年代前半ぐらいのグラフィック)

画像だとそうでもないけど実際に目に近づけると気になる。

あとは大分どうでもいいですが、MP5やUMPが自分では引っ掛けられないのに、撃ちきったときのみ自動でホールドオープンします。

リロードの違和感

マガジンを手で掴んで引っこ抜く場合、掴んですぐ引っこ抜こうとすると自分の手の動きから0.3秒くらい遅れてマガジンが引っこ抜かれます。しばらくマガジンを掴んでから引っこ抜けばこれは起きないですし、ほんの僅かのズレなのですが、リロードを楽しみにVRFPSをやってる節が5%位あるので非常に気になります。

M4などマガジンキャッチを押せばマガジンを落とせる武器はボタンでそれができますし、このゲームではAKなどでなくても、銃の種類に関わらず新しいマガジンですでに刺さっている古いマガジンを弾き飛ばすリロードができるのでプレイ上は問題ないですが…

チャンバーチェックができない

このゲームではチャンバーの弾が描写されないので、ボルトをちょっとだけ引いて弾が装填されているか確かめる動き「チャンバーチェック」ができません。めちゃくちゃしょうもなく細かい事ですが、リロードと同じくらいチャンバーチェックするめにVRFPSをやっているところが4%くらいあるのでとても気になります…(Pavlovとかで対人戦プレイ中にチャンバーチェックして殺されるくらいにはよくやる)

これもだいぶ細かい点ですが、弾薬が露出しているマカロフピストルのマガジンを数発撃ってから取りだすと見た目が満タンのときと変わっていません。

特有の操作性

このゲームの操作性は色々独特です。

セーフティを切り替えるには銃を持っている手に関わらず、設定で非利き手とした方のボタンを使います。

BARなどハンドルの付いている銃は握ろうとするとそちらを握ってしまいフォアグリップを握ることができず、同様にバイポッドの付いている銃はバイポッドを掴んでしまいフォアグリップを掴むことができません。

↑BARはフォアグリップをつかめない。

コッキングハンドルの当たり判定がかなり大きく、それが側面についている場合はマガジンの上部を持って抜こうとすると小キングハンドルの方を触ってしまいます。

とはいえそれら以外の操作感はいい感じです。銃のエイム、ホルスターへの収納、取り出し、マガジンの取り出しなどは特に問題なく行うことができます。あくまで他のVRFPSに慣れていると違和感を覚える操作がいくつかある程度です。

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