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全工程画像付き! AWS:EC2でのWindowsサーバーの建て方をウルトラ簡単解説。(超初心者向け構築手順)(ゲームサーバーを建てたい一般ゲーマー向け)

こんにちは、まっちゃんです。Windowsでしかサーバーが建てられないゲームってありますよね(あるのでしょうか…?H3VR以外で知らないのであったら教えてください。)

しかしレンタルサーバーを借りようとすると、ゲームサーバーで一般的なLinuxサーバーと違って、Windowsサーバーは審査が入ることが多いです。ここで「ゲームサーバーを数日だけ(短期間)開けたいので、メモリの多い(32~128GBなど)サーバーを貸してください」といっても審査が降りないことが多いです。

推測ですが、Windowsサーバーは数が少ないのでしょう。短期間貸しても対してお金になりませんしね。

…とにかく、そんな場合でもWindowsサーバーを無審査で短期間だけ借りられる方法があります。しかもなんと途中で・リアルタイムでスペックを増設/縮小可能
そんなうまい話があるわけないって?あるんですね、これが。

その答えはAWSです。タイトルになっているとおりですが…

AWSってビジネスマンかエンジニア(ITマニア?)向けの情報ばかりでちょっととっつきにくいですよね。ビジネスでたくさん使われているものなので当然といえば当然なのですが…なので自分も最初は尻込みしていましたが、このAWSは個人でもフツーーに借りることができます。審査もなくアカウントを作ってクレジットカード(デビットカードもOK)を登録するだけです。そしたらすぐサーバが借りられます操作もそんなに難しくないです

というわけで今回は全工程画像付きで、AWSでWindowsサーバーを建てる方法を紹介していきます

※筆者はAWS初心者です。この記事の内容は参考程度に自己責任で利用してください。
情報が間違っている可能性が大いにあります。お金のかかるサービスなので、くれぐれも自己責任で…

目次

事前:一応「レンタルサーバー」と「クラウドサービス」の違いを説明

AWSというのはクラウドサービスの一種です。クラウドサービスを超簡単に言うとIT関連の何かしらをオンラインで貸し出してくれるサービス」です。だから今回はその一種としてサーバーを借りるわけですね。

一般的な説明では、レンタルサーバーが「一台の物理マシンを間借りして借りる」のに対して、クラウドは「仮想サーバーという一台のマシンを自分が占有する」というのがレンタルサーバーとクラウドの違いだとされています。(詳しくはこちらを読んでください(外部リンク))

が、ゲーマー的にメリットデメリットの点で理解するなら、こういう理解の仕方のほうが良いと思います

【レンタルサーバーの特徴】
メリット:
ランニングコストが安い

デメリット:
途中で構成を変更できない
短期間では借りにくい

【クラウドサーバーの特徴】
メリット:
途中で構成を変更できる
短期間(数秒や数時間でもOK)でも借りられる


デメリット:
長期間借りているとランニングコストが高い

最初に書いた通り、クラウドサービスのサーバーは短期間でも借りられるし、途中で構成を変更できます(≒一旦サーバーを立ててみて、途中で「もっとスペックが必要!」となったら、サーバーのデータはそのまま、より良いCPUやメモリに取り替えることができる)

それだけ聞くとクラウドサービスはレンタルサーバーの上位互換のように聞こえますが、長期間借りているならレンタルサーバーのほうがコストが安いらしいです(調べたわけではないので伝え聞きです。すみません)。

なので要求スペックが変動しないブログ用のサーバーや、数年以上開けるつもりのゲームサーバーならレンタルサーバーのほうが適しているということですね。

今回は短期間Windowsサーバーを建てたいという人に向けて、AWSでのWindowsサーバーの建て方を説明していきます。

AWSとは

先にも書いた通り、AWSはクラウドサービスの一種です。Amazonが運営しています。クラウドサービスを超雑に説明すると「オンライン上で”IT関連のなんやかんやいろいろ”を貸し出してくれるサービス」です。今回はそれの一環としてサーバーを借りるわけです。

EC2とは

今回はAWSの中の1つのサービス「EC2」というのを使ってWindowsサーバーを建てていくことになります。

EC2は「Amazon Elastic Compute Cloud」の略らしいです。まあとにかく、サーバーを貸してくれるやつです。

事前:アカウントの作成について

AWSはアマゾンのサービスですが、ショッピングとは別のAWS専用アカウントが必要です。

公式の説明ページがわかりやすいので、アカウントをお持ちでない方はまずこれを読んでアカウントを作成してください

※時々リンクが変わるみたいなので、もし切れていたら「AWS アカウント」で検索してください。

※決済情報の登録が必要です。カードが必要ですが、クレジットカードだけでなくデビットカードも使えます。デビットカードは15歳から作成可能で、審査もクレジットカードと比べて通りやすいです。

(ここだけの話筆者は「お金が減っているのに見た目上は減っていない」のが苦手で未だにクレジットカードを使いこなせていない)

注意点:デビットカードを指定しても料金は月末締めの翌月払い

AWSは従量課金制です。今回関係ある点で言うと、このように料金がかかります

【ずっとかかる】
固定IP(Elastic IP):0.005$/h
ストレージ(EBS料金):0.096$/GB/月(一般的なSSD相当のストレージ gp3の場合)

【サーバーを開けてる間だけかかる】
サーバ代(EC2料金):スペックによる

サーバー代は起動している時のみお金がかかります。サーバーを使わない間、解約するのではなく一時的に停止することができます。停止中はサーバー代はかかりません。ただしストレージ代と、IPアドレス代はサーバーの起動状況にかかわらず、解約するまでずっとかかります。書いてあるとおり、微々たるものですが…

詳しいことはまた後述しますが、ここで大事なのは「従量課金制であること」という点です。

その場その場で支払いが発生するのではなく、次の月が始まったタイミングで前月の使用料が計算されます。そして次の月の1~5日の間に支払いが行われます。(参考:公式ページ

仮にデビットカードで登録したとしても、当月の支払いは翌月の初頭になるというわけです。ここは注意が必要です

(デビットカードで登録したときに銀行の残高が足りなかった場合についてはわかりませんでした。口座にお金が入っているか注意しておきましょう。)

サーバーを借りる具体的手順(画像付き)

さて、それでは始めていきましょう。まだAWSのアカウントを作っていない人は作って、ログインしてください。

EC2サービスに移動しよう

AWSの中の、EC2というサービスに移動しましょう。EC2はサーバーを貸してくれるサービスです。

ログインしたら、AWS画面左上に検索窓があるので「EC2」と入れます。一番上にEC2が出てくるのでクリックして移動してください。

1:左上に「EC2」と書いてある画面に来れば遷移成功です。

2:初期状態だとリージョン(地域設定)が北米になっているはずです。サーバーを借りる時、ここに書いてある土地に物理サーバーを置くことになります。右上の地名が書いてあるところをクリックするとリージョンの一覧が出るので、「東京」を選んでください

※1プライバシーの観点から画面右端は映していません。リージョン名は画面右端から2つ目にあります。
※2ゲームサーバーは物理的距離が近いほど遅延が少ないです。基本東京サーバーでOK。アジア圏なら他のところでも良いかもしれませんが…

インスタンス作成画面に行こう

それではサーバーを作っていきましょう。AWSではサーバーの実体のことを「インスタンス」と言います。今回扱う範囲では、インスタンス≒サーバーと思ってもらって結構です。

サーバーを作ると言いましたが、今からやるのはAWS的には「インスタンスを作る」ことになります

左メニューから「インスタンス」を押して、インスタンス管理画面に行ってください。

右上にオレンジの「インスタンスを起動」というボタンがあるので、それを押します。

名前をつけよう

スペック選択画面に移動するはずです。

一番上に名前を入れるところがあるので、好きな名前を付けましょう。要するにこれがサーバー名になるわけです。

多分英数字なら何でもOKです。

※今回は「H3VR」というゲーム用のサーバーを作っているので、わかりやすい名前にしています。名前系は基本なんでも良いです。

OSの種類を選ぼう

「名前とタグ」から少し下にスクロールすると、OS選択画面があります。

検索窓があるので「Windows」と入れてEnterキーを押してください。

(AWSでは「OSやその周辺のなんやかんやいろいろ」を「AMI」と呼んでいるようです。しらんけど。)

「Microsoft Windows Server 20XX Base」と書いてあるやつを選んで「選択」を押してください。最新のものでよければ、多分一番上にあると思います。

※今回表記した20XXは年号です。Windowsサーバーは数年おきに出ており、2025からはWindows11です。Windows10が良い方は、10の中で最新の2022を選ぶと良いでしょう。「Microsoft Windows Server 2022 Base」が該当します。

注意:基本的に年号の後ろに「Base」とだけ書いてあるやつを選べば良いと思います。一般ユーザーにとって一番シンプルなやつです。

Core BaseはGUIがついていない(CLIのみ)らしいので選ばないように気をつけてください
Visual StudioやSQLと書いてあるやつは多分エンジニア向けです。

今回はWindows11のサーバー「Microsoft Windows Server 2025 Base」を選択。後から2022でも良かったなと思った。

選択ボタンを押すとさっきまでのインスタンス作成画面に戻ってきます。今選んだ内容が選択されていればOKです。

スペックを選定しよう

さて、次に出てくる「インスタンスタイプ」というところが本命です。

AWSでは、CPUやメモリなどのスペックの組み合わせを『インスタンスタイプ』と呼びます

さてこのインスタンスタイプですが、メモリ容量以外は独特の表記がされており、普通のPCに慣れたユーザーは見ても性能がよくわからないと思いますですので…

AIにスペック選びを手伝ってもらおう!!

AIにスペック選定を手伝ってもらいましょう。ChatGPTに「普通のゲーミングPCでいうとこれくらいの性能のWindowsサーバーを建てたいのですが、AWS(EC2)ではどのインスタンスタイプを選んだら良いでしょうか?」と聞いてみてください。多分いい感じの答えが返ってくるはずです。

残念ながらAIのおすすめしてくれたm7i.4xlargeは東京リージョンではまだ未実装だったので、一世代前の「m6i.4xlarge」を借りました。詳しくは下記リンクからChatGPTとの会話で全貌が見られます。

https://chatgpt.com/share/6885d900-dae8-8003-b024-692048b54647

EC2インスタンスタイプの見方について:
自分で知ろうと思うと結構複雑ですが、ざっと見た感じこれらのサイトが比較的わかりやすかったです。
サイト1:https://tech.nri-net.com/entry/ec2_instance_type_naming
サイト2:https://qiita.com/feifo/items/38c97b41dfbe468c640e

インスタンスタイプ選び(スペック選び)

それでは適切なインスタンスタイプがわかったところで、実際に選びましょう。入力欄に入れると絞り込み検索がなされます。「m7i」まで入れたら候補にm7i.4xlargeが出てきていますね。自分が使いたいインスタンスタイプを選択しましょう

※m7i.4xlargeでインスタンスを作成しようとしたら「リージョンに対応していない」エラーが出たので、最終的にはm6i.4xlargeを選択しています。

コラム:サーバーにGPUは必要ないの
(基本的にはおそらく)必要ないです。サーバーは情報を集めて処理するのが仕事で、画面の描画はそれぞれの参加者のPC(クライアント)にやらせるからです。
なので、基本的にサーバー側はCPU、メモリ、ストレージだけあればOKです。


特殊な事情でサーバー側でGPUが必要になった場合でも、AWSではGPU付きEC2インスタンスが存在するようです。詳しくはAIなどに聞いてみてください。

キーペアを作ろう(リモートデスクトップのパスワードを作るアイテム)

インスタンスタイプを選んだら、そのすぐ下でキーペアを作ります。

Windowsサーバーの中を弄る時は、自宅のPCからリモートデスクトップで接続します。キーペアそのときに必要なパスワードを生成してくれるファイルです。

始めはキーペアを持っていないと思うので、「新しいキーペアの作成」を押しましょう。

キーペアの作成画面にで出ます。名前を適当に決めて「キーペアを作成」を押してください。その他は初期設定で良いです(画像の通り)

キーペア名は自分でわかりやすい名前なら何でもOK

ブラウザによって表示は違うと思いますが、「キーペアを作成」を押すと自動でキーペアのファイルがダウンロードされます。

キーペアのファイルは再発行できません。紛失するとサーバーにアクセスできなくなるおそれがあるので、なくさない場所、誤って消さない場所に保存しておきましょう。コピーしても構いません。

最初はエクスプローラーの「ダウンロード」フォルダにあるはずです。

キーペアは自分の覚えやすい、消さないだろう場所に保存しなおそう!!

「キーペアを作成」を押したら、キーペア作成画面は閉じられたと思います。

もう一度「キーペア(ログイン)」のところに行き、今度は「新しいキーペアの作成」ではなく左側の検索窓をクリックしてみましょう。

過去に作成したキーペアの一覧が表示されます今作ったものをクリックして選択しましょう。

ネットワーク設定をする

キーペアのところから下にスクロールすると、ネットワーク設定があります。まずは右上の「編集」を押しましょう。

ネットワーク設定の画面が広がり、細かい編集ができるようになっているはずです。

見てほしいのは赤枠の部分です。おそらく初期設定のままでこうなっていると思いますが、以下のようにしてください。

パブリックIPの自動割り当て:有効化(IPアドレスを固定化できる)

ファイアウォール(セキュリティグループ):セキュリティグループを作成
(ファイアウォール設定のグループを新規で作成する。過去にEC2サーバーを建てたことがあり同じファイアウォール設定を使いまわしたい場合は「既存の…」でOK)

タイプ:RDP(Windows用リモートデスクトップ)
ソースタイプ:自分のIP

ストレージ容量を決めよう

ネットワーク設定から下にスクロールすると、ストレージの設定があります。ストレージとはデータの倉庫、つまりはHDDとかSSDのことです

記入した容量のうち、30GB程度はOSのインストールに使われます。必要な容量+30GB、もしくは余裕をもってそれ以上を入力しましょう。筆者のゲームは多めに見積もって70GB程度必要でしたが、余裕をもって150GBを設定しました。当然ですが、容量が大きいほど時間あたりの値段は増えるので注意してください(それでも現実的な範囲なら月数百円程度ですが…)

gb3と書いてあるところは、基本はそのままで大丈夫です。gb3が汎用ストレージ…普通のPCで言うと、一番基本なSSDに相当するものです。他の選択肢は性能が低かったりコストが高かったりするのでこのままにしておきましょう。(参考資料

選択肢のあれこれや値段の概算はChatGPTに聞くとおおよそを教えてくれるので、参考にしながら作業を進めるのがおすすめです(あくまで参考程度に…情報の裏とりなどは自身で行ってください)

余談:GBとGiBの違い
ストレージの容量がGBではなくGiBと書いてありますが、これは誤植ではありません。

GiBは「ギビバイト」と読みます。MiBは「メビバイト」、KiBは「キビバイト」です。
ITの単位は1024倍ごとに次の単位になるのですが、正確に1024倍ごとに移行しているのが「KiB、MiB、GiB」などで、人間がわかりやすいように1000倍ごとに次の単位にしているのが「KB、MB、GB」などです。

表記の正確性を重視したもので、運用上はよっぽどGBと同じと思ってもらって問題ないと思います。誤差です誤差。
参考:https://wa3.i-3-i.info/diff20tani.html

サーバーを借りよう!!(内容をチェックしてから)

これで設定は全部です!

選択した内容がすべて正しいことを確認したら、画面右側にある「インスタンスを起動」を押しましょう。

※インスタンス作成成功した瞬間から課金が始まります。本当に建てて良いか確認してから作成してください。

インスタンスが起動成功したら、白い画面に緑のバーで「インスタンスの起動に成功しました」と出ます。こうなったら成功です。

もし赤色のエラーが出たら、翻訳するなどして中身を読みましょう。今回自分の例では一回赤エラーが出ていました。内容を読んだところm7i.4xlargeというインスタンスタイプが東京リージョンではまだ使えなかったということがわかったので、インスタンスタイプを変更して再度作り直しました。

Windowsサーバーにアクセスするための設定をしよう

さて、これでインスタンス(サーバーの実体)を作成することができました。しかし作っただけではアクセスできません。アクセスするための設定をしていきましょう。

左メニューから「インスタンス」を押してインスタンス一覧画面に行きましょう。先程作ったインスタンスができているはずです。

インスタンス名を右クリックするとメニューが出てきます。「セキュリティ」をクリックして、「Windowsパスワードを取得」を押してください。

※セキュリティ上の観点から見せてもいいか怪しい情報は黒枠で囲っています。が、見てほしいのは基本赤枠の情報です。

RDP用パスワードを取得しよう

「Windowsパスワードを取得」という画面に遷移します。

ここでWindowsサーバーにリモートデスクトップを使ってアクセスするためのパスワードを入手できます。入手に先程作った「ペアキー」が必要なので、用意しておいてください。

それではこの画面にある、「プライベートキーファイルのアップロード」のボタンを押してください。

エクスプローラーが開くので、保存しておいたキーペアを開きましょう。

キーペアをアップロードすると、「プライベートキーの内容・オプション」というところに文字がブワーーーっと並びます。こうなった状態で右下の「パスワードを復号化」を押してください。

サーバーの情報とリモートデスクトップ(以下RDPと書きます)のパスワードが表示されます。

パスワードはこの後使うのでコピーしてメモしておきましょう。左側の四角が2個あるボタンを押すと全文をコピーできます。

パスワードはRDPで接続する時毎回必要なので、メモ帳などに保存しておくことをおすすめします。

OKを押すとインスタンス一覧画面に遷移し、その上に「パスワードの複合に成功しました」という表示が出ると思います。

インスタンスを起動しよう(最初から起動されてるかも)

それではサーバーに接続してみましょう。(※作成後に色々触ってしまったので初期状態がどっちだったかわかりませんが)もしサーバーが「停止中」になっていた場合は、インスタンス一覧起動したいインスタンス名をクリックし、右側の「インスタンスの状態」を押して、「インスタンスを開始」を押せばサーバーを起動できます。

EC2インスタンス料金(かかる料金の中で一番大きい)は、インスタンスが起動している時のみかかります。また後述しますが、使わないときはインスタンスを停止した状態にしておきましょう。

サーバー(EC2インスタンス)に接続しよう

それでは今度こそサーバーに接続します。

自分のPCの左下あたりにある検索窓に「rdp」と入れてください。最初からWindowsに標準搭載されている「リモート デスクトップ接続」というアプリが見つかるはずです。これはWindowsPCやWindowsサーバーに遠隔地からアクセスするためのアプリケーションです。クリックして起動しましょう。

小さなウィンドウが表示されると思います。「コンピューター(C):」の枠に、インスタンスのIPアドレス(後述)を入れましょう。入れたら「オプションの表示」を押します。

インスタンスのIPアドレスインスタンス一覧で自分のアクセスしたいインスタンスを選択した後、画面下の方の「詳細」タブの「パブリックIPv4アドレス」のところにあるピリオド区切りの数値です。コピーして貼り付けましょう。

RDPのウィンドウで「オプションの表示」を押すと以下のような画面になります。「ユーザ名:」に、「Administrator」と入れて、「接続」を押して下さい。

黒枠のところには先ほど入れた、インスタンスのIPアドレスが入る。

パスワードの入力を求められます。先ほどペアキーを使って取得したパスワードを貼り付けて、OKを押しましょう。

IDが識別できないという警告がでますが「はい」でOKです。(※Amazonのサーバーなのでよっぽど変なことはないと思いますが、自己責任で接続してください。当ブログの情報を参照して発生した不利益等に関して私は一切の責任を負いません。

しばらく待って、Windowsっぽい画面が表示されたらおしまいです。お疲れ様でした。

実はWindowsサーバーの画面や操作感は、通常のWindowsPCと全く持って同じです。普段PCを操作する感じで操作できることでしょう。

この先は、各ゲームでサーバーの建て方についての解説記事や動画等があると思うので、それを参考に進めていくと良いと思います。

不要なときは停止しておこう

途中でも書きましたが、EC2インスタンス料金はサーバーを起動中のみかかります。スペックにもよるかもしれませんが、かかる料金の中でインスタンス料金が一番高いです。

インスタンス一覧でインスタンスを選択し、右側の「インスタンスの状態」から「インスタンスを停止」するとインスタンスを一時停止状態にすることができます。

「停止中」はサーバーの情報はそのまま、動きだけを停止している状態です。この状態ではサーバーにRDPでアクセスしたり、ゲームサーバーとして活動させることはできませんが、インスタンス料金はかかりません。

IP料金とストレージ料金はサーバーの状態にかかわらずかかります。そこまで高い金額ではありませんが、長期間使わない、もう使わないのであれば「インスタンスを終了」して完全終了するのが良いでしょう。この場合サーバーのデータは消えるので注意してください。

ポート開放、ファイアウォールの設定(RDPで急にアクセスできなくなったときもこちら)

賃貸などでは自宅PCのIPアドレスが変動する場合があります。特に設定をいじっていないのに急にRDP接続ができなくなった場合もこの項目を参照してください(これで解決しない場合もあります)

今RDPで自宅のPCからWindowsサーバーにアクセスすることができていると思いますが、今作ったサーバーに、ゲームを使ってアクセスすることはできないと思います。
それもそのはず、現状では「あなたの自宅からEC2インスタンスへの、RDP専用で使うポート」のみが開放されている状態だからです。

ゲーム通信に必要なポートを開放しに行きましょう。やることは普通の自宅サーバーと同じですが、AWSでは操作がずっと楽です。

インスタンス一覧で管理したいインスタンスを選び、下画面の「セキュリティ」タブを開きます。

そこにある「セキュリティグループ」というところに青文字があるのでクリックしてください。

右の方にある「インバウンドのルールを編集」を押します。

下の方にある「ルールを追加」を押します。最初から1つだけあるのは「あなたの自宅からインスタンスへの、RDP接続用のポートを開放する」という設定です。

これでどのポートを開放するかは、お使いのゲームの開放すべきポートに従ってください。「タイプ」は、RDPなら「カスタムRDP」、TCPなら「カスタムTCP」を選べばよいです。

「ポート範囲」は開放するポート番号です。範囲と書いてありますが、複数の値を入力する方法はわかりませんでした。自分はポート番号を1つずつ入力しましたハイフンでつなげて書くとその範囲の複数ポートが開放されます。例えば「4000-4100」と書けば4000番から4100番までのポートが開放されます。開放するポートが複数ある場合は、左下の「ルールを追加」を押せばルールを追加できます

「ソース」の一個右のところが接続を許す相手のIPアドレスです。ホワイトリスト制なら、ここに許可した相手のIPアドレスを1つずつ手入力しましょう。不特定多数が参加するなら、次の方法を使います。

「ソース」の一個右に「0」と打つと候補に出てきますが、「0.0.0.0/0」というのを打てば、「そのポートの通信に関してはすべてのIPアドレスのアクセスを許す」ということになります。不特定多数が接続するゲームサーバーであれば、対象のポートに関しては全員の接続を許すので自然とこの形になると思います(よりよい選択肢があれば教えて下さい)。

ソースの右に「0.0.0.0/0」を入れると、「ソース」は自動で「Anywhere IPv4」になります。

必要なポートをすべて開放する設定ができたら、右下の「ルールを保存」を押しましょう。

※開放したポートについての、許可したIPアドレスからの通信はすべて許される(通される)ことになります。
サーバーがハッキングされる、不正利用されるリスクを防ぐため、極力必要なポートのみ、必要なIPのみを許可するルールを作成するよう心がけましょう。

急に接続できなくなった or 自分以外のPCもリモートデスクトップ接続できるようにしたい

「タイプ」をクリックして「RDP」を選び、「ソース」をクリックして「マイIP」を押すと、自分のPCのIPアドレスが自動入力されます。

先にも書きましたが、(グローバル)IPアドレスの固定化をしていない/できない環境の場合、IPアドレスは変動するのが普通です。ルーターの再起動や時間の経過などによってそれは発生します。インスタンス作成時に決めたルールでは「その時のあなたの自宅のIP」がRDP接続するのを許されているだけなので、IPが変わったら当然接続できなくなります

ここで再度設定し、新しい自宅IPからリモートデスクトップにアクセスできるようにしましょう。古い設定は消して構いません。

また他のユーザーにも自分の立てたインスタンスにRDP接続してほしい場合は、この設定で「ソース」に「マイIP」ではなく「カスタム」を選び、相手方のIPアドレスを手入力しましょう。現在使用中の(グローバル)IPアドレスを調べるにはこちらのサイトがお手軽です。

一応Windowsサーバーを立てた後のH3VR-H3MPの操作について

※H3VRはこのサイトでよく取り扱っているゲームの名前です。「?」となった方はこの項目は無視していただいて大丈夫です。

H3MP:https://thunderstore.io/c/h3vr/p/VIP/H3MP/

HeadlessServer:https://thunderstore.io/c/h3vr/p/Packer/HeadlessServer/

通常H3MPは、HMDを被った人がH3VRを起動することでホストになります。HeadlessServerを使えばHMDを接続しなくてもH3VRを起動し、更にH3MPのサーバーとなることが可能です。HeadlessServerMODは”deprecated”、つまり現行のH3VRのバージョンに対応していない”扱いになって”いますが、2025/07/27現在使用が確認できました。保証はしませんが、一応使えます。

WindowsサーバーにRDP接続した後の操作はHeadlessServer配布ページの指示に従えばよいです。一応翻訳、一部改変したものを乗せておきます。

【サーバーPCの設定方法】

サーバーPCにSteamをダウンロード
H3VRでSteamアカウントにログイン
H3VR (Alpha – Mod Safe Branch) をダウンロード※SteamVRはダウンロード不要。
H3VRを一度実行する。メインメニューにスポーンしたらH3VRを終了する。

Steamをオフラインモードに切り替える(Steam画面左上「Steam > Go Offline…」)。
R2Modmanをインストール
Headless Serverプラグインを追加する(前提MODは自動でインストールされる)
※サーバーに必要なModのみを追加してください。Modは少ないほど良い。

Headless Server Configを開く(R2Modman > Config editor > BepInEx\Config\Packer-Headless\config.json)。
設定を行う(詳細は配布ページ下記を参照)。

R2Modmanで「Start Modded」を押して起動
WASDを使ってワールドを移動できるようになります
右Alt + H を押すと、コンソールウィンドウにサーバーコマンドが表示されます。

ここに書いていないことを補足します。ポート開放だけ事前にやっておいてください。

①EC2のセキュリティ画面(この記事の見出しで言うと「ポート開放、ファイアウォールの設定」)で、あらかじめ使うポートの開放をしておいてください。特にこだわりがなければカスタムUDP、カスタムTCPでそれぞれ7861を開放すればよいです。

②Windowsサーバー側のR2MODMANでH3MPのコンフィグファイルを開き、開放したポート番号と同じポート番号が書かれているか確認してください。(左メニューの「Config Editor」→検索窓に「H3MP」→「BepInEx\plugins\VIP-H3MP\Config.json」を「Edit Config」

2回め以降のRDP接続について

固定IPが勝手に契約されると思い込んでいましたが、固定IPは自分から契約しない限り割り振られないようです。

インスタンス起動ごとにIPアドレス(パブリックIPアドレス)は変わるので、RDPで接続する場合もフレンド等にゲームで参加する場合も、新しいパブリックIPを使ってください

パブリックIPを固定化したい人は「Elastic IP」で検索してください。申し訳ありませんが今の自分には必要ないのとお金がかかるので、この記事での解説はしません…

※画像はインスタンスを停止中なのでパブリックIPがそもそもない状態になっています。

また手元のWindowsPCからRDPでリモート接続する際、「自分のローカルPCの、今入っているアカウント」でログインさせようとしてくるので注意してください。接続画面左下の「その他」を押し「別のアカウントを使用する」を押すと、パスワードだけでなくユーザ名も変更できるようになります。

サーバ上で自分でユーザを作っていなければ、ユーザ名にAdministratorを入れ、パスワードにペアキーで複合したパスワードを入れましょう、

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