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【H3VR】ジャムるMOD「Stovepipe」の使い方・設定方法を解説

H3VRには様々なMODがありますが、その中には「ジャム」、つまり銃の弾づまりが発生するようにしてくれるMODがあります。MODの名はStovepipe。Stovepipeは空薬莢が銃のスライドやボルトに挟まってしまう実在するジャムの一種なのですが、それがそのままMOD名になっていますね。

MODのリンク↓
https://thunderstore.io/c/h3vr/p/Smidgeon/Stovepipe/

※画像はバニラの銃「Lewis Assault Phase Rifle」。マシンガン枠にあります。※ジャム位置デバッグ済み

目次

Stovepipeで発生するジャム三種類

このMODを導入すると、3種類のジャムが発生します。

H3VR - Clearing Jams (Stovepipe Mod)H3VR – Clearing Jams (Stovepipe Mod)
GasMaskさんの投稿を引用。時間があったら自分で撮影する

ピストルのスライドが戻りきらなくなる「Failure To Enter Battery」空薬莢がスライドやボルトに挟まる「Stovepipe」、弾薬が2重に装填される「Double Feed」の3種類です。戦闘はかなり難しくなりますが、臨場感が上がったり、古い銃を使うロールプレイが捗ったりするのでとてもおすすめなMODです。

※記事タイトルに「使い方」と書きましたが、基本は他のMODと同じように導入するだけでOKです。デフォルト設定で3種のジャムがバランスよく発生するようになっています。「この機能いらない」と思ったり「ジャムの確率を変更したい」と思ったらこれから説明する設定方法を試してください

本題

さてこのMODですが、設定を変更することでジャムの発生確率を変更できます。しかもジャムの種類ごと、そして銃のジャンルごとにです。数値一つで全然違ったゲームプレイが楽しめるので、興味があればぜひ挑戦してみてください。「入れてみたけどジャムが多すぎて全然戦えない!」という人にも役に立つと思います。

別のMODマネジャーで編集したり、テキストエディタで編集する場合でも設定項目自体は同じなので、R2MODMANの画面で説明しつつ、個人的なおすすめ設定も紹介していきます。

※※個人的な理由で「ダブルフィード」のジャムは普段使っていないのでそこだけ説明が雑になっています。詳しい方いましたら訂正お願いします。

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↑H3VRのMOD導入方法はこちら。

※この記事は長いので、上の目次に戻って自分に関係のありそうなところだけ読んでください。

R2MODMANでの設定方法

※MODは導入してあり、MODを導入した状態で1度ゲームが起動してあることが前提です。

1:左メニューの「Config editor」を押して移動します。

2:Config editorの画面に行くと導入しているMODが羅列されていますが、真ん中上部らへんに検索窓があります。ここに「failure」と入れましょう。fai くらいまで入れたところで「BepInEx\config\dll.smidgeon.failuretoeject.cfg(円マークはバックスラッシュと同じ意味です)」が見つかると思います。

3:設定ファイル名をクリックし、「Edit Config」を押しましょう。

Activation:3種類それぞれのジャムが発生するかどうかの設定

Edit Configを押すとジャムMODの設定画面に出ます。また後述しますが、R2MODMANでは入力内容は自動保存されないので、設定変更が終わったら右上の青い「Save」ボタンを押してください

最初のセクションは「それぞれのジャムの種類について、それが発生するか」の項目です。

薬莢が1つ挟まるストーブパイプ、薬莢が同時に2つ挟まるダブルフィード、ピストルのスライドが戻りきらず装填されなくなるBatteryFailureの3種類があります。お好みで、発生してほしいやつは「true」、発生してほしくないやつは「false」に設定してください。

※ここに限らず「true=真」「false=偽」です。これだけでも暗記しておくと後々便利なので覚えておいて下さい。

ところでFailureのカタカタ表記ってどうなると思いますか?フェイリュァ?フェイリャァ?

Debug Mode:デバッグモードの設定

次の項目はデバッグモードについてです。一番上の「isActive」をtrueにするとデバッグモードになります。Stovepipeで薬莢が挟まる角度は銃ごとに自動設定されていますが、それに違和感があった際、デバッグモードで矯正できます。(※1デバッグの実際のやり方は画像の下にて。)

writeToDefaultは「MODがアプデされたときに自分で決めた(薬莢の向きの)設定が新しいMOD側のデフォルト設定に上書きされなくなる/されるようになる?」設定だと思うのですが、文章がややこしくてどっちなのかわかりませんでした。説明欄にも「Do not use this」と書かれているので我々一般人は気にしなくて良い(使わなくて良い)と思います。英語得意な人いたらどっちなのか教えて下さい。

最後のEnabled Double Feed Debugは、isActiveがtrueかつこれがtrueの時、DoubleFeedのデバッグができるようになるようです。使ったことがないのでよくわかりません。「この設定をtrueにしている間はStovepipeのデバッグができないので、設定が終わったらfalseに戻すように」と記されています。

ここの設定についてですが、薬莢の挟まる位置や角度を設定したいときだけ使えばよいです。それ以外のときは使う必要はありません。

※1:デバッグモードの操作について

デバッグモード有効化中にゲームを起動し、銃を持っている方の手のスティックを右に倒しながら押し込むと、空薬莢が出現します。これを掴んで、Stovepipeが発生したときに挟まってほしい位置、挟まってほしい場所に薬莢を持っていきましょう。いい感じの位置におけたらもう一度右スティックを右に倒しながら押し込むことで薬莢が消えます。次回以降、ジャムった際に設定した位置で空薬莢が挟まるようになるでしょう。

※薬莢は一度掴んで手を離すともうさわれなくなります。失敗した場合は再度右スティック(以下略)の操作をして、いい感じの位置になるまで繰り返し挑戦しましょう。

※デバッグ調査中はボルトの位置も調整できます。手前で挟まってる感じにもできますし、チェンバーとギリギリで挟まってる感じにもできます。

Double Feedの設定

次に進むと、先にDouble Feedの設定があります。ここ以降は百分率での入力になります。1が100%、0.01で1%、0.001で0.1%です。どれくらいの確率で発生したら嬉しいかイメージしながら入力してみましょう。(後述する設定で実際の確率は変化しますが、また後述。)

上から1つ目がハンドガン、2つ目が長物での発生確率になっています。ダブルフィードは解除に手間がかかるので、有効にしている場合は低めの確率を設定しておくと良いでしょう。(※自分は上の設定でそもそもダブルフィードが起こらないようになっているのでこのセクションは弄ってありません

(前提として、Double Feedが発生したらマガジンを抜き、挟まった2つの弾薬を1つずつ取り除く必要があるのですが)3つめ、4つめの設定を変えると、その確率を引いたときにボルトを引くだけで弾薬が落ちるようになるそうです(が、自分の環境ではうまく動きませんでした)

5つ目、6つ目の確率は「(手で弾薬を取り除かなくても)ボルトを引き、かつ銃を振った時に弾薬が取り除ける確率」です。5つ目が下側の弾薬、6つ目が上側の弾薬についてです。

3~6つめの設定について、「上側の弾薬についての確率計算がなされるのは、下側の確率を引いた場合のみ」らしいです。「両方落ちない」「下側の弾薬のみ落ちる」「両方落ちる」の3種類のみあり、「上側の弾薬のみ落ちる」という状況は発生しないようです。

Failure To Enter Batteryの確率(ピストルのスライドが戻りきらないやつ)

ピストルのスライドが戻りきらなくなるジャムです。これも1が最大の百分率です。初期設定のままでも特に困らないと思いますが、変えたい場合は変えてください。

このジャムが発生した場合は「スライドを引っ張る」「スライドを掴んで奥に進ませる」「スライドを手前から叩く」の3つの方法で対処できます。

Stovepipeの設定

さて、ここで本題Stovepipeの確率設定です。種類ごとに細かく別れています。(昔のバージョンではデフォ設定が非常に高いものでしたが、2.1.0以降は常用に耐えうる値になっています。)普段遣いではデフォルト設定で良いと思いますが、めちゃくちゃジャムる設定を用意したので、ジャムりまくる世界で遊んでみたい方は使ってみてください。

ハンドガンの設定:
普段用:0.004(0.4%)
ジャム:0.08(8%)

ライフルの設定:
普段用:0.002(0.2%)
ジャム:0.09(9%)

チューブマガジンショットガン(着脱マガジン式はライフルの確率が適用される):
普段用:0.008(0.8%)
ジャム:0.09(9%)

オープンボルト銃(よくわからない方は「戦前の古いマシンガンやSMGに適用される」とおぼえてください)
普段用:0.008(0.8%)
ジャム:0.09(9%)

重要な設定

Stovepipeセクションの一番下に「Probability Next Round Doesn’t Chamber」という設定があります。これがだいぶ重要です。

普通Stovepipeでは、空薬莢が挟まってはいますが、薬室には次の弾薬が装填された状態になっています。しかしここで設定した確率を引き当てた場合、次の弾薬が自動装填されません

このMODのStovepipeは、ボルトを引っ張った状態で銃を振ることでも解除できます(ハンドガンはスライドを引くだけで解除可能)。しかし次弾は装填されているため、ボルトを引き切ると次の弾が排出されてしまいます。その方が現実的ではありますが、ゲームのジャム解除アニメーションなんかを真似する場合は不便ですよね。結論を言うと、この設定を1にしておけば、ボルトを引ききった際も次の弾薬が排出されなくなります

…文字で書くと何言っているかわからないかもしれませんが、この設定を0にしたときと、1にしたときで実験してみれば一目瞭然だと思います。もちろん0~1の間なら好きな数値にできるので、お好みの確率に変えてください。

Quality Of Life (遊びやすさ)

次のセクションは「遊びやすさ」の設定です。

Minimum Rounds Before Next Jam:
一度ジャムったときに、次にジャムが発生するまでの最低保証の弾数です。例えばここを5にしたら、ジャムったあと5発は必ずジャムらずに撃てるというわけです。

Use Probability Creep:
この設定をtrueにすると、タイミングによってジャムりやすさを調整して、「連続してジャムる」「全然ジャムらない」というバラツキが起きにくくなります。下の設定とセットで使ってください。(デフォ設定でtrue)

Number Of Rounds Before Probability is “Fully Charged”:
上の設定がtrueになっている時、実は「ジャムりやすさ」は最初設定した値より低い値になっています。撃つたびにジャムりやすさが上昇していき、ここで設定した弾数を撃つとジャムりやすさが最大=(設定で決めた値)に到達します。

デフォ設定では最低保証5発、忖度あり、確率最大まで30発、とだいぶ優しい設定になっています。ジャムの発生確率はパーセンテージで設定しましたが、実はこのセクションの設定が有効になっている状態では、基本設定した確率よりは低い確率でジャムが発生するのが実際のところです。

もしガンガンジャムを発生させたい場合は、ここの設定を「0」「false」「0」にしましょう。最低保証なし、忖度なし、最初から最大確立となり、設定したパーセンテージの通りにジャムが発生するようになります。

Galeでの設定

H3VRで使えるMODマネージャーとして、2024年に新しく出たGaleというMODマネージャーもあります。自分は現在こちらを使っています。あんまり時間がないので今のところ解説する予定はないですが、英語に苦手意識がない人だったらこちらの方が使いやすいと思います。

https://thunderstore.io/c/lethal-company/p/Kesomannen/GaleModManager/

(R2MODMANと比較した場合の)

【Galeのメリット】
動作が軽い(一瞬で立ち上がる)
ゲームのロードが早い(気がする)
インストール済みMODからアプデする際、一括ではなくアプデするMODを選べる。 (しかも、「アプデ通知をしない」MODを選べるので、旧バージョンのMODを使い続けたいときに便利)
Config画面が見やすい
Thunderstoreへ追従が早い(R2MODMANはThunderstoreにMODが来てから数時間後に反映されるがGaleは一瞬で反映される)

【どちらとも言える点】
UIがシンプルでない(が、慣れたらこっちのほうが操作が早そう)
「MOD配布ページをブラウザで開く」操作が直感的でない(名前クリックで行けるが専用ボタンなし)
オンラインのMOD一覧がページ式ではなく、延々と下にスクロールできる プロファイルをすぐ切り替えられる(が、そのかわりUIが非直感的)
【Galeのデメリット】
MODのインストール中、完了するまでは他のことができない。

Youtubeで自分が書いたコメント

Galeでは自動保存なので、Saveを押す必要はありません。

左メニューの「ファイルマーク+歯車マーク」から設定画面に行き、検索窓で検索します。設定ファイル名をクリックするとセクション名が出るので、それをクリックするとセクションごとに設定が可能です。
true/falseはチェックボックス式になっているので、trueにしたいときにチェックを入れてください。

数値入力は普通に自分で入れてください。はてなマークにカーソルを合わせるとデフォ設定や項目の説明が読めます。

併用おすすめMOD:マグが半刺さりになるMOD「MagBoop」

https://thunderstore.io/c/h3vr/p/Smidgeon/MagBoop/

MagBoopはマガジンが稀に半刺さりになるようになるMODです。半刺さりになったマガジンは、自分の手で叩くことで正常に挿入した状態にすることができます。

FPSのアニメーションを真似できて楽しいMODです。

併用おすすめMODと書きましたが、Stovepipeが前提MODとなっているため、MagBoopを導入すると自動でStovepipeも導入されます。ジャムがいらない場合はStovepipe側の設定でジャムが発生しないようにしてください

Actibation(3種類それぞれのジャムが発生するかどうかの設定)で、全部falseにしてあげればジャムは3種類とも発生しなくなります。

併用おすすめMOD2:マガジンでStovepipeを解除できる「ClearStovepipeWithMag」

https://github.com/CatalpaBow/ClearStovepipeWithMag

Stovepipeで薬莢が挟まったときに、マガジンで弾き飛ばしてやるとジャムを解除できます。銃を叩いてジャム解除するロールプレイに役立ちます。

一部機能しない銃について

「M3グリースガン」「BAR」など、オープンボルトの銃は一部(半数くらい)作動しないです。

以下の動画ではオープンボルトでもジャムMODが使用できる銃を、バニラとMODからそれぞれ紹介しています。概要欄の方にMOD配布ページのURLも載せてあるので使ってください。↓↓

https://www.youtube.com/live/u5qMaGFQb9w

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