※この記事はElona既プレイ向けで、Elinを始めたばかりの人向けの記事です。
Elinめちゃくちゃ面白いです。Elonaプレイヤーならまずハマります。
Elinを一言で言ってしまうなら「クラフト要素が増えたElona」です。もちろんアイテムや行ける場所が増えていたり理不尽要素が減っていたりと他にも色々とあるのですが、一番の変更点はクラフト要素でしょう。前作と比べてサバイバルクラフトゲームとしての要素が増えています。
その他の基本的なシステムは前作Elonaとだいたい同じなので、マウスでの操作にさえ慣れてしまえば前作プレイヤーはすんなりと入っていけるのではないかと思います。
逆に言うと雰囲気や難易度はかなりElonaに近いので、まだ未プレイの人はまず無料で遊べるElonaを触ってみても良いかもしれません。
→2024/12/3追記:Elinの無料体験版が配信開始しました。説明によると、フィート(≒自分のレベル)が10、拠点のレベルが3までしか上がらない以外、制限なくすべてのゲーム内容を遊べるようです。
自分がβ版で70時間ほど遊んだキャラがフィート総数27、拠点レベル4だったので、電ファミの記事で書かれているように、ちょうど40時間くらいは全く制限に触れずに遊べるでしょう。
序盤がまるまる遊べてしまうので、まずはこの体験版を遊んでみるのが良さそうです。Steamの販売ページからダウンロードできます。
↓一応、過去に自分が書いたElonaの初心者向けチュートリアルの宣伝。「とりあえず生き残る」のに必要な情報を厳選しています。
さて、そんなElinですが、個人的にはいくつか初見では気づきにくいポイントがあると思ったので説明していきます。特にElona既プレイの場合だと固定観念でよけい気づきにくくなっていることもあると思うので、この記事が役に立てば幸いです。
自分が躓いたポイントまとめ
さて、それでは本題。自分がElinをプレイしていて気づくまで時間がかかった点、困った点をあげていきます。
箱系のアイテムはインベントリの中で開ける
一番気づくまで時間がかかったのがコレです。
最初プレイしていた時「インベントリが小さいな。ゲームを進めてこれを広げていくのがゲームの一つの目標なんだろうな…」と考えていました。…が、別にそんなことはありません。
木箱、宝箱、荷物箱など、箱系のアイテムは地面に設置せずとも、インベントリの中でも開くことができます。
Elinの素のインベントリは小さいですが、箱系のアイテムを使うことで簡単に、そしてかなり拡張可能です。
序盤でお世話になる、軽くてそれなりに容量があるのが荷物箱(ダンボール箱)です。入手方法は簡単。各街にある宅配ボックスにアイテムをいれると…
入れた荷物が荷物箱に入って自宅に届きます。後はそれを拾えば自分の拡張インベントリとして使用可能です。
配送料の請求書がポストに入るので、支払いを忘れないように。
ちなみに余談ですが、宅配ボックスへは住民と同様ガード(兵士っぽい人)に話しかけたら案内してもらえます。今作のガードは各店の店主、依頼の届け先、徴税箱などいろんなところに案内してくれるので迷ったら話しかけてみましょう。
UIの隙間部分をクリックでウィンドウを動かせる
ゲームをプレイ中、メニューやインベントリの位置が変わってしまって困ることがあると思います。
Elinのすべての表示(ウィジェット)は、端っこのなにもない部分を掴むことで動かすことができます。おそらくうっかり触ってしまったのでしょう。
戻したいときはウィジェットの端を掴んでドラッグアンドドロップすれば、同様に戻すことができます。
自分は初期配置を気に入っているのでそのまま使っていますが、プレイヤーの好みに合わせて画面配置を変えることが可能です。
自分好みに調整可能
ウィジェットは自由に動かせるだけでなく、掴んで動かせるかどうかの設定もできます。
Escキーを押すと出るメニューから…
位置をロックしたり、「リセット」で初期配置に戻したり、テーマの保存や読み込みで他のデータで使っている配置を使用したりできます。配置が気に入ったらロックしておくと良いでしょう。
Shift+Fで射撃ターゲット切り替え
Elinではオート戦闘が追加されており、右クリックで敵を攻撃し続けることが可能です。
ただし、この方法ではキャラシートで設定した方法でしか攻撃してくれません。オートコンバットのタイプが戦士なら近接攻撃を行い、射手になっていれば射撃を連続して行います。
攻略やロールプレイの一環で、近接攻撃と射撃を併用することもあると思います。オート戦闘を戦士タイプにしておき、前作通りFキーで射撃すれば、そのようなプレイが可能です。
lキーかShft+*で狙いを買えていた前作とは違って、今作ではShiftキーを押しながらFキーで射撃ターゲットを変更できます。これは投擲や魔法のターゲットと共通です。
仲間への指示は自分のキャラシートから。一括指定のみ。
前作と同様「ペットの紐」というアイテムは存在していますが、2024/11現在機能はしていないようです。
一方で、自身のキャラクターシート設定からペットへの作戦を変更できます。
Vキーで開けるキャラシートの右下から「作戦」のタブに行き、下の方にスクロールすると「仲間の作戦」という項目があります。ここで「戦闘時にあなたのそばから離れない」を選んでおけば、戦闘中にペットが視界の外に行ってしまうことがなくなります。
elonaのヴァリアントでは仲間ごとに作戦を決定できるものもあるので、Elinもいつか仲間ごとに行動を設定できるようになったら嬉しいと思いました。
→リトルガーデンで売られている「遺伝子合成用の脳細胞」を使用することでペットの戦闘AIを変更できるようです。
知っておくとお得な情報
上の項目では知らないと摘むレベルの知識について紹介しました。この先では知っておくと便利な情報をまとめていきます。まだプレイ序盤なので、もしかしたらここに今後追記していくかもしれません。
回復魔法は味方にも撃てる
「癒しの手」の魔法が見つからない!と思ったそこのあなた。そうです。今作には癒やしの手はありません。しかし、その他の回復魔法も味方に使うことができます。
魔法を「ミドルクリック長押し」すると手に持つことができます。この状態で対象を右クリックすれば、その相手に魔法をかけられます。また、対象が「自身/全体」となっている魔法は右クリック長押しで1ターンのうちにパーティ全員にかけることができます。(当然、MP消費は増えます)
魔法を手に持って対象に使うのはバフデバフ魔法や攻撃魔法でも有効です。マウスカーソルを合わせると出てくる説明の「対象」の欄をよく見てみましょう。
「情報屋」で宝箱を解錠してもらえる
ネフィアなどで手に入る宝箱。解錠スキルが足りないと開けられないと思います。しかし今作の宝箱はそこまで重たくないので、拾って持ち歩くことができます。
街にいる「情報屋」に話しかけて「宝箱の解錠を頼む」という選択肢を選べば、お金と引き換えに宝箱を開けてもらうことができます。
納税箱も徴収できる
Elinでは街ごとに個別の「家具徴収チケット」があり、それを使用することで街にあるアイテムを徴収できます。ありとあらゆるアイテムが徴収可能です。この制度で今の実力ではクラフトできない家具等も徴収できるのですが、ミシリアにある「徴税箱」も例外ではありません。
家具徴収チケットを手に持って徴税箱を右クリックすれば、徴税箱を入手可能です。(長く使っていたキャラだと3枚で徴収できましたが、新キャラでは5枚かかったので、魅力か素材などなんらかの要因で値段は上下しそうです)
家具徴収チケットはクエストクリアでたまに手に入るほか、クエストクリア溜まっていく「影響力」というポイントと引き換えに入手することもできます。家具徴収チケットはその街の秘書や長老が販売しています。
ソートと優先度設定でアイテムの自動振り分け
各インベントリの右端あたりにあるスパナマークからアイテムの振り分け設定ができます。アイテムを拾った時、指定した種類のアイテムを自動でそのインベントリに入れてくれる便利な機能なのですが、「優先度」をあげてやらないと機能しないので注意が必要です。
もともとのインベントリにも優先度設定があるのであげてしまっていないか注意しておきましょう。素のインベントリの優先度より箱系アイテムのインベントリ優先度を高くしてやれば、拾ったアイテムが振り分け設定したアイテムの時に自動で箱系アイテムのインベントリの方に収納されます。
その他
※記事内の画像内に見たことのないバフがかかってるのが写ったと思いますが、これは妹MODの影響の一部です。今作はMODに公式対応しておりすでにSteamワークショップで色々公開されています。
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=3358081949&searchtext=
情報収集
Wiki(Ylvapedia)
Elinについて取り扱っている有志Wikiです。情報量が多く一通り見ておけば大体の疑問が解消します。
今回紹介したような詰まりやすいポイントについて、「よくある質問集」というこちらのページも役立ちます。
https://ylvapedia.wiki/wiki/Elin:%E3%82%88%E3%81%8F%E3%81%82%E3%82%8B%E8%B3%AA%E5%95%8F%E9%9B%86
公式ディスコードサーバー
ElonaとElinの公式ディスコードです。Elin用の質問チャンネルで質問をすることができます。
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