こんにちは、まっちゃんです。最近VRゲームのBlade and Sorceryにとてもハマっています。
筆者はYoutubeでゲーム実況もやっていますが、絵面がかなりグロテスクになるので今のところ動画化の予定はありません。
今日はこのゲームを遊んだ感想のレビューと、必ず入れたいおすすめのMODを紹介します。
↓最新バージョン(U12)のおすすめMODはこちら(2023/7/10:U11のリンクを張りっぱなしだったのでU12に張り替えました。現行バージョンはU12です。)
どんなゲーム?
デバイスは何に対応している?値段は?
Blade and SorceryはVRのゲームです。遊ぶのにはVR機器が必要です。Steamで買うほか、Metaquest(OculusQuest)単体版や、PSVRの物もあるようです。後述の武器MODが必須レベルでおすすめなので、可能な限りSteam版をおすすめします。
Steam版では値段は現在2050円でかなりお買い得です。
VR機器はMetaQuest2(OculusQuest2)がおすすめ
VR機器は普通十数万円~数十万円しますが、MetaQuest2は4万円以下で買えるのでおすすめです。
どんなゲーム性?
いわゆるチャンバラゲーです。剣、槍、斧、メイスなど好きな武器や使ってBOTとチャンバラができます。弓矢も撃てます。
1マップだけ簡単なダンジョンを攻略するモードが現在ありますが、それ以外は好きな武器を選び、敵をスポーンさせて戦うサンドボックスモードのみです。
こう書くとシンプルなゲーム性に思えますが(実際AIは単調目)、実際に遊んでみるとリアルな3D空間で武器をブンブン振り回せてとても楽しいです。
運動不足の解消にもなりますし、子供のころチャンバラが好きだった人はぜひおすすめです。
日本語はある?
日本語対応はしていませんが日本語化MODはあるようです。
ただ基本的に武器を振り回して遊ぶだけのゲームなのでよっぽどわざわざ翻訳しなくても良いかとは思います。
2022/7:U11アップデートでデフォルトで日本語対応になりました。
グロい?
けっこうグロいです。自分で戦っている最中は集中しているので全然気になりませんが、自分の録画や誰かのプレイしているところを見ると非常に残虐です。剣を刺した途端力を相手は力を失ってリアルに崩れ落ちるので、感受性が強い人にはあまりおすすめでないかもしれません。
一応、設定で血をオフにすることができます。恐ろしくて試していませんが、敵の四肢が飛ぶ設定もできるようです(デフォルトだとオフ)
遊んだ感想
自由自在に剣が振れる!
なんといってもこれです。Mordhauの記事でもマウスの方向に合わせて剣が振れて楽しいと書きましたが、このゲームではリアルに自分が腕を動かした通りに武器を振えるので非常に楽しいです。
子供のころのチャンバラごっこのように好き勝手に武器を振り回せるのでとても楽しいです。
《余談》リアルでもスポーツチャンバラという大人がチャンバラできる競技はありますが、”当てれば勝ち”のルールと、軽くてしなる剣の性質と、それから相手に怪我をさせないという観点から、基本的に手首で素早く振る手打ちがメインになります。このゲームでは勝敗やケガは気にせず気ままに大振りでブンブンできて楽しいので、ぜひVRの剣戟ゲームはこれからどんどん増えてほしいですね。
色んな種類の武器を試せる(要MOD)
以降全て下のMOD紹介で紹介している「Medieval MegaPack」を入れている前提での話になりますが、いろんな武器を自分で実際に掴んで、振ってという感覚を楽しむことができます。普段ゲームを遊んでいると剣がかっこいいと思いがちですが、実は気軽にぶん回せる鈍器の方が合っていることに気づいたりなど、意外な発見があって面白いです。
また後で解説しますが、デフォルトだと武器はだいぶ少なめなので、武器MODだけは絶対に入れるべきです。
2022/7追記:U11アップデートで武器MODが使えなくなったのでMODのアプデ待ち中。ただゲーム本体のアプデでMOD抜きでも多少武器が増えました。
攻撃判定がリアル
このゲームは攻撃判定が非常にリアルです。発売当時に書かれたこの記事でも言われていますが、一定以上のスピードで、武器の切れる方向で、鎧の少ないところを狙って攻撃しないと敵にダメージはそんなに通りません。
また他にも、鈍器なら鎧の上からでもダメージが通ったり、顔や心臓を狙えば一撃で倒せたりと色々リアルです。
いい運動になる
どんなVRゲームでも基本的に自分の体を動かしてプレイすることになるのでいい運動になりますが、自分で剣を振り回せるこのゲームは遊んでいるだけでかなりの運動量になります。
歩数計を付けて半日このゲームを遊んでいたら歩数が3000歩くらいカウントされていて驚きました(笑)
あらゆるものがつかめる
このゲームでは、世界に存在するあらゆるものに当たり判定があり、そして掴むことができます。テーブルの上のジョッキやつぼを相手に投げつけてぶつけることもできますし、掴めそうなところを探してがけ登りすることもできます。
この仕様で自分が一番楽しかったのはMarketのマップでピッケルを持ち、壁の出っ張りにひっかけて”Getting Over It” ごっこをしたことです。何にでも判定があるのでそんな遊び方もできます。
重い武器を両手持ちしてフルスイングすると面白いくらいに吹っ飛ぶ
MODの追加武器には丸太や金棒、岩ごと抜かれた聖剣など非常に重たいものもあります。主人公は怪力なので両手で持てばそれらをフルスイングすることが可能です。重たい武器でフルスイングをぶつけると敵がものすごい速度で吹っ飛んでいきます。ストレス解消になるので鬱憤がたまっている人にもおすすめかもしれません。
投げ技も可能
実はこのゲーム、素手でも戦えます。普通にパンチを連打しても良いですし、柔道やプロレスのように相手を投げ飛ばして気絶させることもできます。
自分の相手への当たり判定は特にないので手だけで完結させる必要がありますが、それっぽく技をかければそれっぽく飛んでくれます。これがなかなか楽しい。
不満点(改善してほしいところ)
敵AIはだいぶ弱い
敵AIはまだだいぶ未発達です。攻撃は2~3パターンしかなく全て大振りです。また少しの段差で身動きが取れなくなったり、味方の死体につまずいたりします。(しかも躓きのモーションが結構おおげさ)
かとかいって複数人を相手にすると後述の理由でだいぶ大変です。ほどほどに手加減しながらタイマンするのが今一番ハマってる遊び方です。
横や背後の敵の位置がわからない
敵は武器を振る時以外しゃべりません。また足音もまだ実装されていません。なので複数人と対戦すると横や後ろにいる敵に一発食らってから戦闘開始になります。これはやや難しいところです。
敵のみ振り終わった後の武器に当たり判定がある
自分の攻撃判定は物理的に計算されているようですが、敵の攻撃は普通のゲームのようにモーションと当たり判定で計算されているのでしょうか。敵が武器を振り終わった後2秒くらいは敵の武器に当たり判定が残り続けます。普通に遊んでいる分には全く問題ありませんが、先述のように素手で戦闘しようとするとこの仕様が非常に大きな敵になります。
盾殴りができない
このゲーム、(おそらくですが)攻撃力の設定されていないアイテムや武器の一部分を高速で敵や物にぶつけると、手からすっぽ抜けて吹っ飛ぶ仕様になっています。
また、普通に考えたら重い鉄の塊で殴られたら当然痛いですが、どうにもこのゲームでは盾には攻撃力の判定がついていないようで、すっぽ抜けない程度の力で盾殴りをしても素手程度にしかダメージが通りません。
盾殴りはElonaやSkyrimなどいろんなゲームで出来るのでいつかこのゲームでもやってみたいですね。
ちょっとした小技
簡単に突きを決める方法
既プレイの方は分かると思いますが、このゲームでは突きの構えを取ると敵が警戒してバックステップします。着地した瞬間を狙っても良いですが、それよりもっと簡単な方法があります。
それはスティックで前進しながら突きを出すことです。自分自身の速度も突きの可否の判定に含まれているようで、前進しながら突きを出すと恐ろしいほど簡単に突きが決まります。突き出さず、構えたまま前進するだけでもOKです。この小技を使うと手で持った弓矢の”矢”でも相手を倒すことができてしまいます。
敵AIが(おそらく)一種類しかない関係上、誰にでも決まってしまいかなりバランスブレイカーですが、ピンチの時は狙ってみてください。
ヘルスポーションは蓋を開けて腰に下げておこう
このゲームにも他のゲームと同じように、体力回復のポーションがあります。しかしこれもリアルになっていて、自分でコルク栓を開けてから口に持っていく必要があります。
ある程度遊んだら自分で気づく方も多いかもしれませんが、実はこのヘルスポーション、蓋を開けた状態で装備スロットにしまっておくことができます。戦闘を開始する前に、あらかじめ蓋を開けておくといいでしょう。
ちなみに蓋を開けた飲みかけのポーションがスロットにある状態でゲームをやめても、次回開始した時は満タンで蓋が付いた状態に戻っています。これは便利ですね。
相手を必ず降参させる方法
このゲームは基本どちらかが倒れるまで戦いが続きますが、強い力で敵の武器を払い落とした場合、相手が降参のポーズをとり、手を挙げたまま扉の方に行きそのままフェードアウトすることがあります。
たいていはその辺に落ちている武器を拾ってまた戦いなおしてきますが、地面に落ちている武器を全て場外に投げ飛ばしてしまうことで相手を必ず降参させることができます。
落下場所の多いCanyonなどがおすすめです。
そもそも敵の武器を払い落とすのが難しいですが、不殺の剣闘士プレイがしたいあなたに。
自キャラ身長で相手の大きさがある程度変わる
このゲームでは1cm単位で自分の操作キャラの身長を決められますが、身長を変えると敵の大きさも変わります。ざっくりと調べてみた感じですが、おそらく165~190くらいまでは自分の大きさと同じくらいの大きさになるのではないでしょうか。
ぶっちゃけAIが弱いので敵の大きさが変わっても強さは変わりません。むしろ武器が体を隠す面積が大きい分小さい敵の方が強いまであります。ですが、巨大な相手を打倒したい人は試してみてもいいかもしれません。
実際の身長よりキャラの身長を大きくしすぎると腕を動かすときにキャラクターの体に干渉してうまく動かないことがあるので注意が必要です。主に弓を射る際に引き手がキャラの頭に干渉して問題になります。
逆に小さくしすぎると、ゲームを再起動してもキャラの身長が変えられなくなることがあります。その場合はキャラクターを削除して作り直しましょう。特にセーブデータの進み具合による変化などはないので消してしまって大丈夫です。
おすすめMOD
2022/7追記:バージョンU10の時の情報です(現在はU11)。(アプデされていなければ)現在は使えないのでNexusMODで使えるのを探してください。
Medieval MegaPack
https://www.nexusmods.com/bladeandsorcery/mods/1019
これがないと始まらない!というレベルで必須なMODです。
とんでもない量の武器(その数なんと300以上!)を追加するMODです。
おそらくかなりの中世武器オタクが作ったのでしょう。どの武器も実際に世界各地で存在していたもので一つ一つに説明文が加えられています。武器のテクスチャも非常に作りが良くリアリティが感じられます。
西洋の武器だけでなく中央アジアの武器、日本の武器、中国の武器など様々です。特に日本刀は鞘に抜き差しするギミックが付与されており、腰に下げているだけでテンションが上がります。
真面目な武器だけでなく面白い武器も追加されます。例えばフライパンやほうき、草刈り鎌などの民間人が持っていそうな道具や、岩ごと抜けてしまった聖剣のようなユニークな武器があります。
ユニーク武器の枠に入っていますが、爪のような剣や上下両方に剣のついた棒などその中にもカッコイイものが多いです。
武器の質に関しても、ゲーム本体の武器よりも軽くて攻撃力の高い武器が多く、利便性も高いです。(本編の武器は片手剣が不遇。重くて振りにくいし、スピードが出ないので威力もでない。ダガーに関しては一種類しかない)
Discordに参加することでU11バージョンのこのMOD(Beta版)をダウンロードできます。
Instant Spell Casting
https://www.nexusmods.com/bladeandsorcery/mods/1903
魔法のタメ時間がなくなるMODです。
これで炎魔法を連発してベジータのグミ撃ちごっこをするのがとても楽しいです。小粒ですが自分には必須なMOD。
ちなみに、マナ無制限はゲーム内で召喚できる設定本のサンドボックス設定からオンにできるので特にMODを入れなくても無限にグミ撃ちできます。
The Outer Rim
https://www.nexusmods.com/bladeandsorcery/mods/528
スターウォーズの武器やステージを追加するMODです。
ライトセーバーを使ってチャンバラできるのはもちろんですが、僕がこのMODを好きな理由は2つあります。
1つ目にブラスターです。このMODはこのゲームのMODの中で唯一ちゃんと機能する銃MODでもあります。(2022年初頭現在)ブラスターは狙ったところに素直に飛んでくれますし、音もスターウォーズで聞いたような効果音がなって撃つだけで楽しいです。また面白いのがスコープ付きの銃です。スコープの照準を合わせることで遠くの敵を狙撃できるのですが、銃専門のゲームに負けないくらいスコープが非常にのぞきやすいです。
2つ目がジャンプ力の向上です。このMODを入れるとジャンプ力が高くなるのですが、これが非常に便利です。敵に囲まれた時の緊急回避にも使えますし、動きまくって疲れた時でもジャンプを使えば座ったままでも高速で移動できます。(このゲームでは姿勢によって移動速度が変わる)
Fire emblem Sword Pack
https://www.nexusmods.com/bladeandsorcery/mods/3715/
ファイアーエムブレム風花雪月の武器を追加するMODです。槍と斧のバージョンもありますが、自分の環境で動いたのは剣バージョンだけでした。
ゲームで使っていた武器をVRで実際に振るえるのでそれだけで楽しいです。特に変わった機能はありませんがFE好きな人はぜひおすすめなMODです。
基本的に武器のサイズは大きめで重さも(原作準拠で)強い武器ほど重くなっていくので勇者の剣やゾルタンの剣など後半に活躍するような武器は基本両手持ち安定です。
MODの入れ方について(Vortexを使おう)
MODに関してはVortexを使うのがおすすめです。「Vortex 使い方」で検索すると良いでしょう。
そもそも「日本人でこのゲームをプレイしていてMODを入れたいけどやり方がわからない」という人がいるのかわからないので現状はこの記事にやり方は書かない予定です。リクエストがあれば書くのでコメント欄にどうぞ。あるいはリクエストがなくても気が向いたら書くかもしれません。
↑Steamで2050円!安い!
↑VR機器はMetaQuest2がおすすめ!
コメント
コメント一覧 (2件)
steamとは何ですか?
Steamはゲーム販売サービスです。
主題は違いますが、ちょうど昨日投稿した動画の前半でSteamの導入方法を紹介しているのでよかったらご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=5mRAL-56AAA&t=295s