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質問されて嫌な顔をする人の特徴と怒られる事の防ぎ方

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分からないことがあった時、あなたはどうしますか?おそらく自分で調べてみて、わからなかったら人に聞くことと思います。

人に聞くときに、直接拒絶されることはなくとも何となく嫌な顔をされたり、もっと調べろと言われることもあるかもしれません。

聞く側からすれば、知ってるんだから教えてくれてもいいじゃん!と思うかもしれませんが、聞かれる側が嫌に思うのにも理由があります。

僕は、とにかく質問しまくる人間でいたこともありましたし、教える側に回ってその楽しさや大変さを味わったこともあります。

両方の目線を持っているからこそわかることを、シェアしていきます。

目次

質問を嫌がる人の特徴、なぜ嫌がるか

この問題の答えを一言で言うと、価値観が違うということです。あらかじめ言っておきたいのは、これはあくまで特徴であって、その人に問題があるわけではないということです。もちろん聞く側にも問題はありません。

ただ、違う、というだけの話です。

根底にあるものは質問に対する認識の違いです。質問をよくする人は質問を「軽く、お互いにして当たり前のもの」ととらえ質問を嫌がる人は、「相手に負荷をかける面倒なもの」としてとらえている傾向があります。

質問をコミュニケーションと捉えていない

まず一つ目に、コミュニケーションに関する価値観の違いです。先ほど述べた価値観の違いにより、質問や教える事を好む人は、それを「コミュニケーションの一部、相手と仲良くなれるタイミングの一部」だと思っていることが多いですが、教えるのが嫌な人は「仕事の一部、仕方なくするもの」と捉えているということがあります。

だから前者は相手と仲良くなる目的も含めて割と簡単なことも聞きに行きますが、後者からしたらなんで面倒ごとを持ってくるんだと思ってしまうわけです。

例えば僕は質問もコミュニケーションの一部としてとらえていて、相手がわからなかった事を質問してくれるのはありがたいと思いますが、僕の父はそうは思っていないようです。父は部下にいろいろ教えているそうですが、仕事で同じことを別の人に何度も教えていたりすると、作業と化してきてしまうのかもしれませんね。

基本自分で調べるべきと思っている

次にあるのが、自分にかけている調べる事へのハードルの高さの違いです。質問をする人は、ある程度調べてわからなかったら人に聞くことが多いですが、質問されるのが苦手な人は「自分で調べまくって、調べに調べてどうしてもわからなかったら人に聞くべき」と自分に課していて、それを相手にも求めていることがあります。最初の方は快く教えてくれていたのに、何回かするうちにだんだん嫌そうにしていたらこのケースの場合がありますね。

僕は割と教えるのが好きで、ここまで思ったことはないのですが、あまりにも初歩的なことを聞かれたときは、「自分で調べられないのかな~」くらいに思ったことはあります。

性格

そして、性格の違いです。単純に言うと、「無償で情報提供をすることにメリットを感じられない」ということですが、誤解をなさらないように。

ケチとかそういうわけではなく、これにも理由があります。例えば内向性の高さですね。例えば、内向性外向性で言うと、外交的な人はその積極性から、その場の感覚で教えるのが得意ですが、一方内向的な人は慎重さにより良く考える傾向にあります。そのため、教えるときにも「ここはこうやって言った方がいいかな」「この部分は難しいから後にして…」と、教える前にいろいろ考えるわけです。他にも間違ったことを言うことに対する恐れの多寡も関係しますね。

最終的に、教えるのがわかりやすかったとしても、考えたり、言葉にしたりする手間が本人からしたら手間に感じられ、その結果あまり教えたくなかったりすることもあります。

内向的な人は人間関係の優先順位が低いことも関係があるでしょう。

外向的な人 リスク1(教える時間)リターン2(友情、満足感)

内向的な人 リスク3(時間、思考、恐怖)リターン0

こんな感じになっていることも考えられますね。

他にも、依存させたくないからあえて簡単には教えない人や、自分の集中していること以外に労力を割かないようにしている人など、多くの性格が関わってきているのですが、共通するのは教えることにメリットを感じられないということです。

無償労働はしてあたりまえ?

「それって結局ケチってことじゃないか!」と聞こえてきそうですが、人にはみなその部分はあるはずです。何気なくやっている、少しだけ負荷のかかるもの、それのどこかにメリットがあるのではないでしょうか。

嫌なことを引き受けて過ごしている場合は要注意です。無意識のうちに、「自分はつらい目にあって無償で良いことをしているんだから、他の人も自分に優しくするべきだ」と考えてしまうことがあります。それでうまく行っているならいいですが、大抵の場合うまく行かないことと思います。

この場合は少し肩の力を抜いて、自分にかける負荷を減らしてみるといいかもしれません。自分が無理をして他の人に都合のいいように動いていると、いつの間にか相手にも自己犠牲を要求するようになってしまっていることがあります。そんな時は、よく言われている、「いい人をやめる」ということをしてみるといいと思います。ひょっとしたら、やらなくてもいいことも引き受けてしまっているかもしれません。

忙しい

価値観の違いも大きいですが、単純に忙しいという場合もあります。用事がいっぱいあって自分のことでいっぱいいっぱいだと、少しの時間でも惜しくなってしまうことがあります。この場合もただ「忙しかった」というだけです。あなたにも聞かれる側にも罪はありません。

相手の気分を害さない聞き方

それではここからがメインです。聞き方や準備を工夫することで、情報を聞き出せる確率を上げることができます。

謙虚な姿勢で感謝をもって質問をしよう

相手と自分で価値観が違うかもしれないことを意識しましょう。何度も書いたとおり、こちらは質問することを大したことと思ってなくても、相手は面倒に思っているかもしれません。「教えてくれて当たり前」ではなく、「貴重な時間を削ってまで教えてくれてありがとう」と考えるようにすれば、自然と相手に受け入れられやすくなります。また、嫌な顔をされたり、断られてしまったとしても、「なんで嫌そうにするんだ!」と怒ることがなくなり、精神衛生上とてもいいので、ぜひおすすめします。

なるべく調べてから聞く

まずは、調べてから聞くことです。調べて、「~というところまでは分かったのですが、この先がわかりません」というように、自分が調べたこと、少しでもわかろうとしたことを伝えると、自分が本気で知りたいことが相手に伝わり、教えてくれる可能性が上がるでしょう。そうでなくとも、調べる癖、調べるスキルが付けば、自分で答えにたどり着けることも増えるはずです。

スマホを使おう:検索のコツ

調べる事の習慣づけですが、今あなたが使っているスマホを活用していきましょう。正確さは本に負けるものの、インターネットを使えば超素早く情報を手に入れられます。具体的には、とにかく検索を癖付けすることです。わからない言葉、何かの方法など、知りたいことがあったら即座にスマホを取り出してブラウザ(SafariやGoogleなど)を開き検索にかけましょう。はじめはなんて検索していいかわからないかもしれませんが、癖になるくらい検索をしていれば、やり方がだんだんつかめてきます。(このページにたどり着けているならよっぽど大丈夫だとは思いますが^^)

コツとしては、ある程度型にはめて検索することでほしい情報のあるページに行きつきやすくなります。

「○○ 方法」「○○とは」「○○ できない」 「○○ コツ」これらが普段僕が検索をしている時に最もよく使う言葉たちです。

シンプルに言葉にできない場合も、キーワードを入れる事で情報にありつける可能性があります。

例えば、AVIUTLという動画編集ソフトで動画を作っていたとして、動画を作り終わった後の完成のさせ方がわからなかったとします。

動画を完成させるには「出力」または「エンコード」という作業が必要になるのですが、これらの言葉がわからなくても、あきらめずに自分の言葉で検索してみましょう。

「動画を完成させる」だけでは、他の動画作成ソフトの話しか出てきませんが…

後ろに[aviutl]を加えて、「動画を完成させる aviutl」で検索すれば、必要な情報が書いてあるページにたどり着けます!ついでにエンコードという言葉も知ることができますね。

このように、うまく検索するワードがわからなくても、スペースを使い、関係している単語を入れる事で、検索結果が変わってくることも多いです。

まとめ

  • 価値観の違いや忙しさから、質問されるのを嫌に思う人もいる
  • 教えてくれるのを有難く思おう
  • ネットを使ってできるだけ調べておこう

大抵の場合心配するには及びませんが、わからないことだらけで質問しまくりの時に、もし自分が相手に嫌がられているのではないかと思ったら、この記事のことを思い出してくださると幸いです。

おまけ:検索のコツが知りたい方へ

2020/02/11:新しく記事を書きました。この記事では、自分で調べる力をつけるための、検索のコツを全17種類解説しています。

この記事を読めば、インターネットさえあれば、いつでもどこでも何だって調べられるようになれるでしょう。

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