今日はMOD管理ツール、R2MODMANの使用方法を解説していきます。今回はH3VRで遊ぶ場合を基準に説明を行っていきますが、基本はValheimなど他のゲームでも変わりないはずです。
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R2MODMANとは・使う利点
R2MODMANはMODの導入に使う、非常に便利なMOD管理ツールです。H3VRやVtolVR、BoneworksなどのVRゲームのMODを管理ができる他、TABSやValheimなど有名なPCゲームのMOD管理も行えます。
利点としてはまずUIが見やすく、MODのダウンロード・インストールもこのR2MODMAN一つで完結します。
さらに前提MODの管理を簡単にしてくれます。具体的にはMODをダウンロードする際に必要な前提MODを自動でダウンロードしてくれます。プレイヤーは自分の入れたいMODを入れるだけで良いわけです。また、MODを消す際にそのMODを必要としているMODがある場合警告を出してくれます。
R2MODMAN本体のダウンロード
配布サイトに行き、「Manual Download」をクリックしましょう。
エクスプローラー(黄色いフォルダのやつ)の「ダウンロード」のところに先程ダウンロードしたzipがあるので解凍してください。
解凍したフォルダの中にセットアップファイルがあるのでダブルクリックで起動します。
「不明な発行元のアプリ」としてWindowsセキュリティが出ますが、「詳細情報」を押し、「実行」を押します。
セットアップウィザードが出るので、「次へ」を押します。
「インストール」を押します。
少し待つとインストールが完了します。デスクトップにショートカットができているはずです。今回はこのまま「完了」を押せばR2MODMANが起動しますが、次回以降はそこから起動すればOKです。
R2MODMANの使い方
以下の画像が通常R2MODMANを起動した時に最初に見ることになるゲーム選択画面です。「Search」と書いてある検索窓にMODを管理したいゲームの名前を入れてあげると「Games」のところでゲームが検索されます。ゲームのアイコンにカーソルを近づけると「Select game」と「Set as default」の2つの選択肢が出ます。そのまま「Select game」を押しましょう。
R2MODMANを使うときはそのゲームをメインで遊ぶつもりならば下の「Set as default」を押してから「Select game」でゲーム個別管理画面へ移行しましょう。次回以降R2MODMANを起動した時にそのゲームの管理画面から始まります。
「Select game」をクリックすると、次はプロファイル選択画面に出ます。こだわりがなければこのまま「Select profile」を押せばOKです。
プロファイルはゲームに例えるなら複数のセーブファイルのようなものです。RPGでセーブするファイルを分けることで1つのセーブでは戦士としてプレイしつつ、別のセーブデータでは魔法使いとしてプレイできるように、プロファイル機能を使えばプロファイルごとに導入するMODを分けることができます。
もしプロファイルを分けたい場合は「Create new」から新しいプロファイルを作成しましょう。
プロファイルを選択するとMOD管理画面に出ます。いくつかボタンがありますが覚えるべきことは少ないです。
左メニューに関してはMODを導入した状態でゲームを起動する「Start modded」、インストール済みのMODを確認、管理する「Installed」、インターネット上にあるMODを探しダウンロードできる「Online」の3ボタンを覚えておけば良いでしょう。
「Start vanilla」はMODなしの状態で起動するだけなのでSteamから起動するのと変わりないので覚えなくても良いですが、、この画面からMODありの状態となしの状態をすぐに比較するのに便利です。
画面右側についてはおいおい解説していきます。
MODの探し方(R2MODMANからダウンロードする場合)
では実際にMODをダウンロードしてみましょう。
まず左メニューの「Online」からインターネットに公開されているMODを見る画面にいきます。次に上にある「Search」の検索窓に探しているMODに関係のありそうな英単語を入れてみましょう。例えば今回はマシンガンを探していたとして「Machine gun」と入れてみます。
ここで一番上に出てきたスペインのアメリ軽機関銃を入れてみることにしましょう。MODの名前周辺をクリックします。
するとそのMODの枠が広がりいくつかの選択肢が出ます。「Download」を押してダウンロードしましょう。一個右の「View on Website」を押せば、ブラウザでそのMODの詳しい説明を英語で見ることができます。
「Download」を押すとバージョン選択画面に出ます。最初から最新バージョンが選ばれるようになっているので、特に必要がなければそのまま左下の「Download with dependencies」をクリックしましょう。これを押すと必要な前提MODも含めて自動でダウンロードしてくれます。
ダウンロードが始まります。この表示は画面の黒いところをクリックすれば解除でき、他のMODを続けて探すこともできます。
ダウンロードの表示を消した場合も、左メニューの「Online」のところにあるダウンロードマークをクリックすることでダウンロードの進捗を確認することができます。
すべて100%になっていれば大丈夫です。(自分の場合すでに前提MODが入っている&さっき別のMODをダウンロードしたので表示の数は違うと思います)
MODは複数入れると、改造する部分が被ってしまいうまく動かない場合があります。これを競合と言います。競合が起きてもすぐ原因のMODが分かるように、MODは一個ずつ導入し起動するかテストしながら入れていくのが基本です。左上の「Start modded」を押して起動してみましょう。
MODで追加した内容がゲームに正常に現れていれば導入完了です。
MODをブラウザからダウンロードする方法
R2MODMANのMODはThunderstoreというサイトからダウンロードすることも可能です。
以下のリンクからダウンロードページに飛んでみましょう。
https://h3vr.thunderstore.io/package/CirnoPortsMaps/PeachsCastle/
ブラウザからダウンロードする場合は「Install with Mod Manager」を押します。
R2MODMANでリンクを開いて良いか聞かれるので「リンクを開く」を押します。常に許可するにチェックを入れておくと次回以降ブラウザからMODをダウンロードする際これは聞かれなくなります。
「リンクを開く」を押すと一見変化がないようですが裏でダウンロードが始まっています。先程と同様R2MODMANのOnlineの横にあるダウンロードマークから確認ができます。
「Start modded」を押して要素が追加されていればOKです。
MODの消し方
遊ばなくなったMODの削除は簡単です。
まず左メニューから「Installed」を押してインストール済みのMODの管理画面に移動し、消したいMODを探します。MODはデフォルトだとインストールした順になっていますが、右上の「Sort」から並び替えしたり、中央上の「Search」でMOD名から探すこともできます。MODを見つけたらMOD名のずっと右にある右三角を押します。押すとそれが下三角になり選択肢が出ます。「Uninstall」を押せば一瞬でMODの消去が終了します。
一個右の「Disable」を選べば、PCからは消さずに一時的にMODの機能をオフにできます。MODが競合してしまった時や一時的に使わない場合に便利です。
消そうとしたMODが何らかの前提MODだった場合、以下のような警告が出ます。この警告がでるMODは消さないようにするか、前提MODとして必要としているMODを消してから消しましょう。
逆に言えばMODを一旦最低限の状態に戻したい場合、警告の出ないMODはどんどん消してしまって大丈夫というわけです。
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