こんにちは、まっちゃんです。今回はH3VRのおすすめMOD「Supply Raid」について紹介します。かなり面白く、Take&Holdの正当進化のような感じです。これからこのゲームモードがスタンダードになっていったら個人的には嬉しいと感じるほど面白いです。
動画ではいろんな武器を使って遊んでいます。遠距離戦でしか活躍しにくいスコープやサイレンサー、迫撃砲などが活躍できてとても楽しいです。すでにプレイ済みでパネルの見方が知りたい方は目次からどうぞ。
概要
自由度とカスタマイズ性を極限まで高めたTake&Hold(以下TnH)のようなゲームモードです。
初期装備を持ってワールドのどこかにスポーンし、拠点に赴き制圧、それを規定数繰り返したらクリア!とここまではTnHと同じなのですが、テンポが良く、ゲーム内外のカスタマイズの自由度が高いのが特徴です。
MOD本体:https://h3vr.thunderstore.io/package/Packer/SupplyRaid/
雪山マップ(おすすめ!):https://h3vr.thunderstore.io/package/Packer/SR_SnowFields/
とにかくテンポがいい!
TnHをブラッシュアップしたようなゲーム性で、とにかくテンポが良いです。
まず拠点制圧。TnHでは一定時間耐えてエンクリプションの破壊でホールドクリアでしたが、このゲームでは拠点周囲の敵を全員倒すか、中に入って20秒生存でクリアになります。
中に入って耐久する方法の場合、クリア時に周囲の敵が自動的に無力化されます。うまくやれば隠密行動でのクリアも可能かもしれませんね。
もちろんTnHもホールド防衛が楽しめるのですが、拠点攻撃の楽しみが凝縮されています。敵を全滅させれば拠点制圧扱いになるのでうまく戦えればサクサク進むことが可能です。
TnHのようにウェーブ間や敵が湧くまでの待ち時間がなく、遊んでいてとても楽しく、テンポが良く感じます。かといって連戦し続けなければならないわけではなく、移動が自由だから一旦退却すれば休憩も可能なのも嬉しい点です。
店と拠点が同一なのもテンポの良さに拍車をかけています。
このゲームではホールドクリア時に、ホールドだった場所の中、もしくは近くに店ができます。歩く時間が短くなり遊びやすいです。
遠距離戦が多い
2つ目の良いところは(これは作者さんの初期マップの長所ですが)遠距離戦が多いところです。
従来のゲームモードでは活躍しずらかったスナイパーライフルやサプレッサー、迫撃砲までもが有効に活躍できます。(動画の方では迫撃砲で戦っています。よかったらどうぞ)
バニラTnHの雪山マップと比べて、地形の起伏が激しいため遮蔽を利用しやすいのも利点ですね。尾根や木、石を使うことで、遮蔽を利用しての戦いが行いやすくなっています。
カスタマイズ要素が豊富
3つ目の良いところはゲーム内外のカスタマイズ要素の豊富さです。
まずゲームの設定。スポーン前の設定項目はTake&Holdと似ていますが、更に細かくなっています。どれも特徴的なので見ていきましょう。
敵の数
1つ目に敵の数の設定。これらは全体の敵の倍率、拠点を守る敵の最大数、散策する敵の最大数を決めることができます。通常ならTnHとあまり変わらない戦闘量ですが、この数を倍増させればPCスペックの許す限り大量の敵をスポーンさせることができます
あえて大量の敵を湧かせ、マシンガンやロケットランチャーで戦うのも爽快です。
難易度設定:リスポーン設定可能で遊びやすい!
2つ目に難易度関連の設定。スポーンロックありなしや体力の量を選べるのはもちろん、なんとリスポーンまで用意されています。リスポーンをオンにすればやられてしまっても途中から再開可能。
リトライ性が高く弱い武器でもどんどん試していけるためありがたい。
ゲーム内でのカスタマイズ性
3つ目としてはゲーム内でも非常にカスタマイズ性が高の高さを挙げていきましょう。
このゲームの拠点の店の品揃えは常に同じで、そして常にすべての商品が揃っています。
バニラのTnHでは売られている武器種から買うものを選ぶ形でしたが、このゲームではどの拠点でも、好きな武器種から選んで買うことが可能です。更に、売却、弾薬補充、マガジン変更のパネルもすべて1つの店に備えられている。
トークンは最初に3つ付与され、ホールドクリアごとに更に3つ付与され、TnH同様いらない武器を売っても1トークンがもらえます。初期スポーンにも店があるので、最初からSMGで戦うといったこともできますし、後半は自分の思うように装備を組み合わせることができます
武器もアタッチメントも、ガチャの楽しみを残したまま、ある程度思い通りの形な装備を揃えて戦闘ができる良いシステムになっていますね。
完全に自由に装備を選びたい人向けにTnH同様スポナーありの設定も存在しています。
昼と夕方で二度美味しい!
そして4つ目のいい点は、昼と夕方を選ぶことができることです。夕方モードでは300m以遠に闇がかかり、正攻法で戦う必要が出てきます。
パネルの見方
そもそもMODの導入方法がわからない、という方はこちらをどうぞ。
起動方法
他のゲームモードMODと同様に、ゲームを起動すると立っている場所から後ろを向き、SupplyRaidのマップを選びます。選んだら他のゲームモードと同じく正面のパネルのStartを押して起動です。
ゲーム開始前の設定項目
※以下、ver1.0.0時点での画像であり、アップデート等で変わる可能性があります。
初期設定で始めるだけなら、真ん中のパネルの一番下にある「Start」を押せばOKです。
各種設定の内容は以下の画像のとおりです。左右のパネルでは自分の装備テーブル(補給所で出る可能性のある武器の種類)と敵の装備を決められますが、現時点では1種類ずつです。今後増える場合もあるかもしれません。
メインの設定は真ん中で行います。特筆すべき点はなんといってもリスポーンでしょう。「Respawn」を「Enabled」にすることで、死んだ場合も進捗はそのままで復活することができます。初心者でも遊びやすく、また上級者でも弱い武器種や低HPで挑戦しやすくなっています。
また「Enemy Multiplier」「Max Defender Enemies」「Max Squad Enemies」の数値を上げることで、敵の数を増やすことができます。これを上げ、「Item Spawner」をEnabledにし、好きな武器で大量のSosigを蹴散らすのも楽しい遊び方です。 拠点の数を調整するときに、概ねのプレイ時間がわかるのも良い点ですね。
マップ
マップの見方はほとんどTake&Holdと同じです。基本はオレンジの矢印に注目しておけば大丈夫です。この矢印の方向に歩いていけば、次に攻略する敵の拠点があります。
緑のバーは体力です。特殊な設定をしていなければ通常通り頭上でも確認できるはずです。黄色の六角形は所持トークン(お金)の数です。紫の星はこれまでに攻略した拠点の数を示します。黄色の弾薬箱マークは補給所の場所を示しています。このゲームではクリアした拠点が補給所になるため、一個前に攻略した拠点が指さされます。ただし拠点を一個も攻略していないときのみ初期リスポーンが補給所として示されます。
中央に書いてある数字は北を0としたときの方角を示します。
補給所の店のパネル
武器、ツール販売パネル
上の枠で大枠の買うものを選び、青いパネルで買いたい種類を選びます。
銃のパネルは以下の画像の通りです。(2023/10/5現在)現時点ではバトルライフルはSCAR-H、軽機関銃はM249、汎用機関銃はM60のみ出るのですが、MODで追加したXM250が汎用機関銃の枠で出たりと、対応する属性が設定してあればMODの武器も出るようです。
ロケットランチャーでは迫撃砲や使い捨てのランチャーが出ることもあります。
ダンベルのような回復のタブでは、ウインナーを選べば回復アイテムが出せます。左の回転矢印とトークンのボタンを押すと、「炭」が出ます。この炭は後述する武器売却パネルから売って1トークンに戻すことが可能です。どんな用途に使うのかはわかりませんが…
グレネードのタブでは現在グレネードのみ購入可能です。1トークンと安いですが、スモークグレネードやフラッシュバンが出ることもあります。
ツールのタブでは、左からレンジファインダー(距離を測る道具)、ロープ、バックパックを買うことができます。どれも初期物資でもらえるので、紛失したとき用の救済措置でしょうか。
近接武器のパネルでは、武器と盾を購入可能です。武器の方は短いナイフが出ることも多いですが、盾は防具としてなかなか優秀です。
マガジン拡張パネル
マガジン拡張パネルは概ねTnHと同じです。マガジン(もしくは武器)を置いてから使用します。左のボタンでは1トークンでそのマガジンを2つに複製します。真ん中のボタンでは(同じ規格で大きいマガジンがある場合)2トークン使用してマガジンを拡大します。右のボタンでは銃を置くと、その銃に対応したマガジンが出てきます。おそらくマガジンを紛失したときの救済措置でしょう。
(バグの可能性もありますが)現状M249は購入時は普通のボックスマガジンとともにスポーンするのですが、このパネルの右のボタンを使うと、100発ベルトリンクマガジンを1トークンで入手可能です。
不要武器売却パネル
不要な武器を台に乗せて、チェックボタンを押せば売却して1トークンを得ることができます。これはTnHと完全に同じですね。
弾薬補充パネル
弾薬補充パネルもTnHと同じ機能はすべて揃えています。左の回転矢印ボタンで置いたマガジンの弾薬をフルにすることができ、左から2番めのボタンでは弾薬を1つのみ出し、右2つのボタンではリボルバーのスピードローダーやクリップ(対応していた場合)を出すことができます。
TnHと違う点としては弾薬の種類を選んで購入することができる点です。マガジンを台に置くと、その弾薬が保有している弾薬種の一覧が表示されます。これを押すと書いてあるトークンを消費し、その弾薬を開放します。
弾薬の種類はアイコンのとおりです。特におすすめなのが盾をぶち抜いているマークの徹甲弾。徹甲弾は弾の貫通力が上がり、本来貫通できないアーマーも貫通できるようになります。このマークのついた弾薬を買っておけば、本来鉄板アーマーを抜けないアサルトライフルでも最後まで戦い抜くことが可能です。お金に余裕があるなら炎マークが併記されている徹甲焼夷弾を買うと良いでしょう。
逆に、盾に弾かれているマークの弾(JHP弾やソフトポイント弾)はアーマーを着てくる敵の多いこのモードではおすすめしません。
左上にプラスマークの書かれているものは火薬の多い強装弾です。多少ですが威力が高まっています。
(両方が同じ弾薬種に対応していれば)1つの弾薬規格で開放した種類は他の弾薬規格でも使用可能です。
買った時点では使う権利を開放しただけなので、もう一度弾薬種を選び、マガジンの補充ボタンを押すのを忘れないように気をつけてください。
アタッチメントパネル
このMOD特有のパネルがアタッチメント購入パネルです。武器を置けば、ここで好きな種類のアタッチメントを買うことができます。普通のマップでは活躍しにくいスコープ、バイポッド、サイレンサーがこのマップの遠距離戦では実際に役に立つのでおすすめです。
いいところ追記
何回か追加でプレイして思った良いところを追記していきます。
敵の居場所が大体わかる
これは完全に好みの問題なのですが、敵は基本的に拠点の周りに集中しているので、それを前提に立ち回りを組み立てることができます。360度を警戒しなくても戦えるので気楽に戦えて遊びやすいです。
山が全部徒歩で登れるのも良い
このゲームモードではかなり傾斜のきつい雪山も登ることができます。ゼルダの伝説の「ブレスオブザワイルド」や「ティアーズオブザキングダム」でも思いましたが、移動の自由度が高いのはゲームの面白さを引き立てるように感じられます。
バニラの雪山より広いのに移動時間が短いと思ったのですが、おそらくこれも影響していそうですね。
夕方マップではトレーサーや焼夷弾で軌跡を見るのも面白い
夕方モードではほどほどに暗くなります。雪が真っ白な昼のモードよりも曳光弾の軌跡が見えやすくて面白いです。9mm弾など落下の大きい弾は見ていて面白いです。
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