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【H3VR】次世代MOD管理ツール「GaleModManager」の導入方法&使い方まとめ(Thunderstore用)【H3VR MOD導入方法Ver2】

※自分はH3VRを遊んでいるのでこの記事ではH3VRを軸に解説します。
ThunderstoreでMODが配布されているゲームであれば他のゲームでも通用する内容だと思います。Thunderstoreでは他にもValheim等のMODが配布されているようです。

こんにちは、まっちゃんです。

今日紹介するのはMOD管理ツール「GaleModManager」です。MOD管理ツールとはMODのインストールを簡略化してくれるソフトで、GaleModManager(以下Gale)はThunderstoreのMODを管理しやすくしてくれます。(※リンクはトップページ。ゲームのアイコンをクリックでそのゲームのMODだけ見られます。)

ThunderstoreのMOD管理ツールとしては長年R2MODMANが主力でした。R2MODMANが2019年と比較的歴史のあるMOD管理ツールなのに対して、Galeは2024年に登場したかなり新しいMOD管理ツールです。

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H3VRのMODの入れ方!必須ツールR2MODMANの導入方法・使い方 今日はMOD管理ツール、R2MODMANの使用方法を解説していきます。今回はH3VRで遊ぶ場合を基準に説明を行っていきますが、基本はValheimなど他のゲームでも変わりないはず...
重さとバージョン管理のやりやすさはGaleに劣るけど、初心者にとっての使いやすさはR2MODMANのほうが上かも…?

R2MODMANと比較した際のGaleのメリットデメリットは以下のような感じです。詳細はまた後で説明します。

古いMODバージョンを使うことが多い者として、個別アプデ機能が非常に便利なので最近はGaleを愛用しています。そこまでこだわりがなければR2MODMANを使用し続けても良いかもしれません。

【Galeのメリット】
動作が軽い(一瞬で立ち上がる)
ゲームのロードが早い(気がする)
インストール済みMODからアプデする際、可能なMOD一括ではなく、アプデするMODを選べる。
Config画面が見やすい
Thunderstoreへ追従が早い(R2MODMANはThunderstoreにMODが来てから数時間後に反映されるがGaleは一瞬で反映される)

【どちらとも言える点】
UIがシンプルでない(が、慣れたらこっちのほうが操作が早そう)
「MOD配布ページをブラウザで開く」操作が直感的でない(名前クリックで行けるが専用ボタンなし)
オンラインのMOD一覧がページ式ではなく、延々と下にスクロールできる
プロファイルをすぐ切り替えられる(が、そのかわりUIが非直感的

【Galeのデメリット】
MODのインストール中、完了するまでは他のことができない。

詳細はまた述べるとして、一旦インストール方法に移ります。

目次

ダウンロード

ThunderstoreのGaleのページに行き、中央右あたりにある「Manual Download」を押します。

ファイルサイズは小さいので、割とすぐダウンロードは終わると思います(※1表示はブラウザによって異なります。※2ファイル名はダウンロード時期によって異なります。)

これでダウンロードは終わりです。次にインストール(PC内で実際に使えるようにする作業)をしましょう。

インストール

エクスプローラー(黄色いフォルダとかを開くやつ)をダブルクリックで起動してください。画面の一番下に大抵あると思います。

まず左メニューから「ダウンロード」に移動してください。基本的には、インターネットからダウンロードしたファイルはここに入れられます。

先ほどダウンロードしたGaleインストーラーのZipファイルも個々にあるはずです。このZipをクリックして選択してください。

すると右上に「すべて展開」というボタンが出るので、それを押します。

ZIP展開用の画面が出るので、そのまま「展開」を押します。

展開したフォルダが自動で開かれると思います(もし開かれなかった場合は「ダウンロード」に出来上がったフォルダをダブルクリックしてください)

そのなかに「Gale_バージョン名_x64_en-US.msi」があるのでダブルクリックで起動してください。

Windowsから「知らない場所から配布されたアプリですが本当に起動して良いですか?」という旨の警告が出ます。「詳細情報」を押します。

詳細情報を押すと出現する「実行」ボタンをを押すと先に進めます。(当然ですが、インターネットから入手したファイルの実行は自己責任で行ってください)

セットアップウィザード(指示に応えるだけでソフトウェアを準備してくれるウィンドウのこと)が出ます。

Nextで先に進みましょう。

Galeのインストール先を聞かれます。保存場所にこだわりがなければそのままNextを押します。変更したい場合はChange…を押してください。

次の画面で「Install」を押すと実際にインストールが実行されます。

※諸事情で画像がありませんが、「Install」を押したあとに「この不明な発行元からのアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」ときかれるので「はい」を押してください。

この画面になったらインストール完了です。お疲れ様でした。Launch Galeにチェックが入ったまま「Finish」を押せば、Galeが自動で実行されます。

「ダウンロード」フォルダにあるインストーラー及びインストーラー展開前のZIPは、インストールが終わったら削除してしまってOKです。基本的にインストーラーはソフトウェア本体ではなく、「ソフトを使えるようにするための道具」なので、インストール後は消してしまって大丈夫なものがほとんどです。覚えておくとPC容量の節約になるでしょう。(※何事も自己責任でやってください)

Windows左下の検索窓で、Windowsにインストールしてあるアプリケーションを探すことができます。Launch Galeにチェックを外していた場合や、2回目以降の起動はここからどうぞ。

初回起動

Galeを初回起動すると、MOD管理をしたいゲームを選ぶ画面に出ます。自分の主に遊びたいゲームをクリックしてください(後で変更できます)

ゲームをクリックすると、「そのゲームのMOD等をどのフォルダに収納するか」を聞かれます。MODはたくさん導入すると容量が大きくなるので、不安なら容量の余っているドライブを指定することをおすすめします。

よくわからなければそのまま「Next」を押してください。

ここまで来たら初回設定は終わりです。お疲れ様でした。右上のバツでWelcome画面を消しましょう。

※※R2MODMANを導入したことがある状態で導入すると、「R2MODMANのプロファイルをGaleに移植するか」と聞かれる画面が初回のみ出た気がしますが、その画面を用意できませんでした。出た場合はスマホのGoogle翻訳カメラ機能を使うなどして対応してください。

基本の使い方

これがGaleの基本画面です。まずは最低限使うのに必要な機能を紹介します。

左上の「Launch game」は、押すとゲームが起動します。今はインストールしたばかりなのでMODがありませんが、MODがある状態で行えば、MODが導入された状態でゲームが起動されます。

1個下の「人影のアイコン」を押すと、自分のPCにインストールしたMODの一覧が出ます。

その1個下の「四角と虫眼鏡のマーク」を押すと、インターネット上にあるそのゲームのMOD一覧が見られます。

MODの導入

それではゲームにMODを導入してみましょう。四角形と虫眼鏡のマークから、ネット上のMOD一覧に移動します。デフォルトだと「最後に投稿/アップデートされた順」でネット上の全MODが並んでいます。

※R2MODMANとは違い、下方向に無限にスクロールできる。現在の設定なら、アプデ日付順でひたすら遡ることが可能。

細かい検索方法はまた後で説明するとして、今回はシンプルにMOD名で検索してみましょう。

今回はM14ライフルの派生型、M14 EBRの銃MODを導入してみます。

1:画面上部の検索窓に文字を入力すると、MOD名や一部の説明文にそれが合致するMODの一覧が出ます
2:導入したいMODをクリックします。
3:画面右側にMODの詳細ページが出るので、緑の「Install」ボタンを押します。

重たいMODだと「インストール中」を表すポップアップが出ることがあるので、しばらく待ちましょう。インストールが終わると右下のインストールボタンが灰色になり、Already Installedの表示になります。

1:左メニューの人影アイコンを押してみましょう。
2:先程は空っぽだったインストール済みMODの一覧でしたが、先ほど導入したMODが入っているはずです。GaleModManagerでは、必要な前提MODはすべて自動でダウンロードされます。今回はM14 EBRより上にあるものはすべてGaleによって自動ダウンロードされた前提MODです。(極稀な例外として前提MODが導入されないパターンもなくはないですが、その場合は自分で導入してください)

とりあえず、MOD導入自体はこれで終了です。

基本的にはMODを導入してゲームを起動すれば良いのですが、今回は登録されている前提MODのバージョンが古いものになっているので、一旦MODのアップデートの説明に移ります

MODのアップデート

導入したMODの中にバージョンが最新でないものが存在する場合、インストール済みMOD一覧最上部に緑のバナーが出ます。その中の「Update all?」を押してください。

アップデートできるMODの一覧が表示されます。右下のUpdate modsを押してください。一括でMODがアップデートされます。(アップデートしたくないMODがあればチェックを外してからアップデートしてください。また、右のベルマークを押すことでそのMODのアプデ通知が来ないようにできます。)

それでは、左上のLaunch gameを押してゲームを起動してみましょう。

導入したコンテンツがゲーム内で遊べれば、これでMODの導入(及びアプデ)は終了です。お疲れ様でした。

ブラウザからのMOD導入

R2MODMANのときと同様、Thunderstoreのブラウザページに行き(MODの例)、「Install with Mod Manager」を押すとGaleでMODがインストールできます。

ただし注意点があり、PC起動中に一度でもR2MODMANを起動してあるとそちらが優先されてR2が自動起動されてしまいます。

その場合はパソコンを再起動し、Galeのみ起動している状態で再度「Install with Mod Manager」を押してください。

「Install with Mod Manager」を押したあとGaleの画面に移り、入れたいプロファイルを選んで「Install」を押すとインストールされます。

MODの削除・一時停止

インストール済みMOD一覧で、消したいMODを右クリックして「Uninstall」を押すと、MODが削除されます。削除した場合、遊びたくなった場合は再度インターネットから入手する必要があります。

MOD一覧の右側にある、オンオフスイッチをクリックしてオフにする(左側にする)ことで、そのMODを一時停止できます。この状態だとPC上にデータは完全に残っていますが、ゲームを起動してもそのMODは読み込まれない状態になっています。

遊びたくなった場合は、同じようにオンオフスイッチをクリックしてオンにすればOKです。

オン:右側、緑色。 オフ:左側、灰色。

「他のMODの前提になっている」MODを削除しようとすると、以下のような画面が出ます。右下のUninstall allを押せば、選んだMODだけでなくそれを前提とするMODも削除されます(※消していいか自分で確認してから消してください。)(「関連する全MODが削除される」わけではありません。「依存関係にある」MODのみ消えます)

MOD設定

やや上級者向け機能ですが、MOD設定についても説明しておきます。

設定ファイルが用意されているMODを導入した状態で一度ゲームを起動すると、設定ファイルが生成されます(インストールしただけでは発生しません。一度ゲームを起動してください。)

左メニューの「紙と歯車のマーク」を押すと、設定ファイル一覧が見られます。基本MOD名=設定ファイル名のことが多いですが、違う場合もよくあります

今回は弾づまりが発生するMOD「Stovepipe」用の設定ファイル、「Failure To Eject」を編集してみましょう。(※記事外でStovepipeを導入し、一度起動したことにより設定ファイルができています)

1:設定ファイル名をクリックすると、その下に項目一覧が出現します。
2:編集したい項目をクリックします。

3:すると、その項目の編集内容が画面右側に表示されます。数値を入れる、チェックボックスを入れ外しするなどして編集してください。ハテナマークにカーソルを合わせると作者の方が書いた「その設定についての補足」が見られます。基本的にすべて英語なので、苦手な場合はPC画面翻訳ツールの「PCOT」を使う、「スマホのGoogle翻訳」の撮影モードを使うなどして対処してください。

Galeでは設定は自動保存されます。数値を書き換えたらすぐゲームを起動してOKです(従来のMOD管理ツールR2MODMANでは、設定を変えるごとに保存ボタンを押す必要がありました。)

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クリックするとGaleでの設定画面の説明に飛ぶと思います。

その他の機能

他ゲームへの遷移

Valheimなど、ほかのThunderstore対応ゲームに移動したい場合は、画面左上のゲーム名をクリックしてください。ゲーム選択画面が出るので、ここから他のゲームに移動できます。

MODのバージョン変更

機能面において、R2MODMANと比較したGaleの一番の強みはこれだと思っています。MODのバージョン管理が非常に便利です。

【H3VR】MODバージョンを下げる方法と、古いバージョンがおすすめなMOD3選【H3VR】MODバージョンを下げる方法と、古いバージョンがおすすめなMOD3選
古いバージョンがおすすめなMODはこの動画のコメント欄に追記していっています。(この動画自体は旧来のMOD管理ツール「R2MODMAN」でのMODバージョン管理がメイン)

すでにインストール済みのMODのバージョンを下げる

すでに最新版をインストールしてあるMODのバージョンを下げたい場合、まずインストール済みMOD一覧でMOD名を右クリックします。右クリックしたらメニューが出るので、「Change version」にカーソルを合わせます。

するとバージョンの選択肢が出るので、自分の入れたいバージョンを選びましょう。

バージョンが変わっていれば成功です。

※1.0.0→1.1.0でアイコンが変更されたので見た目も変わっているが、これはレアな例。

始めから古いMODを導入する

インストールする時点でバージョンを選びたいなら、もっと簡単です。インストールする際に緑の大きいボタンではなく、その右にある下矢印を押してください(押すと上矢印になります)。

するとバージョンの選択肢が(ある場合)出てくるので、入れたいバージョンをクリックします。

自分の選んだバージョンになっていれば成功です。

バージョンアップ通知をオフにする

古いMODを使っていると「アップデートしませんか?」という緑の通知が画面上部に出ます。これはR2MODMANでもそうでした。

気にせず使い続ければ問題はありませんが、気になる人は気になりますし、最新版を使いたいMODがアプデされた時に通知に気づきにくくなって不便ですよね。Galeではそれが改善可能です

ひとまず緑帯の中の「Update all」をクリックしましょう。

アップデートできるMODの一覧が出るので、ベルマークを押しましょう。押すと、アプデ可能MODの一覧から選んだものが消えます。

MODの名前自体には緑矢印がついて「アプデ可能」なことが示されつつも、画面上部の「アップデートしてください!」の帯は消えました。これなら、最新バージョンを常用しているMODがアプデされたときもすぐ気づけますね。

※アプデ通知を復活させる方法は軽く探した感じでは見つかりませんでした。心配な場合はベルマークにさわらないことを推奨します。

アプデの際にチェックを外してアプデすれば、アプデを保留することができます。たとえば下記の画像でUpdate modsを押せば、「Universal Shotgun Speedlader」「WebleyFosbery455」はアプデが保留され、「Helldivers 2 Ammo and Optics」のみがアプデされます。

細かい検索方法

「インストール済みMOD」及び「インターネット上のMOD」一覧では、文字入力で検索する以外に絞り込みや並び替えが可能になっています。1つずつ説明します。

降順昇順

初期状態では「Descending」と表示されている部分をクリックすることで、昇順降順を並び替え可能です。「Descending」は降順、「Ascending」は昇順です。

並び替えの基準変更

一番右上の初期状態だと「Last updated」となっているところをクリックすると、表示順を変更できます。内容は以下のとおりです。

Last updated:投稿もしくはアプデされた順(基本的にこれを選べばOK)
Newest:最後に投稿された順(アプデは含まない。初期バージョンが投稿された順。)
Rating:評価された順
Downloads:ダウンロードされた順

基本はDecendingにしておけば上で書いた通りの並びになりますが、Ascendingにすれば逆順にできます。

ジャンルによる絞り込み

2段目一番左の「Include categories」でカテゴリを選ぶと、そのカテゴリを含むMODのみを表示することができます。

この機能はあまり使っていませんが、Maps(マップ)はマップを探す時にたまに使います。

ジャンルは複数選択できます。例えばMapsとWeaponsを選択した場合は、「マップもしくは武器」が表示されます。

画像が読み込めない人のための一覧:

Ammo:弾薬
Audio:音関連(銃声変更などを含む)
Characters:Take & HoldやSupplyRaidのキャラクターMOD
Item:(あらゆる)アイテム
Libraries:前提MOD類
Maps:マップ
Modpacks:MODパック(1つ導入するとその人が選んだMODがすべて導入される)
Mods:謎の分類。よくわからない
Music:音関連でも、特にTake&Hold用のBGMが多い
NSFW:成人向け
Scene File:(実はよくわかってない)
Skins:銃のスキン(見た目)変更
Tools:小物など
Vault File:(よくわかってない)
Weapons:武器
Wearables:プレイヤーが着られるもの。アバターやバックパック、ボディアーマーなど。

ジャンルを指定して除外もできます。項目は先ほどと同じなので割愛します。こちらも複数選べますが、選んだジャンルがすべて表示されなくなります。(例えばAmmoとAudioを選んだら、弾関連と音関連は一覧に表示されなくなる)

右下の「Include」はほとんど使いませんが、一応紹介します。チェックを入れた対象が一覧に表示されるようになります。Enabled、Disabledはインストール済みMOD一覧でのみ機能し、Enabledは有効化されているMOD、Disabledは無効化(この記事では「一時停止」と表した状態)になっているMODを指します。

一番上のDeprecatedはやや特殊で、現行バージョンに対応していない(とされている)MODを指します。
例えばFTW Arms Better Unlock All(回復ソーセージなど普通のスポナーで出せないアイテムをアンロックするMOD)はゲーム本体のスポナー刷新によって「現行バージョンに対応していない」扱いにされましたが、実際は現在も使えます。「Include」の「Deprecated」にチェックが入っていないとそれらのMODは表示されないので、古いMODをダメ元で探してみたい時に使ってみてください。

プロファイル関連

プロファイルとは、MOD構成を保存できる機能です。例えばプロファイルAとプロファイルBを作って「Aはモダンな銃MODをたくさん入れたプロファイル」「Bはレトロな銃をたくさん入れたプロファイル」としておけば、気分に合わせたMOD構成で遊べます。
1つのプロファイルに入れたいMODを全部いれても良いですが、それと比べて重たくならない(ゲームの起動が遅くならない)、管理がしやすい、MOD設定を分けられる、といった利点があります。

ゲーム名の右にある、初期表示ではDefaultになっているところをクリックすると、プロファイルの基本機能が使えます。

最初はプロファイルがないと思うので、緑の「+ New profile」をクリックして作ってみましょう。

New profileを押すと、プロファイル名をいれる画面になります。半角英数なら何でもOKです。(初期設定だと初回起動時に決めたフォルダの中にデータが保存されますが、Use custom pathにチェックをいれるとMODの保存場所を自分で決められます。)

名前を決めたらCreateを押します。

MODが0個の新しいプロファイルが作成されました。もとのプロファイルに戻りたい場合は「Default」を押せばOKです。右のゴミ箱マークで不要なプロファイルを削除できます。

画面最上部の左側「Profile」を押すと、プロファイル関連の細かな機能が使えます。上級者向け機能が多いですが、このへんは覚えておいても良いと思います。

「Rename profile」で今いるプロファイルの名前を変えられること
「Duplicate profile」で今いるプロファイルをコピーできること

Duplicate profileを押したあとはコピー先の名前をつける画面になります。デフォルトだとコピー元(今いるプロファイル)と同じ名前が入っていて紛らわしいので、変えてから複製することをおすすめします。

MODパックについて

MODパックとは、複数のMODをまとめてダウンロードさせてくれるMODのことです。

大抵名前にModpackとついていたり「Guns(複数形)」となっていたりと名前からMODパックであると推測できますが、表示上は普通のMODと同様の1MODとして表示されます。

例えばこれは中世~近世の銃や大砲をまとめたMODパックです。Dependenciesをみて、何が内包されているか見てみましょう。(Dependenciesは依存関係見るところで、通常のMODの場合は押すと前提MODが表示されます。)

押すと、依存関係にあるMODの一覧が出ます。このMODパックをいれると、この6種のMODが自動でダウンロードされることがわかります。(MODパックには数十個、数百個のMODがまとめられたものがあり、ダウンロードに時間がかかることもあるので気を付けてください。)

今回は古い銃をまとめて導入したくなったということで、これをインストールしてみましょう。

複数のMODをダウンロード及びインストールするので、通常より時間がかかることが多いです。しばらく待ちましょう。(重たいMODだと単独でこの画面がしばらく出る場合もあります)

この画面が出ている間はGale上で操作不可能。右上のバツを押すとダウンロードがキャンセルされてしまうので注意。Galeの数少ない弱点の一つ…

「MODパック」「表示されていたMODたち」「表示されていたMODの前提MOD(今回はMuzzleScriptsが該当)」がインストールされたことが確認できました。このように、複数のMODをひとまとめでインストールできるのがMODパックの特徴です。

MODパックの注意点

さて、ここでMODパックに注意点があります。それは「入れるのは簡単だけど消すのは難しい」ということです。

「MODパック」を消してみましょう。

MODパックを削除

…MODは消えましたか?MODパックの名前及びアイコンだけが消えたと思います。

MODパックのアイコンが消えただけで、実質何も消えていない。

では次に、MODパックによって導入されたMODを1つ消してみましょう。今回は一番上にある「MuzzleScripts」を削除してみます。

MuzzleScriptsと依存関係にある、Percussion Pistolsは警告に出てきました。Uninstall allを押してみます。

MuzzleScriptsとPercussion Pistolsの2MODだけが消え、MODパック本体とその他のMODは残っています。

…結論として、一度MODパックを導入して消したくなったら、消すMODを1つ1つ選んで消していく必要があります

「新しいプロファイルを作ってそのMODパック専用にする」「MODパックはDependenciesを見て、ほしいMODだけを導入する」などの対策を取っておくことをおすすめします。

個人的にはMODパックはそのまま導入するよりも、Dependenciesを見て気になるやつだけ導入するスタンスを取っています。ダウンロード容量や時間も節約できますしね。

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ちなみに今回の画像で取り上げたBilliam_J_McGooniganさんは精力的に銃MODのMODパックを作成されています。

「Modpacks」のカテゴリがついていないのがほとんどですが、普通に検索窓で「Guns of」で検索すると色々出てきます。「Dependencies」でMODの一覧を見て、気になるMODをクリックで個別ページへ飛べます。

「Install with Mod Manager」を押すとGaleでMODがインストールできます。

※Dependencies画面を開きっぱなしだと選択画面が見られないので、先に消してからブラウザの「Install with Mod Manager」を押してください。
※R2MODMANとGaleが両方導入してある場合、一度でもR2が起動してあるとそちらが優先されてしまいます。その場合はPCを再起動してください。

Galeの画面に移り、入れたいプロファイルを選んで「Install」を押すとインストールされます。

ローカルMODのインストール

画面左上の「Import」を押して「…local mod(環境によっては全文表示されるかも)」を押すと、自分のPCにあるMODをインストールできます。

エクスプローラーが開くので、自作MODなどはここから選んで導入してください(あらかじめZipに圧縮してから、ここで選択)

※ボツMODが多いのでほとんど公開予定はありません。

その他

画面最上部の「Window」を押すと文字の大きさを変更できます。Zoom inで大きく、Zoom outで小さくできます。Reset zoomを押すと初期状態に戻ります。

ファイル管理・ファイル軽量化

一番左上のFileから、ファイル関連の作業ができます。

Open profile folderはプロファイルのフォルダ(≒MODの保存されているフォルダ)を見に行くことができます。
Open game folderを押すと、Steam等で保存されているゲーム本体のフォルダを覗けます。

地味に重要なのがClear unused mod cacheです。

GaleではMODをアンインストールしても、MODの一部のデータは残っています(再度インストールする際高速化するため)このClear unused mod cacheを押すと、どのプロファイルでも使われていないMODのキャッシュが削除されます。(自分は半年間Galeを使って今日初めて押しましたが、44GBファイルが削除されました。)

ディスク容量が減ってきたと思ったら、時々押してみても良いかもしれません。

※1個上の「Clear mod cache」は今導入されているMODも含めてキャッシュを消してしまうので、押さないようにしましょう。(同じMODを複数プロファイルで導入する際にこのキャッシュが使われているようですが、これを押してしまうとプロファイル事にダウンロードすることになり、容量が2倍になってしまうようです(警告文からの推測です))

旧来のMOD管理ツール、R2MODMANと比較した感想

2022年~2024年末あたりまではR2MODMAN、そこからはGaleを使っていたと思います。

R2MODMANと比較すると、「起動が早いこと」「MODのバージョン管理が楽(というかR2では個別管理がほぼ無理だった)」の2点が大きすぎてGaleで定住しています。

ただしR2MODMANと比較すると「複数のMODを同時にダウンロードできない」点は非常に痛いです。R2MODMANではダウンロードは裏で行われていたので、複数のMODを並列でダウンロードさせることができました。Galeでは1つダウンロードしている間は画面が固定化されるので、複数並列ダウンロードができません。

それ以外の点に関してははっきり言ってGaleは非常に優れています。

特にMOD設定変更が1ページではなくセクションごとに分割されているので、自分の弄りたい箇所がどこにあるのか探しやすいです。自動保存なのも地味に便利ですね。

R2MODMANではロードオーダー(MODの読み込み順)を自分でいじることができ、上にあるMODから順に読み込まれる(下にあるMODの方が優先される)特徴がありましたが、Galeでは自動的にロードオーダーが設定されているようです。並び順も自分で変えることはできず、「インストール日」「名前」などあらかじめ用意されたソートから選ぶ形になっています。ただMODを200個近く入れていても競合していないため、Galeのロードオーダー自動設定機能はかなり強そうです。今のところ実用面で困ったことはありません。

総合的に見てかなり使いやすいMOD管理ツールだと思うので、興味があればぜひ使ってみてください。

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