こんにちは、まっちゃんです。
最近弟に勧められてCiv6を始めたのですが、右も左もわからない初心者の自分ではタイマンだと全く太刀打ちできません。(4戦4敗)。
そんなわけで難易度設定によってハンデを付けて遊ぼうと考えたのですが、難易度が『王子』や『族長』など肩書の名前になっており、例えば自分の難易度を『神』にしたら自分が神並みに強くなるのか、逆に遊ぶのが神レベルに難しくなるのか分からずネットで調べることにしました。しかし「Civ6 難易度 ハンデ」で検索すると情報は出ず、「Civ6 難易度 マルチ」で検索すると「わからない」「プレイヤーには難易度の補正は反映されない」という情報が出ていまいちはっきりしません。
というわけで今回はCiv6の難易度が、マルチプレイの時にプレイヤーにどう作用するのか調べることにしました。(まぁ、結局のところシンプルに「Civ6 難易度」とだけで検索すれば見つかったんですけどね…)
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結論
結論から書くと、Wikiのこのページにある「プレイヤー補正」の表の影響だけを受けることになります。
見ての通り『開拓者』や『族長』の難易度だとユニットの戦闘力が上がり獲得経験値も増えますが、『神』にすると戦闘力にも経験値にもボーナスが入らず、さらに前哨地を制圧した時のゴールドが通常より5も減ります。
つまり、マルチプレイでハンデを付けたいのであれば、上手い人が『神』のモードにして、初心者側が『開拓者』の難易度にすればOKです。(補正の差を一番大きくしたい場合)
プレイヤーごとに難易度を設定するのですが、偉い肩書き、高い難易度を設定するほど『そのプレイヤーにとっての世界の厳しさ』が上がるわけですね。
称号が偉そうなほど戦闘力が上がりそうですが意外に逆でした(笑)
また後述しますが、AIはオンラインであってもオフライン同様難易度の称号が偉いほど強さが上がります。逆になるので気をつけましょう。
検証①
もともと自分たち用にどんな効果があるのか調べたかっただけなのでだいぶゆる~い検証です。ぶっちゃけ文字数稼ぎですね。
ちなみに時系列としては『検証①』→『上の表を見つける』→『検証②』です。
こちらの難易度をオフラインの時に一番難しい難易度である『神』、向こうの難易度をオフラインで一番簡単な『開拓者』にしました。この時点では、名前が偉い難易度の方がゲーム進行が簡単になると勘違いしていました。
検証だけして早く遊びたかったため、すぐ終わるように時代設定は『情報化時代』とし、条件をなるべく同じにするためマップは『ミラー』、指導者は両方『北条時宗』としました。
情報化時代なので沢山初期ユニットがいますが、聞いてみた所初期人数は変わりないそうです。この時点でオフラインの時に本来AIにかかる補正がかからないことがわかります。
開始時点が200ターンなのですが、前もって230ターン目で戦争をすることに決めて進めました。その230ターンに達した時のスコアがこちらです。最初は偉い肩書の難易度にした方が生産力など色々バフがかかると思っていたので、この時点でその誤解は解けました。
表を見つけた現在だとプレイヤーには戦闘系(と蛮族前哨基地を潰したときの金額)のバフしかかからないことがわかっているので、これは単純な実力差ですね。
戦闘が始まって8ターンたちました。かなりの数のジェット戦闘機が攻めてきて防戦一方です。
ここで一度歩兵の戦闘力を比較してみました。よく見ると、こちらではなく向こうに戦闘力の補正がかかっています。最初は難易度設定を逆にしたのかと考えましたが、ネットで調べたところ最初に張り付けた表を見つけることができました。
最初に貼ったあの表は単純に「Civ6 難易度」で検索することで一番上にヒットしました。最初にネットで調べた時難易度による変化が見つからなかったのは、最初からマルチプレイについて調べようとして「Civ6 難易度 ハンデ」などで調べようとしたのがいけなかったわけですね。
表を見て難易度『開拓者』の方が『神』より経験値をもらえるとわかったので、経験値についても注目してみました。防衛側と攻撃側の差も考えましたが、何度も戦闘しているのにこちらはレベルが上がらず向こうは何基もレベルアップしています。どうやら表の情報で間違いないようです。
残りターン数が少なく、またこちらが防戦に全勢力を注ぎ込んだこともあって最終的には一都市が(ほぼ)陥落した程度で終わりました。右の方にジェット戦闘機がまだ少なくとも10機以上あるので続けていたら完全制覇で終わっていたでしょう。
検証②
表を発見してオンラインでマルチプレイをする際は「プレイヤー補正」のみかかると見当がついたので、次はもう少し厳密に調べてみることにしました。
今回もミラーマップで、太古から始めました。
指導者は両方『北条時宗』で、前回と同じくこちらが難易度『神』、向こうが難易度『開拓者』としています。今回はチーム戦にして視野を共有しながら進めました。政策も常に同じものを選択しています。
前回と同じくスタート時の人数には変わりありませんでした。両方とも戦士1、開拓者1でスタートです。
次に同条件にしたときの生産力等について調べてみました。平原に1つ目の首都を置き、首都に1人、平原に一人市民を置いた状態で数値を比較したところ、食料、生産力、科学力などどの数値も同じになりました。(3~4枚目が拡大で見やすいです)(以降、画像が複数並んでいるタイプの画像はクリック/タップで拡大できます)
AIの場合はこれらの数値に補正がかかるはずなので、これでプレイヤーの場合にはその補正がかからないことが確認できました。
戦闘力について、こちらは難易度によるボーナスはかかっていませんが、向こうではかかっています。プレイヤー自身の難易度が低いほど戦闘力にプラスの補正がかかるのも確認ができました。
経験値についてもこちらが戦士で槍兵を倒して経験値+5なのに対して、向こうは戦士で槍兵を倒したときに+9されています。
表によると『開拓者』は『神』と比較して45%多い経験値をもらえるようです。小数点が切り上げされているか、内部数値では小数点まで経験値が存在するのかもしれませんが、大体それくらいになっていますね。
前哨基地を制圧した時の金額も、こちらが15枚、向こうが32枚となっています。これは表のデータとは違いますが、アップデートがあったのか、あるいは乱数で変化するのかもしれませんね。
といった感じで、戦闘力、経験値、前哨地を制圧した時のゴールドには補正がかかり、AIではかかるはずの生産力、ゴールド、化学力、文化力、信仰の補正はかからないというのを自分たちの目で確認することができました。
AIはオンラインでも難易度の肩書きが強いと強くなる
オンラインモードで、チームのAI二人をそれぞれカトリーヌ・ド・メディシスの難易度を『神』、ガンジーの難易度を『開拓者』にしてスタートしました。
下の画像の通り、開拓者難易度にしたガンジーは通常通り戦士一人のみですが、神難易度にしたカトリーヌ・ド・メディシスは開拓者1、戦士5、労働者1をはじめから所持しています。
表に書いてある通りですが、オンラインでプレイヤーは自信の難易度の肩書を偉くすると弱体化し、AIは自信の難易度の肩書を偉くすると強化されるようです。
逆になるので少し紛らわしいですね(笑)
まとめ
マルチプレイの時の『難易度』は、その人の強さの補正ではなく、「その人にとってのゲームのプレイ難易度」が決まります。
なので実力差がある場合は初心者の人は『開拓者』や『族長』など難易度の低いものに設定し、上級者の人は『不死』『神』などの難易度の高いものを選ぶと良い…と思います。
初心者側が成長してきたらまた『将軍』VS『皇帝』、『王子』VS『王』と差を縮めていくのが良いのではないでしょうか。
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実際に初心者開拓者VSベテラン神で対戦してみた感想
結論だけ書くとかかるのがほぼ戦闘関係のボーナスのみなので結構厳しいです。難易度による強化を活かすには、戦闘力3の数値が実質的に生きている序盤のうちに攻め込み土地を得ていく必要がありますが、序盤に攻め込むための国がないとハンデの意味があまりまりません。
また今回は遺産、属国ボーナス、偉人、観光力などあまり理解していない分野が科学力も文化力も差が付いた原因らしいので、戦闘系だけのボーナスだとほとんど意味がありませんでした。
次回は都市数制限かAIをこちらのチームに入れることでハンデを付けてみようと思いますが、科学力や生産力など戦闘以外でもハンデを付けられるMODを知っている人がいたらぜひコメントで教えてください。プレイヤーでもAIと同じようなハンデをもらえるのが理想的ですね。
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