今回はほぼすべてのセリフとその直訳を掲載しています。重要な単語や熟語、文法が出た時は個別にそれを解説します。また直訳に迷ったときは公式、非公式日本語版の翻訳を引用して確かめていきます。
「あなたのあたらしいおうちへようこそ、罪のない人よ」
innocent 罪のない
公式「さあ あなたは きょうから ここで くらすのよ」
非公式「新しい家へようこそ、わが子よ」
公式でも非公式でも意訳によって分かりやすくなっていますね。
「私にいせきの操作法を教えさせてね」
educate 教育する
Allow A to do :Aにdoすることを許可する。
公式「いせきの しかけについて おしえておくわね」
非公式「RUINSの歩き方を教えてあげるわね」
「いせきはパズルでいっぱいよ」
(be) full of A Aがいっぱいある
「古代の憂さ晴らしとカギの合わせ技ね。」
fusion:融合
diversion:転用、流用、憂さ晴らし、などなど…
非公式ではだいたい同じですが、公式では「しんにゅうしゃを げきたいする むかしからの ぎじゅつよ」となっており、気晴らしのニュアンスは省略されています。
「部屋から部屋に移動するためにはそれらを解決しないといけないわ」
solve:解決する 解き明かす
1つめのtoは「するために」、2つ目のtoは「~に」の意味ですね。
「それら(パズル)を見て慣れておいてね。」
adjust 調整する 整える 合わす
adjust oneself to ~に慣れる 適応する
sight 視力 視界 情景
(at) the sight of ~を見て 大体atがありますが、ここでは省略されているようです。
ちなみに完全に直訳すると「それらの光景に自分自身を調整してください。」となります。
「恐れのない者だけが進むだろう。勇気あるもの、愚かなもの、どちらも中道は歩かない」
proceed 進む
Only のみ だけ
fear 恐怖
Brave 勇気のある 勇敢な
foolish 愚かな
Both 両方とも
~less ~のない 形容詞の後ろに~lessとついていると、「○○(形容詞の意味)のない」という反対の意味になります。このように言葉の後ろについて意味を変えるものを接尾辞といいます。
「ここでは先に進むために、あなたはいくつかのスイッチを動作させる必要があるわ」
make progress 進む
need to する必要がある
several いくつかの
「心配しないで、私は弾く必要のあるものにラベルをしておいたわ。」
「[Z]を押して看板をよもう!」
「道にとどまりなさい。」
「このスイッチを押してね。 -トリエル」
「このスイッチもおしてね。 -トリエル」
too ~もまた ~も
「あなたは別のスイッチを押す必要があるわ。」
other 別の
「あなたのためにラベルすらしたのに…」
「素晴らしい!あなたを誇りに思うわ、小さきものよ。」
be proud of A :A(人)のことを誇りに思う
非公式版では主人公への呼びかけはどのような表現でも大抵「わが子」に統一されていますよね。
「次の部屋に行きましょう」
「(あなたは)(地下世界に住んでいる)人間だから、モンスターはあなたを襲ってくるかもしれないわ。」
Asには~として、という意味のほかにも、~だからという理由を表す表現もあります。
「そんな状況に対応できるよう準備をしておく必要があるでしょうね。」
be prepared for ~に対応できるように準備をする ~に備える 覚悟する
「でも、心配しないで!手順は簡単よ」
However しかしながら
process プロセス 手順など
simple 簡単 単純 など
「モンスターと出会ったときは、貴方は戦いに入るわ」
encounter 出会う 名詞っぽい単語ですが今回は動詞です。
enter 入る
「戦いの中にいる間は、友好的な会話を始めるのよ」
While ~の間
strike up 歌などを始める交友を結ぶ
「時間をかせいで。私が対立を解決しにきてあげるわ」
stall for time 時間を稼ぐ
resolve 解決する
conflict 対立
非公式版では仲裁すると訳されています。
「ダミーと話すのを練習してみて」
practice doing ~するのを練習する
「会話の話題に何かアイデアが必要かしら?」
conversation 会話
「そうね、私はシンプルに『ごきげんよう」から始めるわ。」
How do you do =かなり古風なあいさつ
トリエルが実は王族なことが関係しているかもしれませんね。
「お気に入りの本を聞いてもいいわね」
could canの過去形
「ジョークは緊張をほぐすのに役立つわ」
be useful for ~に役に立つ
breaking the ice 緊張をほぐす カタカナでアイスブレイクともよく言いますね。
「ひとつ聞いてちょうだい…」
「スケルトンは何で屋根を作ったと思う?」
「板葺き屋根よ! 」
cover the roof with shingles 屋根を板葺きにする
Shin:中手骨、脛骨
去年はこのギャグの意味が解らなかったのですが、脛骨、中手骨を表す”Shin”と、板葺き屋根をあらわす”shingles”をかけていたようです。
「ええ、私はそれは面白いと思ったわ」
amusing 面白い
アミューズメント施設のamuse も同じ語源ですね。amusementには娯楽の意味があります。
「あなたはダミーに遭遇した。」
「ダミーはぼんやり突っ立っている」
「の心臓とボタンの目。あなたは目に入れてもいたくないほどいとおしい」
A be the apple of my eye 目に入れてもいたくないほどいとおしい これは英語のことわざのようです。参考
韻を踏んでいるのでしょうか。二行目も3行目もeyeで終わっています。
「ダミーは今にも倒れそうに見える」
look like ~のように見える
be going to には「~する予定」の他にも、「~しかけている」といった意味もあります。
「あなたはダミーに話しかける。…」
「トリエルはあなたに満足しているようだ」
seem ~らしい ようだ ~と思われる
be happy with ~に満足している
「ああ、とてもいいわ!上手ね。」
「この部屋にはまた別のパズルがあるわ」
another 別の
「あなたは解決できるかしら?」
wonder – if ~ ~かしら
「フロギーがあなたを攻撃する!」
Check 調べる
Threat 脅し 脅迫
Compliment 誉め言葉 賛辞 今回はコチラを選択。
「フロギーはあなたが言ったことが分からなかったが、とにかくお世辞を言われて喜んでいる。」
flatter お世辞を言う
ここでのwhat は関係代名詞で「~こと」を表す。
「西の部屋は東の部屋の設計図」
blueprint 設計図
「これがそのパズルよ。でも…」
「こっちにおいで、私の手をちょっと握っていてちょうだい。」
for a moment ちょっとの間
「今はパズルは少し危なすぎるようね」
「あなたはこれまで非常によくやってきました。わが子よ」
thus far これまで
「でも、私にはあなたに頼むには難しい要求があるわ。」
ここは少し訳すのが難しいです。
公式「でも つぎは すごくつらいおねがいを しなければ ならないの」
非公式「けれど…ちょっと辛いことをしないといけないの」
「あなた一人でこの部屋の終わりまで歩いてほしいの」
I would like you to わたしはあなたに~していただきたい
by oneself 自分で ひとりで
「ゆるしてちょうだいね」
「やあ、わが子よ。心配しないで、私はあなたを置いて行ったりしないわ。」
非公式版では最初の一文は省略され、公式版では「よくできました!」と訳されているようです。
「私はただ単にずっとこの柱の後ろにいただけよ」
merely ただ単に
「私のことを信じてくれてありがとう」
「けれど、このエクササイズには重要な理由があったの」
there be ~がある
exerciseは、非公式では「お稽古」、公式では「れんしゅう」と訳されていました。
「あなたの自立をテストするためのね。」
ここも意訳する必要があり、ひとりでいられるかをテストしたといった意味合いです。
「所用に臨まないといけなくて、貴方はしばらく一人で待っていなければならないわ。」
「ここに残っていてね。一人で探索するのは危ないから。」
「私に考えがあるわ。私はあなたに携帯電話をあげます。」
「もしなにか必要だったら、電話してね」
「良い子でいるのよ、いいわね?」
「電話の鳴る音」
「もしもし?トリエルです。」
「あなたは部屋をでてないわよね?」
出ています(笑)
「先の方に私のまだ説明していないいくつかのパズルがあるわ。」
ahead 先
「一人でそれらを解決しようとするのは危ないでしょう。」
would be ~でしょう だろう
「良い子でいるのよ、いいわね?」
「ふざけて落ち葉をカサカサいわせたことがあなたを決意で満たした。」
playfully ふざけて
crinkle カサカサと音を立てる
非公式では「あなたは決意で満たされた」公式では「ケツイが みなぎった」とどこでも共通していますね。
今回はここまでです。また次回もお楽しみに。
公式翻訳で参考にした動画
非公式翻訳で参考にした動画
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