当サイトはアドセンス及びアフィリエイト広告を使用しています。

MOD、ヴァリアント、アドオンの違いって?【PCゲーム】(主にMinecraft,elonaについて)

目次

ゲームの改造について

コンシューマーゲーム(スイッチやプレステのゲーム)と違い、パソコンゲームでは改造が黙認されていることがあります。

もちろんプレイヤーが有利になるように改造して、それをオンラインで使うことは大抵ご法度ですが、個人で楽しむ分には許されているものが多いです。

マインクラフトのMODなどが有名ですよね。

一方で同じようにゲームを改造したもので、elonaではヴァリアント、マインクラフトBEにはアドオンと呼ばれているものがあります。

これらがMODとはどう違うのか気になったので今回は調べてみることにしました。

MOD

一番よく見る改造の形ですね。

定番のマインクラフト(JE)の他、スカイリムやグラセフなど、パソコンゲームには有志の作った改造が多くあります。

Wikipediaではこのように定義されています。

modモッドmodificationの短縮形)とは、主にパソコンゲーム用の改造データのこと。

https://ja.wikipedia.org/wiki/Mod_(%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0)

つまりMODとはPCゲームの改造データの事の事になります。シンプルで分かりやすいですね。

チートとMODの違い

ウィキペディアの同ページに、チートとMODについても書いてありますね。簡単にまとめるとこのような感じになります。

  • ゲームの改造全般がMOD
  • ゲーム難易度を下げたり、不正にプレイヤーを有利にすることが「チート」
  • チートができるMODもあるが、必ずしもチート=MODではない
  • MODにはプレイヤーを有利にするものもあるし、しないものもある
  • MODではなく、公式がもともとチートコマンドを入れていることもある

アドオン

マインクラフトBEの改造はアドオンと呼ばれています。WebブラウザのFirefoxやChromeにも追加要素を入れるアドオンがありますよね。

ゲームをやらずにパソコンを触って暮らしている分には、MODよりこちらの方がなじみがあるかもしれません。

IT用語辞典によると、こちらはこのような定義になっています。

ある特定のソフトウェアが標準では備えていない機能を追加することができる、単体では動作しない部品化されたソフトウェアを指す。「プラグイン」(plug-in)、「機能拡張」(extension/エクステンション)などとほぼ同義だが、これらをそれぞれ別のものとして使い分ける場合もある。

https://e-words.jp/w/%E3%82%A2%E3%83%89%E3%82%AA%E3%83%B3.html

MODがPCゲームの改造に限定されているのに対して、アドオンはソフトに機能を追加するソフト全般を示すようですね。

Minecraftのアドオンについて

BE版のマインクラフトの改造は、MODではなくアドオンと言います。

Minecraftの話にはなりますが、サーバー用の改変ソフトはプラグインと呼ばれています。アドオンもプラグインもMODとは違い、既存の要素を改変して作られているのでホストのみ導入していれば使えるが、全くの新しい要素は追加しにくいという特徴があります。

アドオンはMinecraft公式のWebページでも言及されています。また公式の配布しているアドオンもあるようです。BE版には有志の作成したマップやアドオン、スキンを購入できるマーケットプレイスがあるのでそれの関係でしょう。もしもJE版にもマーケットプレイスがあれば、公式もMODを作っていたかもしれませんね。

なぜMODではなくアドオンと呼んでいるのかは気になるところですね。想像ですが、アドオンは最初から導入が想定されており、”勝手に改造する”というより”元から想定されている追加するための仕組み”といったニュアンスの違いがあるのでしょうか。

BEにはワールド生成画面に最初からアドオンの管理画面がある。JEの場合ForgeやFabric Loader等の前提MODを入れなければ”MOD”という項目はトップメニューに存在しない。

ヴァリアント

elonaでしか見たことがありませんが、これも有志による改造版です。

ヴァリアントはelonaの、omake-overhaulしかやったことがないので正確かはわかりませんが、他ゲームのMODが複数入れたりするのに対して、ヴァリアントは単体で入れるほかゲーム性がかなり変わるので、単に改造版と言うより、一つの新しいゲームとしての側面も大きいように思えます。

elonaの派生版、omakeファミリーの解説wikiではこのように書かれています。

ヴァリアント(variant)は日本語で変種を意味し、ローグライクゲームにおいて派生版、改造版を意味する言葉として伝統的に使用されてきた。

http://elona-omakefamily-wiki.com/?%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E6%A6%82%E8%A6%81

上記の通り、ローグライクゲームにおいて改造版を表す語のようです。

別のローグライクゲームのNetHachのWikiや、ローグライクゲームのニコニコ大百科でも同じような文面が見受けられるので、「ローグライクゲームの改造版は伝統的にそう呼ばれている、という解釈で間違いなさそうです。

インターネットで「ヴァリアント ゲーム」などと検索しても全くでないので、ローグライク系のみで使われている用語のようです。なぜローグライクの改造ではMODと呼ばずヴァリアントと呼んでいるのか気になりますね。WikipediaのMODの項目ニコニコ大百科のローグライクゲームの項目を見ると、どちらも発展した時期が似ているので、どちらの語もまだあまり普及していなかったのでしょうか。もし言葉が分かれた理由や、当時について詳しい方がいたらコメントお待ちしております。

※ローグライクとは:大雑把に言うと「不思議のダンジョン」「風来のシレン」のようなゲーム。入るたびにダンジョンの形が変わる、死のペナルティが重いなどの特徴がある。

まとめ

まとめると、以下のような違いになります。

  • MOD:PCゲームの改造ソフト
  • アドオン:ソフトウェアに要素を追加するソフトウェア全般
  • ヴァリアント:ローグライクゲームの改変版

いかがだったでしょうか。

それぞれの言葉がどのようにして分かれ、使い分けられていったのかが気になるポイントですね。何かご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひコメントよろしくお願いいたします。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次